プログラミングで、副業や在宅のフリーランスとして稼ぎたい。でも、具体的にどうすればいいんでしょう?
当ページでは、ネット回線とパソコンさえあれば稼げるプログラミングの仕事の始め方や、内容を紹介しています。
- 週2~3日しか働けなくても、時給4,000円レベルのプログラミングの仕事で稼ぐことができる
- フリーランスの仕事には、常駐と在宅がある
- 必要な初期投資は、プログラミングの学習200~300時間
- 稼ぐためにおすすめな言語はPHP
- 仕事はエージェントに依頼して探すと効率的
目次
プログラミングを副業・フリーランスで始めるために必要なこと
IT業界の深刻な人手不足により、プログラミングができる人へのニーズが高まっています。しかし、なかなかフルタイムで働いてくれる人は集まりません。そのため、こういった企業では、副業やフリーランスとして仕事をやってくれる人を求めています。
もし、プログラミングはできるものの、残業はおろか、週5日ですら働けない、という方はフリーランスとして週2日から3日など、自分のできる範囲でプログラミングの仕事で稼ぐのはいかがでしょうか。
なお、このように副業やフリーランスとして始めるために必要なことは、自分に何ができるかを明確にすることです。また、世の中にフリーランス向けとして、どんな仕事があるのかを知ることも重要です。そのうえで、やってみようと思ったら、まずは、フリーランス向けのエージェントに相談してみることをおすすめします。
エージェントに自分の持っているスキルと仕事に対する希望を伝えることで、あなたができそうな仕事を紹介してくれます。副業またはフリーランスの仕事を始めるなら、まずは、エージェントに相談してみてください。
- 自分に何ができるかを明確にする
- フリーランス向けのどのような仕事があるのかを知る
- フリーランス向けのエージェントに相談してみる
フリーランスにも常駐と在宅で働き方が2種類ある
フリーランスとしてプログラミングで稼ぐ方法はいろいろあります。大きく分けると仕事を発注した会社の事務所などで働く常駐の仕事と、自宅に機材を用意して働く在宅の仕事に分けられます。次に、この2つの仕事の内容について紹介します。
常駐で働く
よく行われている方法は、派遣社員のようにエージェントから紹介された会社に常駐して働く方法です。この方法では、スキルによって月60万円から100万円を超える報酬の仕事があり、人によっては会社に所属しているよりも多く稼ぐことが可能です。
また、同じように常駐の仕事でも、その週2日から週4日といった仕事もあり、これなら他に仕事を持っていても副業として受けられます。また、事情によりフルタイムで働けない方でもプログラムで稼ぐことが可能です。
こういった常駐の仕事の内容は、同じように常駐しているプログラマやエンジニアと協力して、依頼した会社向けのシステムを構築したり保守を担当することです。また、具体的な内容は依頼先から指示されますが、派遣社員と違い契約に基づいて仕事をします。
在宅で働く
フリーランスとしてプログラミングで稼ぐ方法として多いのが、請け負った仕事を自宅で行うケースです。自宅に必要な機材を用意しているベテランの方もいますが、光回線とノートパソコンだけで始められるので、主婦でも初められます
また、通勤しなくてもよく、好きな時間から始められるなど、自宅にいることの多い子育て世代の主婦でもどがやれるのも特徴の一つです。
なお、在宅の仕事は、いっしょに働く仲間とのコミュニケーション不足が問題に発展しかねません。そのため、常駐で働くよりもコミュニケーションに気を配ることが大事です。具体的には、打ち合わせなどで定期的にオフィスに通ったり、作業中でもチャットツールでこまめに連絡を取るといったことが行われています。
さらに、自宅でプログラミングしていると時間にルーズになることも。フリーランスとして稼ぐためには、時間管理も大切です。そのため、時間管理を行うために、クラウドで使えるタイムカードを利用している方もあります。
時給に換算すると4,000円になることもある
副業など自由に使える時間を使ってプログラミングで稼ぐとしてら、一ヶ月で働ける時間は限られています。フリーランスのプログラミングの仕事は、時給換算で2000円から4000円が相場です。これに、働いた時間をかけた金額が報酬と考えてください。
例えば、週2日、1日8時間働いたとすれば、1月で働ける時間は、64時間です。仮に時給2,000円の仕事を受けたとすれば、その月の報酬は128,000円です。さらに、エージェントが紹介する常駐の案件の中には、週2日働くだけで月30万円の報酬がもらえる仕事もあります。
なお、独立行政法人情報処理推進機構の2016年の統計データによると、年収300万円に満たないフリーランスの方が全体の1/3を占めています。これは、副業など短い時間だけプログラミングで稼ぐフリーランスの方がそれだけ多いということです。
必要な初期投資・費用
フリーランスとしてプログラミングを仕事とする場合、インターネットに繋がったパソコンがあれば可能です。このように、少ない初期投資で稼ぐことが可能な点も、主婦にも向いている仕事と言えます。
なお、実際に仕事を受けるためには、プログラミングのスキルが必要です。
スキルを習得するために、具体的にどの程度の時間を使えばよいのでしょうか?
