文系からでもプログラマーになれる!その理由とは?
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  • 2018.01.01

    文系からでもプログラマーになれる!その理由とは?

    プログラマーの中には文系出身者も数多く存在しているということを知っていますか?

    プログラマーは「理系」というイメージが強い職業です。しかし、IT技術の進歩は、コンピューター内部の演算処理を包み隠し、機械語からより人間の言葉に近い言語での開発を可能にしました。

    多くの人々が開発に携わることができるように開発環境も進化し続けているのです。

    文系からでもプログラマーにはなれるのか

    IT先進国であるアメリカには「文系」「理系」という括りは存在しません。日本でも数年前から「文系」「理系」という区別自体の不要論が取りざたされることも増えてきましたが、実際に最終学歴の専攻分野が技術者になるための足枷になることがあるのでしょうか?

    情報処理推進機構(IPA)が発表したIT人材白書2017によると、“IT企業のIT技術者の最終学歴での専攻”は「情報系」が38.9%、「理学系」が7.9%、「工学系」が14.9%、「その他の理系」が2.2%で、残りの36.1%は「経済学(14.7%)」や「文学系(5.9%)」、「法学系(4.1%)」その他などでした。

    また、“新卒IT人材を採用した際に重点的に採用した学生の割合”は、「情報系」が32.0%、「理系」が13.5%で、残りの54.5%は「文系(1.2%)」および「こだわらない(53.3%)」というものでした。

    つまり、実際の現場で活躍している技術者のうち約3分の1はいわゆる「文系」という括りの出身者であり、また、新卒採用の際にも「情報系」に優位はあるものの、半数以上の企業が最終的な専攻分野にはこだわらないという傾向が見られます。

    コンピューターの専門的な知識を学べるのは「情報系」と言われる専攻分野であり、「理系」ではプログラミングを勉強する機会はほとんどありません。そういう意味では、プログラマーとしてのスタート地点は「文系」も「理系」も同じ位置であると言えます。

    文系でもプログラミングができる理由

    人工知能(AI)の分野や数理モデルなどを扱うコンピューターシミュレーションなどにおいては、微積分学、線形代数学、確率・統計学など、大学レベルの数学の知識が前提として必要です。また、組み込み開発においても、扱う言語が機械語に近いことが多いため、数学的な知識が必要になる場合があります。これらの現場で文系出身者がプログラマーとして活躍するのは少し難しそうです。

    しかし、上記以外であれば、専門的な数学の知識がなくても十分にプログラミング作業を行うことが可能な開発現場は多く存在します。

    数十年ほど前までは高級言語の中でも比較的低水準と言われるC言語が主流であり、コンピューターのメモリに影響するような記述やビット演算なども直接扱えたため、プログラミング作業中に数学的な知識を必要とする場合もありました。

    しかし、それ以降、プログラミング言語はコンピューターの内部を意識する必要のない、より高水準なものへと進化し続け、現在のプログラミング作業というのは、細かい内部の計算を意識しなくとも、論理を組み立てていくことで完成できるようになりました。

    そもそも、プログラミングとは、実行したい動作の手順をコンピューターに一つ一つ教え込んでいく作業です。例えば、『朝起きて学校に行く』という動作をプログラミングしてみると、目を覚ます → 体を起こす → ベッドから降りる → … などという細かい手続きの連続になります。このような手続きの中で、何度も顔を洗ったり、必要な荷物を忘れたりしないように、道を誤ったり、通れない道が存在した場合なども考慮しつつ、確実に一番早く学校に行ける手順を組み立てます。この作業を行う上で「文系」「理系」の違いでどちらが優位ということはありません。

    更に、技術者は合理的なことが大好きなので、できるだけ効率の良い開発環境を目指してきました。例えば、頻繁に使われる機能を部品化したり、システム全体の標準的な部分を統一させ、機械に近いレベルの部分をできるだけ意識せずに、ユーザー要求のみを論理的に検討できるようにしたりするためのフレームワークも生まれました。

    基本的に人材が不足しがちなため、上級プログラマーではない一般的なプログラマーでも気軽に開発に参加できるように、開発環境が整えられてきたのです。

    一方で、プロジェクトを組んでチームで行うことが多いシステム開発の現場では、開発者同志のコミュニケーションは何よりも重要です。

    円滑に開発を進めていくためには、チーム内で技術や作業進捗などの情報を共有することが必須になりますが、そのためのコミュニケーション能力は「文系」「理系」という括りで区別されるものではありません。

