プログラマーは残業なしで帰ろう!残業時間の実態と会社の見分け方
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  • 2017.05.06

    プログラマーは残業なしで帰ろう!残業時間の実態と会社の見分け方

    IT業界における残業は有名な話です。それが問題視され始めたのは2000年代に入ってからですが、その前から過酷な残業が行われていました。しかしそれでは優秀なプログラマーは確保できないので現在は各企業とも対策を講じています。その実態を見てみましょう。

    プログラマーは残業が多いの?

    プログラマーは残業が多い業種として有名です。「きつい」「帰れない」「給料が安い」の3Kと言われ、プログラマー職のイメージ失墜になりました。これはどういうことなのか個別に見ていきましょう

    「きつい」とは、仕事がきつい状況で行われている事柄を指します。予定通りのスケジュールで進んでいればこの様なことにはならないのですが、そうではないので起こります。なぜそうなるのかというと要件定義から基本設計の段階で完全に仕様が固まっていない段階で受注契約を結んでしまうために発生します。仕様が確定していないので製造途中で設計変更や仕様の追加が頻発し当初の見積もりを大幅に上回る工数が出てくるのです。しかし一度契約を結んでしまっている以上製造コストの追加を望めないのでその分をプログラマーに押し付けるのです。このためきつい状況が発生します。

    「帰れない」というのも工数の追加が原因です。工数が追加されたにも関わらず、人員の追加もなく製造工程が続行されてているために発生します。コストの追加はないので契約社員やアルバイトを入れることも出来ません。これは本来契約を結んだ者に責任があるのですが、その負担をプログラマーが負っている所に根本的な問題があると言えます。会社の経営スタイルとしても決して好ましいとはいえません。

    「給料が安い」というのも工数の追加が原因です。本来であれば帰れないほど残業をすればその残業代は莫大なものとなります。残業代は基本給を時給換算した1.25倍なので仮に月給が40万円であれば毎日16時間働いた場合単純計算で90万円の収入になる筈です。しかしそうはなりません。プログラマーを多く雇うシステム開発会社は給与体系が一般企業と異なり基本給を極端に安くし、技術手当などの手当を多くしている場合が多いのです。また裁量労働制(みなし残業)や年俸制など残業代をとにかく多く払わずに済むあらゆる手段を用い、残業代の支出を抑えます。この為プログラマーはいくら働いても残業代がほとんど支給されない状態となり給料が安い状態が続くのです。

    沢山働いても給料にあまり還元されないのでプログラマーを廃業する人も多く、プログラマーを志望する人も減ってしまいました。しかしプログラマーの需要は増える一方なので、優秀なプログラマーを確保するために各企業とも最近になりようやく本格的に労働改善に乗り出しました。この為、極端な残業は減っている傾向にあります。

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    プログラマーの平均残業時間

    現在のプログラマーを含むITエンジニアの平均残業時間は以下の通りです

    ・残業なし:6.4%
    ・20時間未満:28.9%
    ・20~40時間未満:34.5%
    ・40~60時間未満:15.7%
    ・60~80時間未満:6.0%
    ・80時間以上:8.5%

    6割以上が毎月平均で40時間以下に収まっています。月の残業時間が40時間というと1日平均2時間程度の残業なので世間一般に言われるほどITエンジニアの残業も厳しいものではない印象です。また月の残業時間が20時間以下も3割以上居ます。しかし月40時間を超える残業をしているITエンジニアも3割程度、更に労災認定の対象となる月80時間以上の残業も1割程度見受けられます。

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    残業がある会社とない会社の違い

    IT業界に限った話ではないのですが、残業に対する考えかたは企業により大きく異なります。過度な残業をさせた場合その部署の責任者を処罰する企業もあれば、残業をすることが美徳とされる古い体質の企業も存在する状況です。これは経営理念や運営方針が企業ごとに大きく異なるからに他なりません。

    残業に対する考え方がルーズな会社には未来がありません。なぜならコンピューターシステムの開発で一番コストのかかる部分は人件費だからです。これはプログラマーがパソコン一台あれば出来る職業だということを考えれば何となく想像できるでしょう。例えばプログラマー40人が毎月の所定労働時間と同じ時間残業を行った場合、企業は単純計算で90人分の給与を支払うのと同額の人件費がかかります。深夜帯の残業や休日出勤を含めれば更に増額されます。なので普通に考えるなら企業は残業を減らす努力をしないと経営が成り立たないのです。

    しかも長時間の労働は生産力の低下を招きます。特にプログラマーは神経を使う職業なのでパフォーマンスの低下が著しいです。長時間働いたとしてもその時間に見合った生産性は発揮できません。そこで残業の多い企業は見なし残業や基本給を極端に低く設定するなどして残業代の支出を低く抑える努力をしてきました。

