アプリ開発エンジニアに興味はあるけれど、具体的に何をすれば良いのかわからず、一歩踏み出せない方も多いのではないでしょうか。
本記事では、アプリ開発における人気の開発言語やキャリアパスについて、また平均年収などにも触れつつご紹介していきます。
- アプリ開発エンジニアはサービスの開発・運用・保守を行なう仕事
- プログラミングスキル以外にもコミュニケーション力なども大切
- 人気の開発言語は「Java」「Swift」「PHP」
- アプリ開発エンジニアの平均年収は500万円前後
- アプリ開発エンジニアになるには最初から最後まで開発してみることが大事
目次
アプリ開発エンジニアの仕事内容
アプリ開発エンジニアの主な仕事内容はWebサービスの『便利な機能』を開発・運用・保守していく事です。Webサービスを利用する上でユーザーが求めているだろう機能を作り上げていくのですが、株式会社LINEが提供しているチャット型アプリケーション「LINE」も通話・チャット機能を全ユーザーに対して提供しています。
例えば、一般ユーザーや一般企業に対して提供しているWebサービスや情報製品で使用可能な機能をアプリケーションと捉えておくと理解しやすいでしょう。アプリ開発エンジニアはこのようなWebサービスでユーザーが使いたいと感じる機能を作り上げる事が仕事内容となります。
スマホやタブレットPCの表示画面にある便利な機能もアプリとして扱われていますし、実はアプリ開発エンジニアは多くの機能を私たちに提供してくれています。
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アプリ開発エンジニアに必要な能力・スキル
アプリ開発エンジニアに必要な能力・スキルは、下記のようなものがあげられます。
・組織の中でのコミュニケーション能力
・担当するサービスの根幹を理解する能力
・最新の情報にいち早くキャッチアップする能力
・業務外でも勉強する姿勢
・プログラミングスキル
これはエンジニアとしてのスキルを高めるための項目ですが、継続して能力を高めることが最も重要です。エンジニアが40歳までしか働けないという説も今や昔の考えであり、大手企業や新興のIT企業のサービスの根幹を担っているのは得てして30代から40代の凄腕のエンジニアであることが往々にしてあります。
そして、社外や社内のプログラミング勉強会に参加することでさらにアプリ開発エンジニアに必要とされるスキルが何かを先輩や後輩と接することで理解出来るでしょうし、海外のプログラミングコードが蓄積されているGithubに参加することで、より多くのコードと向き合うこともアプリ開発エンジニアに必要なスキルです。
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人気の開発言語
アプリ開発エンジニアに人気の開発言語は、企業が使用しているプログラミング言語やプラットフォームによって全く違ってきます。例えばスマートホンアプリを開発する為の人気の開発言語は「Swift」「Objective-C」「Java」になります。これはiOSやAndroidアプリを開発するための主要な開発言語であり、日本や海外でも人気jの開発言語となります。
Webプラットフォームを企業が活用しやすいPC上のWebサービスに焦点を当てるなら「C」「Ruby」「PHP」「Scala」などが人気な開発言語となります。特にPHPは初心者でも開発しやすいプログラミング言語になりますし、門戸も広くPHP開発者も多い傾向にあります。
ですので、アプリ開発エンジニアにとっての人気の開発言語は「Swift」「Objective-C」「Java」「C」「Ruby」「PHP」となります。例えば、チャットアプリとなる「Chat work」の開発言語は「PHP」から「Scala」に変更されていて、少しずつですが、Webサービスに合わせた機能を提供できるプログラミング言語に変更されていく傾向があります。
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アプリ開発エンジニアの年収・給料
アプリ開発エンジニアの年収・給料は大手企業や中小SIerなどによって全く変わってきしまいますが、20代の場合の平均年収は500万〜600万程度となり、これは中堅レベルの開発力や技術力を持っているアプリ開発エンジニアに対して支払われています。ここから30代に入るに従って企業が保守・運用しているWebサービスの根幹部分を開発するなどする場合はより年収も上がっていき、700万〜800万円程度となります。