    また、同様に重要であるユーザーとのコミュニケーションにおいては、技術を全く知らない立場からスタートした文系出身の技術者の方が、ユーザーの気持ちを理解し易いと言えます。システムを利用するのはあくまでも一般ユーザーです。一般ユーザーと技術者の常識には大きな隔たりがあり、技術に精通している時間が長いほどその溝は深くなります。

    ユーザーの気持ちを推し量り、できるだけ理解しやすい言葉で会話をしたり、ユーザーにとって分かり易い仕様を提案したりできるのは、技術を客観視し、ユーザーの立場に立ってシステムを見ることができる、文系出身の技術者のメリットです。

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    文系からプログラマーになるには

    理系出身の人のように数学の知識がないとプログラマーになれないと思っている人は多いですが、文系の学部を卒業してプログラマーになっている人は多くいます。なぜならプログラマーのすべての仕事が数学を必要とするわけではないからです。

    文系出身の人がプログラマーになるには、まずはRubyやPHPといったプログラミング言語を習得できるまで学習してみることをおすすめします。独学で習得することができればそれだけでプログラマーとしての適性があることの証明になります。

    コードを書いてプログラムを組むことが楽しいと感じたら、そこから転職エージェントなどに登録し就職活動をするのがおすすめです。現在プログラマーは深刻な人手不足の状態なので、企業によっては未経験でも雇ってくれます。

    志望動機の書き方

    就職、転職活動をする時に履歴書などの志望動機にはどのような内容を書くのが正解なのでしょうか。

    プログラマーを雇いたい企業が知りたいのは現状のプログラミングスキルとプログラマーとしてのポテンシャルです。なのでこの2点を志望動機でしっかりとアピールすることで採用される可能性はぐっと上がります。

    未経験OKでプログラマーを募集している企業もありますが、就職、転職活動を始める前になるべくスクールに通ったり動画学習サイトで独学をしたりして事前にプログラミングに触れておくことをおすすめします。独学の経験があることを面接などで伝えることで採用率は上がります。

    実際に文系出身のプログラマーはいる

    今現在プログラマーとして活躍している人の中に文系出身の人は数多くいます。なぜならプログラマーの仕事内容は必ずしも理系出身の人が学んできた数学などの知識が必要なわけではないからです。

    つづいて文系出身でもプログラマーになれる理由3つを詳しく紹介します。

    理系の知識が必須なわけではない

    AI(人口知能)の分野やデータサイエンスでは統計学などの専門的な知識が必要になり、理系出身の人たちでないと内容を理解すること自体が難しい仕事もあります。

    しかしアプリケーション開発やコーディングなどの業務に関しては特に数学の知識などは必要ありません。なので文系出身の人でもしっかりと必要なプログラミング言語を学習すればプログラマーの仕事をすることはできるのです。

    コミュニケーション能力は文理の括りはない

    優秀なプログラマーというとプログラミングの技術が高く、とても頭の良い人、というイメージがあると思います。しかしプログラマーにとって大切な能力は技術の高さだけではなく、コミュニケーション能力もとても大切です。

    大規模なシステム構築やアプリケーション開発の場合、チームで一つのプロジェクトを進めていくことになります。そしてプロジェクトを成功させるにはチーム内でこまめに情報を共有したりするコミュニケーションが欠かせません。

    コミュニケーション能力は文系、理系問わず工夫をすれば養うことができる能力です。話している相手が何を望んでいるか想像する習慣をつくることがコミュニケーション能力を高めるコツです。

    人材が不足しがち

    今は年々スピーディにIT技術が進化し様々な場所で活用されています。IT技術の進化と一緒にプログラマーの需要も年々高まっていますが、そもそもプログラマーの人工が低く、現在プログラマーは深刻な人手不足の状態がつづいています。

    そのため文系、理系問わず常にIT企業などは人材を募集しています。企業によっては未経験スタートOKでプログラマーの採用をしているところもあります。とにかく人材確保をしたい、というのがプログラマーを雇いたい企業側の気持ちです。

    英語が理解できる

    英語のリーディング能力が高い方がプログラマーはエラー修正の時などに有利です。なぜならエラーを修正する時、プログラマーは英語のみで書かれているサイトを参照することもあるからです。

    日本語のサイトでエラーコードなどを見つけられなかった時、「Stack Overflow」といった英語で記述されているQ&Aサイトなどを参照します。なので英語を読めた方が的確にエラーを修正できる可能性が上がるのです。

