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インフラエンジニアとして希望する企業に採用されるためには、志望動機の書き方・伝え方が大切です。

本記事では、インフラエンジニアの志望動機について、良い書き方からNGの書き方までサンプルを含めてご紹介していきます。

この記事の結論
  • 志望動機では会社を志望した理由をはっきり伝える
  • インフラエンジニアを選んだ理由と将来の展望も伝えよう
  • 志望動機の例文コピーはNG
  • 新卒・未経験・経験者でアピールの仕方は異なる
  • 自分自身の言葉で伝えることが大切

志望動機を書くときのポイント

選考を受ける会社を志望する理由を伝えよう

「なぜこの会社を志望したのか?」ということを考えましょう。絶対に入れたい内容としては、”数ある企業の中でなぜこの企業に応募したのか”という部分です。
インフラエンジニアを募集している企業は様々で沢山あります。

また、企業の事前調査は志望動機を書く以外にも必要で、経営スタイルや社風が余りにも自分の希望とかけ離れていると、仮に採用されても直ぐに辞める結果となってしまうでしょう。それを防ぐためにも志望企業の事前調査が欠かせません。

この部分が曖昧だと採用担当の方も「我が社よりも条件の良い会社があったらこの人は我が社の採用を蹴るかもしれない」と思うでしょう。

なぜインフラエンジニアを志望したのか書こう

逆転の発想で「なぜこの会社にはインフラエンジニアが必要なのだろうか?」という所に着目すると書きやすいでしょう。
これにはインフラエンジニアの業務を知ることも重要ですが、志望する企業がどういった企業活動を行っているかを知ることも重要になってきます。

数ある職業の中からなぜインフラエンジニアを志望したのか書きましょう。

自分の経験をインフラエンジニアとしてどう活かすかを書こう

過去の職務経験や人生経験から実績やスキルを分析して、インフラエンジニアとしてこれらの経験やスキルをどう活かしていきたいかを書きましょう。
これは、企業理念や社風とマッチしていることが望ましいですが、それよりも自分の未来像を具体的に想像しながら書くと書きやすいでしょう。

この部分は、仮に採用となった場合の、入社後の具体的な働き方を書くある意味”決意表明”で、上手く書くことが出来れば入社に対する熱意を採用担当者に伝えられます。

◎新卒者の場合

自分のこれまで生きてきた経験を掘り下げて、自分がこの会社に入った場合このような場面で活躍が出来るということを自信を持って書くことが大切です。
この時に部活動や趣味やアルバイトの経験などを織り交ぜながら書くと、より説得力が増すでしょう。

新卒者の場合もなるべく具体的に志望動機は書くようにしましょう。

◎職種未経験転職の場合

例えば前職が総務であれば、書類整理や文章作成やそれらの管理が得意というのもアピールポイントですし、外注するコスト計算などもやっていたのであればそれもアピールポイントになります。
お金の管理もしていたならばこれもアピールポイントです。

部下がいたなら部下への仕事の割り振りや進捗管理の経験もあるはず、でこれもアピールポイントです。
他にも探せば沢山有るので今までの自分の仕事内容を今一度振り返ってみましょう。

全く職種が違っていてもその中での自分のポジションや成果、実績をアピールすることが大切です。

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これはNG!志望動機を書くときの注意点

他人に見てもらうことは重要で、特に転職エージェントや就職課の職員は就職のプロなので、的確なアドバイスを得ることが出来ます。
また転職エージェントサービスや学生なら、就職課(キャリアセンター)などを活用して志望動機を添削してもらいましょう。

志望動機はまず自身で作成した後に添削やアドバイスをもらう流れが一般的ですが、WEB上にある志望動機の例文をコピーするのはやめましょう。
書き方としては、自分が入社したら「こういうことに挑戦してみたい」ということを軸にして書くと書きやすいです。

志望動機の例文をコピーし仮に書類選考が通ったとしても面接の際にその点は厳しく追求されます。
良い文章を書くことを心がけるより、自分の伝えたい内容を第一に考え書くようにしましょう。具体性のない志望動機はNGです。
よくある「御社の先進性のある技術に魅力を感じ…」「御社の幅広い事業展開に魅力を感じ…」というのはあまり書かないほうが良いでしょう。

