

私自身プログラミングを覚えてサービスを立ち上げて4年が経ちました。
未経験からエンジニアになるにはどうしたら良いのか、プログラミングを覚えて起業したり、今の仕事にアドオンさせるにはどうしたら良いのか長年考え続け、現在もポテパンキャンプというプログラミングスクールを運営しております。
今回はできる限り第三者目線で、今までの経験値踏まえ、
プログラミングスクールに通うと選択した方向けに注意すべきポイントをまとめさせていただきました。
プログラミングスクールを選ぶ上での重要なポイント
プログラミングスクールを選ぶ際にどのような事に気を付ければよいでしょうか?
プログラミングスクールを選ぶ際に注意したいポイントはいくつか存在します。以下で気を付けるべきポイントを順に見ていきましょう。様々なプログラミングスクールがあるのですが、共通して大事なポイントは下記になりますのでご確認ください。
カリキュラムが実践的なものか
プログラミングを覚えて何かしたいという方には実践的なカリキュラムをやらないと意味がありません。
写して動いたのを確認して終了という教材では実際にはサイトは作れないからです。
実際にサイトを作れないカリキュラムに高額な受講料を払うことにならないためにも、実践的な事を教えてくれるプログラミングスクールなのかは確認しておきましょう。
実際にWebエンジニアを輩出しているスクールは実践的な内容を教えているという基準にもなります。
カリキュラムでどんな事をやるのか、ただなぞるだけではない実践的なカリキュラムが用意されているのか、確認しておくといいでしょう。
講師陣のレベルの高さ
実際にプログラミング学習をサポートしてくれる講師陣のレベルも確認しておきましょう。
基本的にプログラミング初学者が学習でつまずくのは「エラーが出て何が何だかわからなくなって諦めてしまう」という理由が多いです。
経験が豊富な講師陣は、エラーが出た際にどこが原因かを経験値からすぐに導き出すことができます。
そのためつまずくことが減りますので講師陣はできる限りレベルの高いスクールを選ぶ事をお勧めします。
高額なスクールでも講師陣のレベルが低い場合がありますので、しっかりと確認を取っておきましょう。
受講料
高額だから良いスクールかというとそうではありません。
最終的には料金は非常に大きな要素となるのでしっかりと確認しましょう。
総額いくらかかるのか、キャッシュバックはあるのかなど要チェックとなります。
卒業生の何割がWebエンジニアになっているか(エンジニア転職希望の場合)
エンジニアといっても多くのポジションがあり、全てがリモートもできて高収入というわけではありません。
誰でもできるポジションもあり、そのようなポジションで経験を積んでいると本来の希望であるWeb系に移る事が出来なくなってしまいます。
そのため卒業生が開発をしているWebエンジニアになっているのかが重要となります。
ここの確認をしないとニーズの少ないエンジニア職に就くために高額の受講料を払うこととなってしまいます。
オフラインスペースがあるかどうか(通学したい方の場合)
プログラミングスクールはオンラインで完結するスクールが多いのですが、通学してプログラミングを学びたいという方もいるかと思います。そんな方にはオフラインスペースがあるかは重要ですし、オフラインスペースで講師陣に質問ができるかというのも非常に重要になってきます。
特にパソコンの操作を含め初歩的な内容からの学習の場合は、オフラインスペースがあって対面で聞けた方がおすすめです。
- カリキュラムが実践的なものかどうか
- 講師陣のレベルの高さ
- 受講料
- 卒業生の何割がWebエンジニアになっているか
- オフラインスペースがあるかどうか
確かな情報からプログラミングスクールを見てみよう
情報はちゃんとしたところから仕入れよう
巷に溢れているプログラミンスクールの情報はどうしてもポジショントークになってしまいます。
そのため自分の物差しで確認できれば一番良いと思いますのでチェックポイントをまとめてみました。
実践的なカリキュラムかどうかは卒業生からわかる
実践的なカリキュラムという言葉はかなり曖昧ですし、初心者の方は何が実践的かってのはわからないですよね。
では何を基準に見れば良いのかということですが、「卒業生がWebエンジニアになれているスクール」が実践的なカリキュラムを行なっているスクールかと思います。
卒業生がWebエンジニアになっているという事は、IT企業から認められるほど実践的なレベルという事ですので、カリキュラムのレベルも高くより実践的と考えて大丈夫でしょう。
Twitterの卒業生のツイートや、インタビュー記事などを読んでみましょう。
講師の採用情報から講師のレベルを確認しよう