    経営が理解できる

    プログラマーが開発するWebアプリケーションやiOSアプリケーションは実際に利用してくれるユーザーがいてこそつくる意味があります。そしてユーザーのニーズがあるかどうか知るためにもプログラマーは経営について理解できた方がいいです。

    開発するアプリケーションの人気が上がりやすい分野はどこなのか、またどういった収益のあげ方がベストなのかなど、コードを記述したその先まで想像できると優秀なプログラマーになれやすいです。

    新しい知識を学ぶ意欲・向上心がある

    プログラマーは常に新しい技術、言語を学びつづけている必要があります。なので常にIT技術などを情報収集する意欲、またプログラミングスキルを上げる向上心があるとプログラマーとして成長できます。

    プログラマーとして就職、転職に成功したあともキャリアアップ、スキル向上のために独学を継続できる人が伸びるプログラマーです。また人より知的好奇心が強い人もプログラマーとして成功しやすいです。

    文系におすすめのプログラミング学習法

    つづいて文系出身の人におすすめしたいプログラミング学習方法を3つ紹介します。

    スクールに通う

    まずはプログラミング言語を一つ習得したい人におすすめなのが、プログラミングスクールを利用することです。

    現在はインターネットがあるため独学でプログラミング言語を習得できる環境は十分に揃っていますが、初心者のうちはスクールなど分からないことを質問できる環境に行くのがおすすめです。

    オンラインスクールに登録

    プログラミングスクールは通学するタイプの学校とオンラインで学習できるタイプの学校があります。そして仕事が忙しくて通学する時間がない人はオンラインスクールを利用するのがおすすめです。

    プログラミングのオンラインスクールでは予習、復習用の教材で勉強をしながら不明点をオンラインでメンターや講師の人に聞く、という形式の学校が多いです。オンラインで進捗報告などもできるので、独学のみで進めるよりも学習は捗りやすいです。

    本やブログで独学

    一人で淡々と勉強や作業ができる人は、プログラミングの本や技術ブログを読んで独学で学習を進めるのがおすすめです。

    優秀なプログラマーの人のほとんどは独学ができる人です。最初は辛く感じても、不明点をインターネットで検索して自分の力で解決できるようになれば、プログラミングスキルはぐっと向上します。

    文系プログラマーにおすすめの本・参考書

    つづいて文系出身のプログラマーにおすすめしたいプログラミングの本3冊を詳しく紹介します。

    [改訂新版]これからはじめるプログラミング基礎の基礎/谷尻かおり(著)/谷尻豊寿

    こちらの本はプログラミング学習をはじめる前に読んでほしい一冊です。プログラムを組むために必要な基礎知識、またプログラムというものの考え方などについて書かれています。

    一つのプログラミング言語の学習を始める前に、プログラミング基礎を学びたい人におすすめの一冊です。

    プログラムはこうして作られる プログラマの頭の中をのぞいてみよう/平山尚(株式会社セガ)

    こちらの本はプログラミングについて教えてくれる本というよりも、プログラマーが一つのプログラムを完成させるまでの思考過程について詳しく書かれている本です。

    プログラミング初心者がプログラムを組む時、どのような考え方をして組んでいくのが良いのかが詳しく解説されています。プログラマーの思考方法について学びたい人におすすめの一冊です。

    ちゃんと使える力を身につける Webとプログラミングのきほんのきほん/大澤文考(著)

    こちらの本はプログラミングの中でもWebプログラミングについて学習したい人におすすめの一冊です。

    本書ではWebサイトがコンテンツを表示する仕組み、またCookieやライブラリ、フレームワークといった言葉の意味なども詳しく解説してくれます。はじめにWebアプリケーション開発をしてみたい人は本書を読むことをおすすめします。

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    文系からでも挑戦できる!

    IT技術が進歩した現在では、AI技術開発などの現場を除けば、特に専門的な数学の知識を必要としなくともプログラミングを行うことが可能なため、文系出身者でも十分にプログラマーになることができます。

    中でも英語や経営学などが得意なプログラマーは重宝される可能性が高いでしょう。

    また、今後のIT業界の変革は社会全体にまで影響を及ぼすものであり、プログラマーに求められるものは、「文系」や「理系」といった括りの中で収まるものではなくなっています。

    社会を洞察し、ビジネスとデジタルの在り方を常に模索し続け、新たなデジタル時代を切り拓いていくことが、これからのプログラマーが担っていく役割なのです。

    もし、本気でプログラマーを目指すなら、プログラミングスクールに通うことも検討しましょう!

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