インフラエンジニアの志望動機について「自分の書いた内容がNGになってないか不安だ」といった方は、「ポテパンキャンプ」での無料カウンセリングで相談してみてください。

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志望動機例

新卒者の場合

私は大学の理工学部で情報系の学科に所属し、ITについて専門で学んでおりました。
その中でIT業界の動向や最新技術を学んでいる内に、インフラエンジニアという職種があることを知り、興味を持ちました。
元々パソコンやプロフラミングには興味があったため、昨年に基本情報処理技術者も取得しました。
社会全体を支えるインフラエンジニアの仕事を知れば知るほどその偉大さに気付き、インフラ開発を専門で手掛ける貴社に、インフラエンジニアとして就職を希望致しました。
貴社の手がけたインフラはどれも大規模なもので、この様なスケールの大きな仕事に自分も携わり、最終的には設計も手掛けたいと思っています。
まだ若輩のため入社後も覚えなければならないことは沢山有ると思うのですが、何事にも誇りと責任をもって臨んでいきます。

ポイント解説
・基本情報処理技術者の資格を保有している点が書かれている
・応募企業の事業理解ができており、将来的な目標が書かれている

未経験転職者の場合

前職は運送業界で事務職をしておりました。
技術的な知識はあまり求められない仕事であったのですが、今後のキャリアパスを考えると非常に不安に感じ、技術を身に付けて長期に渡り一貫した職に就きたいと考え、数ある求人から貴社に注目しました。
貴社は社員の教育制度が充実しており、資格取得による昇給も可能という点に興味が湧きました。
また、インフラはITが消滅しない限り必要なので将来性もあると考え、インフラエンジニア職を希望しました。
前職では窓口業務や接客業務も行っており、そこで得たコミュニケーション能力を活かして貴社に貢献していきたいと思っています。
将来的には案件を手掛けるプロジェクトマネージャーになりたいと考えています。

ポイント解説
・前職の経験をどう活かすかが書かれている
・応募企業のどういった部分に着目したのかが書かれている

インフラエンジニアから転職の場合

私は前職でインフラエンジニアとして3年間Unix系の物理サーバーの構築を行ってきました。
OSSインストールを得意とし、専門はUnix WEBサーバーです。
最初は運用保守業務から入りましたが、徐々にインフラ構築を任されるようになり、最終的には40人ほどのチームリーダーとしてプロジェクトを完成させた経験もあります。
貴社を志望したのは貴社が展開されるクラウドサービスに強い関心を持ったからです。
クラウドサービスには将来性があり、今後ますます発展する分野だと思っているため、この分野で今までのノウハウを活かして更に上のポジションを目指したいと思い志望しました。
物理サーバーとはまた違った技術が必要になってくると思いますが、今までのインフラエンジニアとしての技術は活かし、更に上を目指して自己の技術向上にも精進していきたいと考えています。

ポイント解説
・前職での業務や実績が具体的に書かれている
・応募企業の事業を詳しく調べられており、入社後はどういったことがしたいかを書かれている

志望動機の書き方について「インフラエンジニアならではのポイントをおさえたい」といった方は、「ポテパンキャンプ」での無料カウンセリングで相談してみてください。

まとめ

未経験でインフラエンジニアに転職したいという方は前職からインフラエンジニアに向くと思われるスキルや経験を抽出しその部分をアピールするようにしましょう。
具体的な志望動機の書き方は、まず初めに自分はインフラエンジニアになりどういったことに取り組みたいか、次になぜそう思ったのか、この会社を選択した理由、最後に自らの展望を書きます。

新卒者の場合は、未経験でもなぜインフラエンジニアになりたいと思ったのかを掘り下げて書きましょう。
またWEB上にある志望動機の例文を転用するよりも、自分自身の言葉で相手に伝えることが必要です。

重要なのはインフラエンジニアになりたいという熱意を示すことで、この志望動機の書き方もこれを実践するための手段でしかありません。
なるべく具体的な内容で書くことが説得力のある志望動機を書くコツです。

以上を参考にインフラエンジニアの志望動機を書いてみましょう。

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