ネットワークエンジニアのキャリアパスはどう考えるべきか?
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  • 2017.04.26

    ネットワークエンジニアのキャリアパスはどう考えるべきか?

    ネットワークエンジニアのキャリアパスを考えていく過程において重要視しなけばならないのは「専門性」「汎用性」のバランスです。

    ネットワーク環境に関する基本から応用までの深い知識と豊富な経験を持ち合わせる事が大事となる一方で、自分自身でなければ運用しきれない属人性の高い専門性を持つことで、結果としてネットワークエンジニアとしてのキャリアパスをさらに広げていく事が可能です。

    今回はネットワークエンジニアのキャリアパスをどうするべきか?という観点から詳しくお伝えしていきます。

    キャリアパスの考え方

    キャリアパスを考える前に認識しておきたいのが、自分自身がどんな適正や思考を持ち合わせたエンジニアかを判断することです。

    ネットワークにおける汎用的な内容を網羅しつつ、基礎的なフォーマットを大事にしたいタイプなのか、それとも1つの技術群に対しての専門性を突き詰めることが好きなタイプなのかなどを予め確認しておきましょう。

    実際問題として、想像以上に自分自身の求めている像と現実にアウトプットできる像との乖離は起きるものですし、キャリアパスを考えていく過程においてもこの自分が何を好きで何に興味を持てているのかを理解しておく事は重要です。

    それでは次にゼネラリスト・スペシャリストのどちらを目指すべきなのかを触れながら、T字理論に基づくさらなるT字型人材を目指すキャリアパス形成の在り方についてお伝えしていきます。

    ゼネラリストとは?

    ネットワークエンジニアにおいてのゼネラリストとは、Webサービスや情報システムに対する全般的な知識や経験を兼ね揃えた人物像を目指すもので、Webネットワークに関してこの人に任せればひとまず問題が発生しても十分に対処できるだろうと周囲に評価される人物です。

    ゼネラリストを目指す際は「基本情報技術者資格」「応用情報技術者資格」を最低限は保持しておきつつ、CCNAやCiscoなどのネットワーク関連の資格も取得しておくと良いでしょう。ゼネラリストに求められるのは卓越した高い能力でもありますが、それ以前にバランスの取れた能力を持ち合わせる事に大きな価値を生み出します。

    スペシャリストとは?

    ネットワークエンジニアにおいてのスペシャリストとは、Webネットワークのある分野領域における卓越した専門技術や知識を保持している人物像を目指すもので、ゼネラリストが対応できない状況や案件に対して適切に処理し、状況を解決させる事ができると評価される人物です。

    スペシャリストを目指す際は「基本情報技術者資格」「応用情報技術者資格」を保持しておきつつ、IPA(情報処理推進機構)が認定する高度な技能と知識を有していると認定される「ネットワークスペシャリスト資格」を取得してけるレベルに達しておくと良いでしょう。

    スペシャリストに求められるのは非常に高度で卓越した能力であり、解決しきれない課題を解決し得る能力を持つことで絶大な信頼を獲得する事が可能です。

    T字理論とは?

    ネットワークエンジニアにおいてのT字理論とは、広く浅い知識群を有している中に、非常な知識群を所有しているゼネラリストとスペシャリストを複合させた理論となります。

    基本的にはCiscoやCCNAに関する高い知識を一流レベルで身につけていきながら、その他の知識群を1.5流程度で身につけていくことでT字型人材になる事が可能です。

    ゼネラリスト・スペシャリスト・T字型人材と様々な方向性があるように思えますが、土台となる知識体系を身につけながら、さらに高度な内容も理解していくことが今後ネットワークエンジニアには最低限必要となる。という風に考えておけば良いでしょう。

    以上の3タイプのどれを目指すべきかと考えるよりかは、ゼネラリストとスペシャリストをミックスさせたT字型人材になることがより多くの価値を与えることが可能な人材へと進化できるキャリアパスです。

    キャリアアップにつれての年収の変化

    ネットワークエンジニアとしてキャリアアップすれば年収も増加傾向となりますが、同時にスキルの幅を広げる意識も大切です。ネットワークの構築・設計にばかり関わるのではなく、企業のWebサービスや情報システムの保守・運用にまで手を広げることで、エンジニアとして顧客企業に対して提案までできる人材となります。営業までできるネットワークエンジニアになれるなら、年収比率も高い傾向になってきます。

    自分自身でネットワークの設計・構築をしつつ、保守・運用をし、顧客企業に提案までできればよりエンジニアとして独立した価値を生み出すことができます。まずはそのレベルに達する事ができるようにしてみてください。

    ただし、ネットワークを設計したりするだけに止まらず、顧客企業にとってどんなネットワーク構成が適切なのかなどを提案し続ける上流工程的な仕事にまで行動を移せればよりネットワークエンジニアとしての年収も変化していくでしょう。

    エンジニアとは顧客の問題を解決したり、必要性を技術で満たしていくことですから、その点に注意を払っておいてみて下さい。

    ネットワークエンジニアが身につけるべきスキル・能力

    ネットワークエンジニアが見つけておくべきスキル・能力は「ネットワークの設計・構築・保守・運用・さらなる良い提案」をしっかりと顧客に対して行うことができる対人スキルがあげられます。

    スキルや能力があるだけでは相手にはわかりませんし、提案しつつ折衝していく工程を勘案することが大事です。

    また、前述のようにスペシャリストとゼネラリストを複合させたT字型人材もこうしたネットワークエンジニアの一連の仕事を通じて少しずつ目指せるものです。

    その他にも資格試験をしっかりと受けながら体系的な知識群を獲得しておくことも重要ですし、近年ではセキュリティ関連の知識や技術にも触れておくべきですし、学習しておいて損となる事はありません。

    ネットワークそれ自体の構成は変化しないですが、ネットワークを取り囲むそれ以外の要因が変化し続けているため、気になる新しい技術は常にチェックしておくといいでしょう。

    自分のキャリアパスを考えてみよう!

    今までお伝えしてきた内容からネットワークエンジニアとしての自分のキャリアパスをどうやって構築していけば良いのかが少しずつ理解できたのではないでしょうか?

    実のところスペシャリストを目指す、ゼネラリストを目指すというのも現時点とある程度の将来で受けるだろう企業案件によって変わってしまいますし、これを絶対に目指すんだという考えかたを固まらせることはしない方が良いでしょう。

    柔軟に対応する意識を持ちつつ、顧客に対してどのような価値を提供していくことができるのかを考えながらキャリアパスを構築していってみて下さい。

    その過程においてT字型人材を目指す経路もあるのだと知っておけば今後どのような仕事をネットワークエンジニアとしてしていけば良いのかもうっすらと理解してくるのではないでしょうか?


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