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SAPとは、ERPパッケージなどで世界的なシェアを誇るドイツのソフトウェアメーカーです。大企業向けのパッケージソフトを開発・販売しており、そのソフトの導入や設計を担当するコンサルタントをSAPエンジニアと呼びます。現在SAPコンサルタントの方、あるいは今後SAPコンサルタントを目指される方は、ご覧いただければと思います。

ビジネスに ITを活用する DX(デジタルトランスフォーメーション)が注目されている中、中小企業にも IT活用の波が押し寄せています。そんな中、SAPは中小企業向けにも導入サポートを広げており、今後、SAPコンサルタントの活動の幅も広がっていくことが予想されます。

この記事の結論
  • SAPは世界で25,000社以上の高いシェア率を誇るERPパッケージ
  • 既存の経営課題・システムを分析しERPパッケージを用いて解決するのがSAPコンサルタント
  • 圧倒的なシェアと大手企業とのやりとりが魅力であり、やりがい
  • SAPコンサルタントとしての実力を認定する認定資格も存在する
  • ERPパッケージの根強い人気と、SAPコンサルタントとして培った知識は今後のキャリアパス形成に大いに役立つ

SAPコンサルタントとは

SAPとは

SAPはドイツに本社を置く、マイクロソフト、オラクルに次ぐ世界最大級のソフトウェア会社です。以前は製品を開発したコンピューターメーカーに、開発から運用・保守まで、全てを依存する必要がありましたが、現在ではコンピューターメーカーに依存しない製品が普及しています。

そんなSAPの代表的な製品はERP(Enterprise Resource Planning)と呼ばれるパッケージソフトです。ERPとは経営の効率化を実現するために、企業内のヒト、モノ、カネ、情報といった経営資源を全社レベルで管理し、活用するために使われます。人事や会計などのデータを管理・バックアップし、各部門に分けられたデータを集めて統合し、相互に参照・利用や保守点検などを行うことができます。

SAPは世界で25,000社以上(57%)の高いシェア率を誇ります。もちろん、日本でも1,300社以上(49%)のシェアを誇り、他のERPパッケージを抑えて高評価を頂いています。こうした高いシェアと認知度、信頼度からもSAPは40年以上も親しまれています。

SAPコンサルタントとは

SAPコンサルタントとはクライアントと打合せをし、クライアントの意向を理解した上で、SAPの機能を活かし、クライアントの現在のシステムを合理化することで、経営の効率化を図ります。企業にSAPシステムを新しく入れる際の導入前の業務分析・改善提案から導入支援・コンサル、導入後の業務改善などを一貫にして行います。

SAPは一般的な業務処理や管理に必要な機能はパッケージ化されているため、そのまま使用すればコスト的には安く導入可能なのですが、実際にはそのままの機能だけで導入するだけでなく、各企業独自の処理方法にあわせての追加開発の必要になります。足りない機能が何かを把握して、開発が必要なのかを判断するのもSAPコンサルタントの役割です。
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SAPコンサルタントの仕事内容

SAPコンサルタントは、会社が抱える経営課題を深く分析し、これを解決することが求められます。課題解決に必要なITシステムの要件を定義し、設計から開発までのプロジェクトをマネジメントする役割を担います。クライアントの行っている業務やニーズをまとめ上げる必要があるため、社内外でのコミュニケーション能力や高い論理的思考能力が要求される職務と言えるでしょう。

近年銀行、証券会社、メーカー、各種サービス業といったさまざまな業界でドラスティックな再編の動きが相次いでおり、業務やシステムの統合・刷新のニーズが増えています。また日本国内だけではなく、国外企業を含めた動きも活発です。

SAPコンサルタントの魅力・やりがい

圧倒的なシェアがある

SAPは日本でもERP分野で圧倒的なシェアを占め、現在でも着実に売り上げを伸ばし続けています。世界120カ国に4万7800社、1200万人に及ぶユーザーを有しています。ゆえにSAPコンサルタントの求人情報は常に存在するのです。

大手クライアントがユーザーである

SAP ERPは世界中の大手企業が利用しているため、SAP ERPコンサルタントの対面する相手も大手クライアントになるチャンスになることが多いのです。大手クライアントが求めているもの、抱えている課題をヒアリングし、最高のソリューションを提供することで、企業が競争力をつけ企業の経営資源を管理していくことが大きなやりがいです。

上流のコンサルタントになれる

SAPコンサルタントは上流工程から係わることが多いです。クライアント企業の環境に組み込んで、メンテナンスをしながら使っていただくことになるのですが、必要に応じてバージョンアップしてもらったり、クライアント企業のビジネス環境の変更にあわせて、修正を行う必要があります。そのためにもクライアントの経営課題を把握し、どこを目指すのか、を設定する必要があるのです。
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SAPコンサルタントの平均給与・年収

SAPコンサルタントの年収はもちろん給与の水準は会社にもよるため絶対ではないのですが、コンサルタントとして活躍している人材であれば、年収600万円から1,200万円が平均となります。一般的に同じIT業界でも、スクラッチ開発の業務システムのエンジニアや他のパッケージソフトのコンサルタントよりも年収が高い傾向にあります。