さらにアプリ開発エンジニアとしてCTOの職位で働くこととなれば、年収も1000万越えとなりますし、CTOになることがなくても「家族手当」「時間外手当」などの給料以外の手当も付くようになりますから、アプリ開発エンジニアの年収や給料は上昇傾向にあります。
アプリ開発エンジニアの年収の平均値を算出する場合は年齢別の要素を考慮しても「500万程度」となるでしょう。大手や中小企業の平均値を概算すればおおよそこの程度の年収比になりますし、アプリ開発エンジニアが得意なプログラミング言語によっても年収が増減していきます。
アプリ開発エンジニアになるには
アプリ開発エンジニアになりたい意思がある場合は極めて簡単です。それはなんでも良いからアプリを最初から最後まで開発し尽くす事にあります。HTMLやCSS、そしてJavaScriptなどのデザイン面を意識しがちな方も多いかと思いますが、それよりも基本となるユーザー登録やユーザー認証の開発を自分の力で開発しきるその姿勢が極めて重要です。
企業によってはアプリを一度開発してもらってから、そのアプリに対するダメだしや良い点を何回か面談という形で確認していきながら、開発をする意思と開発する能力がある。と見込んだ人間を採用していく能力主義な企業も存在しています。
新卒の場合は全く開発をしたことなくても適正値でアプリ開発エンジニアになることも可能ですが、今後の仕事内容になるわけですから、好きならばサクッとアプリを開発する事をお勧め致します。
その際の開発言語も「Swift」「Java」「PHP」などのあなたが開発してみたいと感じる開発言語を選択すると良いですし、その方が開発していて楽しく、かつ最後まで開発をする事が可能なはずです。
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アプリ開発エンジニアのキャリアパス
アプリ開発エンジニアのキャリアパスは、CTOレベルの開発力や技術力を獲得していくエンジニア」と「マネージング・開発もできるマネージャータイプのエンジニア」の2つのキャリアパスがあるとされています。
開発だけをしたいと感じるエンジニアの方もいますし、チーム全体のことを設計しながら自社のWebサービスを開発していきたいと感じるエンジニアの方もいます。
これはどちらを選択した方が良いのか?という論争が存在しているのではなく、アプリ開発エンジニアとして自分自身がどうありたいかのかによって決定されるだけです。
アプリ開発をしていくと理解しやすいですが、何もアプリ開発は開発者だけがいるから完成するというわけではありません。完成期日までの工数を設定しつつ、計画がうまくいくようにマネージングする人間やCTOレベルでガリガリとプログラミングをしている人間など多くの開発要因がいることでプロジェクト自体が成功していきます。
アプリ開発をチームや個人でし続けると、結果としてどのようなキャリアパスが自分自身にあっているのかが理解できるでしょう。
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アプリ開発エンジニアを目指そう!
アプリ開発エンジニアを目指す場合は、基本情報技術者資格・応用情報技術者資格・セキリュティスペシャリスト・ネットワークスペシャリストなどの資格取得も視野に入れておくと良いでしょう。
実際問題として、エンジニアとして資格取得を目指すのではなく資格取得を通じて、情報技術に関する基礎知識が身につくことが極めて重要です。資格取得を結果として役立つのであって、資格それ自体がそこまで役立つというわけではありません。
とはいえ、アプリ開発エンジニアを目指そうとする場合は、最低限理解しておくべき内容の知識ですし、知見だと言えます。これらの知識群を理解しておくとさらにアプリ開発エンジニアとしての能力を高めることが可能となるはずです。
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まとめ
アプリ開発エンジニアとは何か?どうしたらアプリ開発エンジニアになれるのかを詳細にお伝えしてきましたが、アプリ開発をしたい。アプリ開発エンジニアとして働きたい場合は今すぐアプリ開発を始めてしまうのがおすすめです。
アプリ開発エンジニアの平均年収のお話などもしましたが、基本的にはアプリ開発による技術力がある事が前提となりますし、知見があるからこそ高い給与を獲得することが可能となります。アプリ開発エンジニアを目指すなら、まずはどうしたらアプリ開発が可能になるのかを考えて行動していきましょう。