プログラミング習得にかかる時間
学習者の習得スピードにもよるのですが、一般的に200〜300時間を要するといわれています。少なめに見積もって200時間として、1日4時間で50日、約2ヶ月かかることになります。ただしコレは毎日必ず4時間学習したとして計算した値です。
この結果から分かるとおり、プログラミングで売上を得るためにかかる努力はそれなりに必要なのです。
では、学ぶ方法はどのようなものがあるのかを見てみましょう。
プログラミングスクールで学ぶ
現在はプログラミングを教えてくれるスクールは多数あります。校舎を構えて授業形式で教える、またはSkypeやGoogleハングアウトを使ってオンラインで授業をする、とスクールによってスタイルはさまざまです。
開講時間も柔軟に対応してくれます。あなたのライフスタイルに合わせて、ぴったりのスクールを選びましょう。
スクールで学ぶメリットは、何といっても「疑問点を直接解決できる」ということでしょう。「ここが分からないです」「動かないです」とピンポイントで質問できます。ネットで似たような質問を探す必要はありません。このメリットはかなり大きいです。一方、他の学習方法と比較して高額なのがデメリットです。
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オンライン学習
スクールは高額すぎる、かといって独学はツライ・・・そんな方には、オンラインスクールでの学習はどうでしょうか?
コンテンツやソースがアップされており、学習者は好きなときに好きなだけ見られます。誰にも気兼ねせず、完全に自分のペースで学習できます。ただしそれらのサイトは大半がコンテンツに関する質問に限定されており、自分の作ったプログラムを確認してくれません。その代わり、スクールにくらべて安価なのはメリットです。
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独学
スクールに通わず、あくまで自分で書籍やネットの情報などで学習する方法です。ある程度プログラミングの素養があるならそれも可能ですが、まったくの初心者にはハードルが高い学習方法です。仮にある程度の経験があったとしても、定期的にコミュニティや勉強会に参加して、識者の意見や評価を聞くことをオススメします。
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勉強を始める前に
スクールも本も高価なものが多いです。しっかりと計画を立ててから、行動に移しましょう。
高年収を獲得するために必要なスキル・能力
自宅でフリーランスで稼ぐためには、在宅でできる仕事に求められるスキルを持たなければなりません。そして、在宅の仕事で多いのが、Webサービスの開発やメンテナンスの仕事です。そのため、この仕事で使われるプログラミング言語のスキルを持っていると、多くの仕事が受けられます。
新しい技術を把握し、使いこなしていく能力が大切
Webサービスを開発しているのは、新しく起業した会社が多く、新しい技術を導入しています。そして、こういった会社の仕事を受けるためには、常に新しい技術をキャッチアップしていかなければなりません。
また、そういった新しい技術を使った仕事をこなしていけるのも一種のスキルです。プログラミングで長く稼ぐためには、同じスキルでやれる仕事ばかりではなく、新しい技術を使う仕事にチャレンジしるように心がけましょう。
スキルとして身に着けるならPHPがおすすめ
プログラミング言語でオススメなのは、PHPです。クラウドソーシングサイトでもPHP関連の案件は比較的よく見ます。PHPのいいところはJavaやRubyのようにクセがなく、深く学べばEC-CUBE(ECサイト構築のフレームワーク)やWordPressの仕事まで展開できるところです。
