未経験でも、ゲームプログラマーになれます。
当ページでは、ゲームプログラマーに必須のスキルや仕事内容、最近の求人状況などを紹介しています。
- ゲームプログラマーは不足しているので、未経験OKの求人もある
- ゲームプログラマーに必要なスキルはプログラミング
- プログラミング未経験者は、オンラインスクールなど効率的に勉強することが必要
ゲームプログラマーに未経験からなれるのでしょうか?今回は未経験からゲームプログラマになる方法にスポットを当ててみました。それでは見てみましょう。
目次
未経験者におすすめの勉強方法
はじめに業務が未経験の人でもゲームプログラマーになるためのおすすめ勉強方法3つを詳しく紹介します。
独学
現在他の仕事をしている人の場合、なかなかゲームプログラマーの養成学校に通うことは難しいです。そこでおすすめしたいのが自宅やカフェなどでの独学です。
最近では自宅で独学ができる「udemy」など学習サイトも充実しています。なので通学をしなくても自分でゲーム制作をすることは可能なので、まずは学習サイトに登録してみることをおすすめします。
スクールに通う
ゲームプログラマーとして転職、もしくは就職をする場合、やはりある程度のプログラミングスキルは必要になります。そしてゲームプログラマーを習得するための一番の近道は専門のスクールに通うことです。
現在は深刻なプログラマー、エンジニアが人手不足の状態ですが、やはりゲームプログラマーといった専門性の高いスキルを求められる職種の場合、未経験ですぐに転職、就職を成功させるのは簡単ではありません。事前にスキルを習得しておく必要があります。
会社員など働いている人であっても週末や夜間に通えるスクールはあります。気になる人は説明会や体験入学に参加してみることをおすすめします。
オンラインスクールを受講する
残業などがあり、なかなかスクールなどに通学することができない人におすすめしたいのがオンラインスクールです。最近では通常のプログラミングスクールでもゲームプログラマーに必要なプログラミングスキルを学べるコースが用意されています。
オンラインスクールであれば通学をしないで学習することができますし、また分からないことがあった時もスタッフやメンターに質問することができます。
オンラインスクールでは予習、復習用の教材が充実しているところも多く、授業外の通勤中や休憩時間に学習を進めることもできます。労働時間などが不安定な人はオンラインスクールで学習するのがおすすめです。
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ゲームプログラマーの仕事内容
ゲームプログラマーの主な仕事はゲームのプログラミングです。ゲームクリエイターがゲームの企画を考え、ここでゲームの内容や仕様、仕組み、ゲームシステムの構想が練られます。仕上がった企画書をもとにゲームデザイナーがキャラクターや背景といったパーツを作りこれらの仕様や設計書、資料などを元にしてゲームプログラマーが実際にゲームの中身をつくり込んでいきます。
ただしゲームクリエイターはプログラミングの知識やゲームに詳しいとは限らず、時に実現不可能な企画を持ってくることもあります。そうした場合ゲームプログラマーはその内容が実現可能かどうかの是非を判定し、実現が不可能な場合はゲームクリエイターに再考を促します。更にゲームクリエイターと一緒になってゲームの企画を練ることもあり、この辺りがゲームプログラマーの面白味でもあります。
ゲームプログラマーに必要な能力・スキル
ゲームが好きであること
「そんなの当たり前じゃん!」とお考えかもしれませんが重要なスキルです。ゲームプログラマーはゲームクリエイターが考えた企画構想やゲームシステム。ゲームデザイナーが作った各種パーツをプログラミングしていき具体的な形に仕上げる重要な仕事で、ゲーム成功の鍵を握ります。ゲームが好きな人間が作ったゲームでなければ面白いゲームにはなりません。至極当たり前の話ですが重要な事柄なのです。
プログラミング能力
ゲームのプログラミングには主に実行速度とその正確性という相反する要素が必要で、レベルの高いプログラミング能力が求められます。これは一朝一夕に習得するのは難しく、ゲームを幾つか作りながら習得していくことになるのですが土台となるプログラミングスキルがあまりに低いとそもそも仕事にならない場合があります。