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必要な能力・スキル

まずシステムについての知識や技術だけでなく、業務を行う上で必要な会計や販売などの知識や、システムを活用する業界についての知識も求められます。さらに、クライアントと高いレベルでやり取りをするコミュニケーション能力や問題発見/解決能力も求められます。また、チームをまとめるマネジメント能力もあると、よりSAPコンサルタントとしてスキルアップすることができるでしょう。

SAPコンサルタントになるには

もし未経験からSAPコンサルタントになるならば、何らかの業務系パッケージ製品の設計・導入経験が求められます。また、他のIT系職種よりも強く、経理・財務・会計等の業務知識や経験が求められます。理由としては、SAPコンサルタントは、顧客から経営課題をヒアリングし、業務フローの洗い出しや分析を実施するため、経理・財務・会計等の業務フローに詳しい必要があるためです。

SAP認定コンサルタント資格の取得はおすすめです。理由としては「転職時における有効性」と「学習の過程がもたらすスキルの向上」です。資格取得のための学習過程において、SAPシステムの概要や土台をなす業務の基礎知識を得られるのです。ただ、もしERPコンサルタント経験のない20代~30代前半位で以下のような経験をお持ちでしたら、採用可能性はあります。

(1)事業会社サイドでERPの導入・運用経験がある
(2)会計・人事・SCM・CRMといった基幹業務パッケージ導入経験がある
(3)上記(2)のような企業の基幹業務における専門知識を持っている

ERPは上記のように企業経営の根幹をなす業務を包含していますので、プロジェクトを通じて多くの企業のビジネスプロセスを理解し経営的観点を養う事が可能です。コンサルタントとしての専門性を追求したい方は勿論、将来的に経営者を目指される方にとっても適した職種であると言えます。
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SAPコンサルタントにおすすめの資格

SAP認定資格

まず、SAPコンサルタントとしての実力を認定するSAP認定資格がありますが、資格がなくても仕事に携わることはできます。しかし、実際にSAPコンサルタントとしてERP導入プロジェクトに携わっている方は資格を取得している傾向にあります。そのため、SAPコンサルタントを目指すのであれば、SAP認定コンサルタント資格を取得しておくと良いでしょう。

SAP認定コンサルタント資格は、SAP社が主催しており、ERPパッケージシステムの構築・実装・設定・モデル・トラブルシューティング・ソリューションなどが行えるかを問う試験です。難易度は高いですが、取得するとアピールポイントとして扱うことができるため、転職の際に有利となるでしょう。

SAPコンサルタントの需要・将来性

企業の持つ様々な経営資源を統合的に管理し、業務の効率化や経営の全体最適を実現するために、ERPパッケージはグローバル企業を中心に数多くの企業で導入されました。これまで売上規模で数兆円や数千億円といった超大手企業を中心に導入をされてきました。そのような大規模プロジェクトが減少してはいますが、海外進出・拠点立ち上げ(日本→海外、海外→日本)に伴うロールイン・ロールアウト案件や、他社製品からの乗り換えといった案件もまだまだ多くあります。また、各ERPベンダーでも随時製品のアップデートや新製品のリリースも行われており、システム投資に積極的な企業におけるプロジェクトも多い状況です。

上述の通りまだまだ根強いERPですので、IT関連職種の中では中長期でのキャリアパスは描きやすいとは思われます。今後考えられるキャリアパスとしては以下のようなものが考えられます。

(1)一般事業会社での業務管理・ERP運用、社内改善コンサルタント
(2)特定製品/技術に強いプロダクト/テクニカル系のコンサルタント
(3)特定モジュールの業務知識に秀でた業務系コンサルタント
(4)顧客/プロジェクトマネジメントに秀でたマネジメント系コンサルタント
(5)上記いずれかに加えグローバルプロジェクト経験豊富なグローバル系コンサルタント

コンサルティングファーム、ERPベンダー、大手SIerのERP部門でのキャリア形成、さらには一般事業会社でのシステム企画やERP運用といったポジションでの求人も一定数存在します。特に最近のコンサルティングファームでは、現在ERPコンサルタントの方に対して、インダストリーコンサルタントや業務コンサルタントといった、ERPに限定されないキャリアパスを用意し、そのためのトレーニングプログラムなども準備しているところもあります。
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SAPコンサルタントの求人の探し方

エンジニアと案件のマッチングを行っている会社へ登録し、参入可能なSAP案件を探してみることをおすすめします。サイトで公開できないハイクラスな非公開求人も多いため、エージェントに相談してみるのも1つの手です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。SAPスキルのさらなる向上だけでなく、コンサルティングスキル、ライフサイクルスキル、インダストリー/ビジネススキル」をバランスよく身につけ、クライアント企業から名指しで指名されるような一流のコンサルタントを目指してほしいと思います。

現状では、SAPコンサルタントになるための書籍や学習プラットフォームは、まだまだ整備が不十分であるため、未経験でいきなり SAPコンサルタントになるのは狭き門と言えるでしょう。まずは基本的な IT・経営スキルを磨き、SAPを多く活用する SIerなどに就職し、そこから SAPコンサルタントを目指すのも一つのキャリアパスです。

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