またPHPのフレームワークはCakePHP、FuelPHP、Laravelなどがあり、いずれもクラウドソーシングサイトでよく見かけます。仕事を取るのに最適な言語といえるでしょう。合わせて、HTML/CSS/JavaScriptの技術はもちろん必須です。Webの仕事を取るなら外すことはできません。
案件・求人の探し方
まずエージェントに相談してみる
フリーランスになってプログラミングの仕事で稼ぐのなら、フリーランス向けのエージェントを利用するのが一般的です。
特にWeb系の案件を多く扱う大手のエージェントなら、週2日や週3日などの仕事も紹介してもらえます。また、そういったエージェントはWebサイトから簡単に登録でき、仕事の発注先との交渉のほとんどをやってくれるので初めてでも安心です。また、エージェントによっては在宅でも可能な仕事も扱っているので、ぜひ、相談してみてください。
プログラミングスクールの中には、卒業生限定で求人を紹介するサービスもあります。ポテパンキャンプは、100社以上の自社開発企業と提携しています。
初心者には向かないが、マッチングサイトも利用できる
在宅でやれるフリーランス向けの仕事を探している方を対象に、仕事をマッチングしてくれるサイトもあり、大勢のフリーランスの方が利用しています。しかし、フリーランス初心者の方には、こういったサイトはおすすめできません。
それは、こういったサイトで自分に合った仕事を探すのに手間がかかるからです。また、極端に単価が安かったり、個人では請け負えない内容だったりします。
エージェントやサイトには複数登録しよう
一つのエージェントに登録したからと安心してはいけません。2つのエージェントに登録して、紹介してくれる仕事を比べながら受ける仕事を選ぶことがプログラミングで稼ぐコツです。
なお、フリーランス向けのエージェントはたくさんあり、それぞれが競っている状況です。他のエージェントにも登録していることを、話しても問題ありません。
いつでも相談できる人を探しておきましょう
確かにエージェントは心強い相談相手ですが、最初はフリーランスとして仕事をするのはやっぱり不安ですよね。よって、すでにフリーランスとして活躍している人にメンターになってもらったり、何か困ったことが起これば相談できる人とのコネクションを持つことをオススメします。フリーランスを対象にした懇親会やイベント、勉強会などに積極的に参加し、知り合いになっておくとよいでしょう。
また、いきなりフリーランスとなって仕事をするのがどうしても・・・という方は、プログラミングスクールに通いながら副業などで仕事を受注してみて「フリーで仕事をする」ということはどのようなものか、事前に経験しておくのもいいですね。
プログラミングで稼ごう!
今の生活には、スマホをはじめとする情報機器が欠かせません。そして、そういった情報機器で利用されるプログラム開発のニーズは増す一方です。
このような事情からプログラマーに対するニーズも増えており、フリーランスや副業をやる人向けに、週2日や週3日といった仕事や在宅の仕事も増えています。
とはいえ、プログラミングは勉強すれば誰でも習得できるスキルではありません。多くの方が習得の途中で挫折してしまいます。
もし、プログラミングのスキルを持っているのなら、今は、そのスキルを活かして稼ぐチャンスです。そして、仕事をするのなら、今回紹介した内容を参考に、高い報酬で稼ぐためのやり方を心がけましょう。
まとめ
週に2,3日の稼働時間でも、在宅や常駐でのプログラミングの仕事は可能です。ただし、仕事が受けられるようになるには、200~300時間の学習が必要。忙しくて時間が取れない人は、オンラインスクール利用などで効率的に勉強することが必要です。
案件を探すには転職エージェント利用がおすすめです。卒業生限定で、案件紹介するプログラミングスクールもあります。