未経験からゲームプログラマーを目指す場合、この部分がネックになり仕事について行けず辞めるケースが多く、これを回避するには先にも触れた通り事前の学習が必要です。
例えば、プログラミングスクールポテパンキャンプでは、92%が未経験からのスタートです。
体力
ゲーム作りはモノ作りの仕事で納期があり、納期間際は残業が予想されます。これに耐えられる体力が必要です。
精神力
ゲーム作りはトライ・アンド・エラーの繰り返しで完成度を高めていきます。これは根気のいる作業で心が折れそうになることもあります。自己ケアのできる強い精神力が求められます。
チームワーク
ゲームプログラマーはチームでプログラミングを行います。プログラミングは繊細で誰かが1文字間違えただけでもそのプログラムは正常に動作しません。これに対応するには強い結束と意思疎通、つまりチームワークが重要になります。
おすすめの資格
ゲームプログラマーになるのに必要な資格はありません。しかし持っている時に就職に有利にある資格はあるのでいくつか挙げてみましょう。
基本情報処理技術者
ゲームプログラマー養成専門学校に行けばほぼ確実に習得することになる資格ですが、大学生や未経験からの転職の場合は独自に取得する必要があります。
TOEIC
ゲームプログラマーは何かと英語に触れる機会が多いものです。最新の技術資料は英語で書かれていることが多くゲーム業界は最新技術をいち早くゲームに導入する事が多いです。他にも海外に開発拠点のあるゲーム会社なら頻繁にメールでのやり取りがありますが、これも全て英語です。更にコーディング規約によりコメントは英語で書かなければならないゲーム会社もあります。
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未経験者の採用状況・市場
「未経験OK」の求人は中小のゲーム開発企業が出していることが多いです。なぜならゲームプログラマーは常に不足しているからです。ゲームプログラミング経験者が欲しいのが本音ですが人手がとにかく足りないので選り好みをしている余裕が無いといった状態での求人です。このような状態なので先にも少し触れましたが入社自体は比較的容易です。しかし、このような状態なのですぐに現場に出され激務にさらされます。ここで大半の人がついて行けず辞める事になります。
なお大手ゲーム会社の場合はそもそも中途採用自体が少なく、仮にあったとしても競争率が非常に高いので未経験からの転職は難しい状況です。
未経験OKのゲームプログラマー求人の探し方
転職サイトを検索
転職サイト自体の数も多いので、IT業界、ゲーム境界に強い転職サイトに絞って探したほうが良いでしょう。転職サイトで注目すべきは給与体系と仕事の内容で、給与体系はゲームプログラマーの場合年俸制を導入している企業が多いです。残業代に関わる所なので、気になるゲーム会社があった場合は自前に確認しましょう。また仕事の内容ですが、未経験からいきなりゲームプログラマーとして入社するのではなく、最初はデバッカーとして入社し徐々にゲームプログラマーにキャリアアップ出来る仕組みを持つゲーム会社の方が長続きするでしょう。他にも何かしらの教育制度を用意する会社を選択するのも良いでしょう。
転職支援サービスを利用
専門のアドバイザーが就職斡旋してくれます。こちらの希望する勤務地や年収、仕事の内容などを伝えるとゲーム会社をピックアップし、就職までのサポートを行ってくれる便利なサービスなので是非利用してみましょう。
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未経験からでも頑張ろう!
未経験からでもゲームプログラマーになる事自体は比較的簡単ですが、その仕事について行けず辞めてしまう人も多いです。これには基本となるプログラミング知識が不足しているのがネックになる場合が多いです。ですので専門学校の夜間コースや週末コースを利用して事前の対策をしましょう。求人を探すには転職サイトを閲覧するのが一般的ですが、転職支援サービスも合わせて利用しましょう。
ゲームプログラマーに未経験からでも挑戦してみましょう!
まとめ
ゲームプログラマは常に不足しているので、未経験OKの求人があります。
プログラミングで働くためのスキルを身につけるにしても、現在の仕事が忙しくてプログラミングの勉強時間が多く取れない場合は、プログラミングスクールなど効率的に学習する方法を検討しましょう。
ゲームプログラマーの具体的な求人探しは、転職サイトや、転職支援サービスを利用すると効率的です。