プログラミングスクールがどうゆう必須条件で講師を募集しているかは講師のレベルを判断できる基準になります。
しっかりと経験のあるエンジニアを募集しているかは確認すると良いでしょう。
受講内容と同じ開発環境で実務経験がある人が講師をしているのがベストです。
ポテパンキャンプの講師採用情報
【必須スキル】
・Ruby on Railsを用いた現場での開発経験
・Web系現場での開発/レビュー経験
・週10時間以上作業可能な方(リモート可)
DIVE INTO CODEの講師採用情報
《必要な能力、経験》
1:後進の育成経験や育成する機関が社会に必要と思っている
2:数人規模の開発チームでのアジャイル開発経験:フルタイム勤務で 2年以上の経験想定
3:オブジェクト指向スクリプト言語Rubyを活用したWebアプリケーション開発経験:フルタイム勤務で 2年以上の経験想定
DMM WEBCAMPの講師採用情報
【WEBアプリケーション開発コース】
HTML/CSS/Ruby/Ruby on Rails/JavaScript【必要経験年数】
上記スキルのいずれかにおいて業務経験1年以上
スクールの受講料の総額を確かめる
実際に申し込んだら料金が違ったとならないよう、あらかじめ受講料は確認しましょう。
スクールによって入会金が必要だったり、キャッシュバックがあるスクールもあります。
今回は比較的名前を聞くスクールの料金帯を確かめたいと思います。
転職向けのコースと一般学習向けのコースで料金が分かれているケースが多いので、その点も分けてまとめてました。
ポテパンキャンプの受講料
<転職向け>
選抜クラスビギナーコース:
300,000円(税別)/4ヶ月 *転職成功で全額キャッシュバック選抜クラスキャリアコース:
250,000円(税別)/3ヶ月 *転職成功で全額キャッシュバック<一般学習>
オープンクラス:100,000円(税別)/2ヶ月
DIVE INTO CODEの受講料
<転職向け>
Webエンジニアコース(就職):
入学金 100,000円 (税込)
コース料金 498,000円 (税込)
計 598,000円(税込)/4ヶ月<一般学習>
Webエンジニアコース(新規事業):
入学金 100,000円 (税込)
コース料金 498,000円 (税込)
計 598,000円(税込)/約4ヶ月
TECHCAMPの受講料
<転職向け>
短期集中スタイル:598,000円(税別)
オンラインスタイル:498,000円(税別)
*2019年3月からの新料金<一般学習>
入会費用148,000円
14,800円(税別)/1ヶ月
DMM WEBCAMPの受講料
<転職向け>
498,000円(税別)/3ヶ月<一般学習>
128,000円 (税別)/1ヶ月
それでもプログラミングスクールで迷ったら
プログラミングスクールを調べているといくつか候補が出るケースがあります。
そんな時にはTwtterや実際にカウンセリングに行って話を聞いてみましょう。
ブログの情報のみを鵜呑みにするのはあまり得策とは言えません。
Twitterで口コミを見てみよう
検索に出て来たブログには企業からお金をもらって書いているケースもあるため情報が偏りがちです。
そんな時はTwitterの口コミなどを見てみましょう。
そのスクールを利用した人がどんな事を言っているのかチェックするととても参考になります。
また、どんな受講生がいるのかも結構大事な要素になったりします。
気になるスクールがありましたらTwitterで情報を調べて、実際の口コミを確認しましょう。
実際に申し込んでカウンセリングを受けよう
各社サイトから申し込むとカウンセリングの案内がありますので、実際に担当の人と話をしてみましょう。
カウンセリングでは「講師陣のレベル」「カリキュラムが実践的かどうか」「総額いくらかかるか」は最低限確認してください。
実際に行く事でより詳しいスクールの内容を確認できますので、数社話を聞きにいっても良いかと思います。
プログラミングスクール選びは慎重に
プログラミングスクールは結構高額です。
自分の希望に添えるスクールでないと高い受講料だけ支払って何も身につかないという悲しい結果になってしまいますので、慎重に選ぶことをおすすめします。
また、プログラミングがそもそも合わないというケースもありますので、まずはProgateなどのわかりやすいサービスでプログラミングの適性を確かめてみるのもおすすめです。
上手くプログラミングスクールを活用してスキルアップを目指しましょう。
他にも私が書いたプロが教えるシリーズを下記にまとめていますので、よければご覧くださいませ。
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