    しかしそうなると、いくら残業しても残業代が殆ど出ない状況なのでモチベーションが保てず結局プログラマーはその企業から離れていきます。それでもかつてはプログラマーが人気職で新入社員を随時補充できる環境であったので何とかやってこれたのですが、プログラマーの勤務実態が世間で明るみになるにつれ急速にプログラマーのなり手は減り、人材確保が困難な状況となりました。ここで残業のある会社とない会社で明暗を分ける結果になったのです。

    残業のある会社は優秀なプログラマーは全て他の会社に移ってしまったので、元々の生産力がそれほど高くありません。それに加え評判が悪いのでプログラマーの人員も集まらず、少ない人数でプロジェクトに当たることになるのでプログラマー個人の負担が増加し、更にプログラマーが離れていき遂に派遣社員やアルバイトからも見放されて倒産していきます。

    それでは残業のない会社は仕事が楽かというと全くそのようなことはありません。1日8時間でその日の内にやらなければいけないプログラムの製造は全て消化しなければいけません。残業が出来れば8時間で収まらなかった分を残業で取り返せるので精神的には実は楽なのです。しかしそれが出来ない以上、必死になって業務に打ち込みます。仮に仕事が終わらなかった場合は次の日に持ち越されますが次の日も残業は出来ないので翌日は更に仕事が大変になります。そこでプログラマーも必然的に効率よくプログラムを作成するためにあらゆる努力をします。ここに高い生産性が発揮されるのです。

    また残業のない会社は上層部も無駄を省く努力を怠っていません。そもそもプログラマーなどのIT技術者の残業が増える原因は何でしょう?そのほとんどは案件受注時にシステムの仕様が詳細までハッキリ決定されないまま受注して設計製造が始まってしまうからです。なので「手戻り」と言われるプログラムの仕様変更や仕様の追加が製造途中で数多く発生し、当初の見積もりを大幅に上回る工数が発生してしまうのですが、カットオフ(納期)の日程は変更できない場合が多いので、その増えた分の工数を残業によって補填しているのです。

    そこで残業のない会社は設計フェースは別契約とし完全に切り分ける方式を取る場合が多いです。システム設計だけで契約を結びその設計が終わった段階で一回精算してから今度はそのシステムの製造を改めて契約します。マイルストーン式契約と呼ばれるこの契約方式を採用することにより、残業の発生源からの根絶を目指しています。この方式を採用することにより仕様変更や追加が発生した場合は当初の契約からの追加になるのでその工数の負担を発注側に請求できるのです。

    発注する側も最初のシステム設計で具体性の高い設計が完成するので、そのシステムの運用を早期にシュミレーションすることが出来ますし、その段階で仕様変更や追加が合った場合は製造を発注する前に設計に盛り込むことができるので、結果的に短期間で完成度の高いシステムを手にすることが出来ます。良いことずくめです。

    残業が少ない会社の求人を探す・見分ける方法

    その企業の離職率を調べるのが良い方法です。これは東証一部上場の大手企業であればWEBを検索すれば簡単にわかります。離職率が低い企業は多くの社員がその処遇に納得しているということですので、残業が少ないと見ていいでしょう。逆に離職率の高い企業は社員を酷使している可能性が高いです。
    中小企業の場合は会社評価サイトを見て判断するのが一般的ですが、このサイトに投稿している人達は既にその会社を辞めているケースが多いのでこの情報を全て鵜呑みにするのは危険です。しかし辞めるからには何かしら理由があるので、その内容は参考にはなるでしょう。また採用面接の際に採用担当の方に聞くのも有効です。ここで採用担当の方が渋い顔をするようであれば、その会社は残業に対して肯定的と見てよいでしょう。

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    プログラマーが残業なしで帰るポイント

    プログラマーはチームプレーなので個人の努力では残業を無くすことは不可能です。ではチーム単位であれば可能かというとそれも違います。残業の発生源から絶たないと残業なしで帰ることは出来ません。これには全社を挙げて取り組む必要があるので、残業なしで帰るには残業のない企業に就職する他にありません。

    残業なしで帰ろう!

    いかがだったでしょうか? まとめますとプログラマーを含IT技術職が残業を強いられる場合、その原因はプロジェクトの進め方自体に問題があります。これはプログラマー個人ではどうにも出来ない問題で、この問題に取り組んでいる企業に就職するしか問題を解決する方法はありません。こういった企業を見極めるには離職率を調べるのが効果的です。


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