エンジニアの転職理由とはどういったものがあるのでしょうか？ここではエンジニアの転職理由について見てみましょう。
- 経験者の転職理由は「スキルアップ」「上流工程をおこないたい」など
- 未経験者の転職理由は、今までの経験を活かせるプラス思考的なものが良い
- 以前の会社の待遇や人間関係が不満なので転職したいという理由はNG
エンジニア転職理由＜経験者＞
スキルアップのため
見た感じでは積極的な単語のように思われますが、そのフレーズに良い印象を感じる面接官はそれほど数多くはいません。「今現在の仕事ではスキルアップは不可能なのですか？」という様な具合です。
ポイントは、「自分自身で、スキルアップの為の研鑽を積んでいるだろうか？」ということなのです。エンジニアであるのなら、スキルアップすることを望んでいる方は多くいるのだと考えられますし、スキルアップを狙った取り組みをやらない人は、この後、エンジニアという立場で功績を残すという事は出来ないでしょう。
スキルアップを中途入社の理由として申し込むエンジニアも多いと聞きますが、そのスキルアップという使いやすいフレーズには気を付ける必要があります。また今現在の勤務先条件では、スキルアップが実現不可能な原因というものを詳細に述べることが欠かせなくなります。ここまでどんな風なことをスキルアップを意識してやって来ているか。きっと、面接官は、こんな風に問い掛けてくるはずです。
上流工程を行いたいため
下流業務を多数乗り越えたエンジニアであるがゆえに、ふさわしい実績を保持して、更に良い上流業務の役目を果たして理想的なシステム企画にチャレンジしたい。なんていうことも理由の一種として挙げることができるでしょう。それ自身は、前向きな志向を持っておりとても素晴らしいことに違いないでしょうが、「ひたすらに現在の状況から逃走したいだけなのではないだろうか？」と採用担当者に思い至られなように意識しましょう。
中小の企業といったところに勤務しているエンジニアの中では、「更に、上流工程に取り組んでみたい」と転職を決行する人もたくさんいます。いつまでも現在の状況からの変容を期待していることはなく、なぜ上流工程をやってみたいのか、意義を明確化して下さい。
体力の限界のため
30歳台の後半になって来れば、長時間の労働も困難を極めると思いますし、他の何よりも無茶が利かなくなっていきます。同じIT業界であるのなら、多少の違いはあってもエンジニアの仕事内容の状態を認識してくれることでしょうが、他の職種に転職を検討している場合、このような内容の理由は発言するべきではないと言えます。これほどの理由をストレートに面接などで申し述べることはできないと思いますが、良い印象を与えることも多くないでしょう。
システムエンジニアとは関係なしにIT系エンジニアは、時間外労働も数多く、納期間近には徹夜業務が避けられないなど、身体的にもハードな業種です。時間外の仕事の有無は当たり前として、通勤に必要不可欠な時間など、思いのほかスタミナを基にしている要素はいっぱいあります。また、転職後もかわらない環境になってはならないので、あらかじめじっくり業務内容というものを見定めておくことをおすすめします。
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エンジニア転職理由＜未経験者＞
志望動機がプラス思考な訴求力から開始させられているもの。 自分自身の経験から考えて発せられた自然な感じの動機をベースにしているものが好まれます。あるがままで構わないので、自分なりのこれまでビジネス歴と連動して述べられているもの。自分の体験に根ざしたナチュラルな志望動機であることが肝要になってきます。
そのうえで、焦燥感や戸惑いから消去法的に選択した志望動機ではなく、「経験がない状態だけれど、どうしてもスタートしてみたいと考えた」といったプラス思考な道理に強力に引かれるのです。そのような志望理由は、ご自身の言葉として口に出されるにとどまらず、シナリオ的にも整合性が際立つため、採用担当の胸の内にグイッと響き渡って来ます。 下手に他を参考にした転職理由より余程良いです。
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これはNG！伝えないほうが良い転職理由
転職理由には大きくポジティブなものとネガティブなものがあります。この内ネガティブな転職理由は仮に現実にそうであったとしてもこれを採用担当者に伝えても良い印象は与えないので、話すべきではありません。例えばこういったものがあります。
・福利厚生が承服できないので、会社を辞めた
・直前の企業で上下関係（人間関係）が上手く行かなくて離職した
・一ヶ月の賃金が安い金額で、日々の生活が耐え難いので会社を辞めた
この辺りはネガティブな転職理由と受け取られるので、職務経歴書にも書く必要ありませんし、自分の方から聞かれもしないのに敢えて語る必要もありません。ただし嘘を言うとそれを取り繕わなければいけないので、嘘をいう必要もなく、聞かれた場合のみ素直に答えましょう。転職理由の書面での解答が必須の場合は先の転職理由の項を参考に文章を考えましょう。
また「手に職をつけたい」「IT業界が将来性のある業界」だからという転職理由も扱いに注意が必要で、前職では手に職をつけることは不可能だったのか？前職は本当に将来性のない業界だったのか？よく考えてから理由としてチョイスしましょう。受け取られ方によってはこれらは後ろ向きな理由として解釈されてしまいます。
転職理由の扱いが難しいのは転職理由が前の会社を辞めた理由と直結している点で、特に日本では会社を辞めること自体がマイナス要因と受け取られがちです。なので辞めた理由をストレートに言ってしまうと、マイナスとして受け取られてしまう可能性が高く、この部分をどうポジティブに受け取ってもらえるかがひとつのポイントとなります。
嘘をいう必要は無いのですが、ネガティブな点を強調するよりもポジティブな転職理由を強調したほうが採用担当には好印象を与えます。書面に書く場合や面接の際は注意しましょう。
転職理由例文
転職理由＜経験者＞
ネットワークのノウハウは以前の仕事で身に付いており、現在でもネットワークのフィールドには引き付けられています。しかしながら、将来ネットワークエンジニアとして成長をしていくためには、多種多様なプログラミング言語の会得やその応用をやっていく必要を考え、転職を決心致しました。SIerに関したサービスや商材を周期的に作成している御社でならば、ここまで培ったネットワークのメソッドで職務に寄与を行ないつつ、これまでなかった方面にもチャレンジしていけるかもしれないと思い、志望致しました。
転職理由＜未経験者＞
以前は事務系の職種で、6年間会社勤めしておりました。IT関連事業とは無縁のプロフィールではありますが、前職ではバラエティーに富んだシステムを仕事で活用していました。その時に培った使う人としての観点やデータを活用して、自分自身がお客様のオーダーやお願い事を盛り込んだシステムやプログラムを製作し、何種類もの業界の手助けをやりたいと思い、IT業界への転職を決心致しました。
まとめ
志望動機は前の会社を何故辞めたのか？という理由も密接に絡んできます。言い方を誤るとマイナスのイメージを採用担当者に持たれてしまいます。転職理由にはポジティブなものとネガティブなものがあり、この内ネガティブな理由で転職の際は注意しましょう。
転職の選択肢を増やしたいというあなたは、ポテパンキャンプのようなスクールを利用してプログラミングスキルを効率的に学ぶことを検討しましょう。
