乗り物の模型や着せ替え人形など、お子さんが楽しんで遊べるおもちゃはたくさんあります。そしておすすめしたいおもちゃの種類として挙げられるのが、プログラミングを学ぶことができるおもちゃです。
深刻なIT人材不足の影響もあり、2020年からはプログラミング教育が必修化されます。お子さんが小さなうちからプログラミングの仕組みを理解しておくためにも、遊びながら学べるプログラミングのおもちゃをプレゼントしてみてはいかがですか?
近年、幼児から小中学生の子供が、楽しく遊びながらプログラミングを学べる玩具やサービスが多くリリースされています。まずは楽しむことから、ブログラミング学習を初めてみるのも良いでしょう。
こちらの記事では小さなお子さんから小学生のお子さんまでおすすめできるプログラミングのおもちゃを詳しく紹介します。
- 小さなお子さん向けには、簡単な仕掛けでロボットに命令ができる玩具がオススメ
- 小学生にはブロックやPythonなどのコードで、機会に命令ができるキットがオススメ
- 子供がプログラミングに興味を持ったら、遊び感覚で作れる物を与えてみよう
- プログラミングは、まず楽しむことから初めていこう
プログラミングが学べるおもちゃ2つ<幼稚園児向け>
はじめに幼児でも遊ぶことができるおすすめのおもちゃ2つを詳しく紹介します。
Cubetto(キュベット)
「Cubetto(キュベット)」は3才から6才までのお子さんが遊べる、可愛らしい顔が描かれている木製のプログラミングロボットです。
Cubettoにはあらかじめ付属されているブロックをはめることでプログラムを組むことができ、Cubettoに指示を与えることができます。Cubettoに指示を与えることができるブロックには「前へ」「左へ」「ファンクション」「ランダム」などがあります。
またワールドマップとストーリーブックを活用すれば、Cubettoを様々な世界で動かすことができ、お子さんの知的好奇心を刺激します。男の子も女の子も遊べるデザインなので、性別に関係なくプレゼントすることができます。
フィッシャープライス プログラミングロボ コード・A・ピラー DKT39
「フィッシャープライス プログラミングロボ コード・A・ピラー DKT39」はカラフルなイモムシ型のプログラミングロボットです。こちらのおもちゃが遊べる対象年齢は3才から6才になります。
イモムシ型ロボット「コード・A・ピラー」の体の部分にあたる8つのパーツには動きや音、光があらかじめ仕掛けられており、組み合わせる順番などよってコード・A・ピラーに指示を与えることができます。
パーツの順番を変えるだけでロボットに与える指示が変えられるので、小さなお子さんも簡単にプログラミングの仕組みを知ることができます。初めてあげるプログラミングのおもちゃにコード・A・ピラーはおすすめです。
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プログラミングが学べるおもちゃ3つ<小学生向け>
つづいて小学生のお子さんが楽しめるおすすめのプログラミングのおもちゃを3つ紹介します。
SONY MESH
「SONY MESH」は「ボタン」や「LED」といった、様々な機能を持った電子”MESHタグ”を専用アプリ”MESHアプリ”の中で繋げるだけでプログラムを組むことができるツールです。
無線機能を持っているMESHタグには、ボタンやLEDの他にも「人感タグ」、「動きタグ」、「明るさタグ」、「温度・湿度タグ」、「GPIOタグ」といった種類があります。SONY MESHは専用のアプリをダウンロードするだけで手軽にIoTを体験することができるIoTガジェットです。
電子工学に興味のあるお子さんにSONY MESHはおすすめです。
レゴ マインドストームEV3
「レゴ マインドストームEV3」はレゴブロックで組み立てられたプログラミングで指示ができるロボットのおもちゃです。
頭脳部品であるインテリジェントブロックにプログラムをすることによって、レゴ マインドストームEV3に指示が与えられます。またインテリジェントブロックでは「Python」や「Java」といったプログラミング言語も使用することができるため、お子さんは実際にプログラムを組むことができる言語を学ぶことができます。
「レゴ マインドストームEV3」は世界70カ国以上で使用されているプログラミングロボット教材です。本格的にプログラミング学習をお子さんに始めさせたい人は、こちらのおもちゃをプレゼントすることをおすすめします。
Koov
「Koov」はソニー・グローバルエデュケーションが提供している、ロボット・プログラミング学習キットです。
Koovの大きな特徴として挙げられるのは、ブロックを動物や乗り物など好きな形に組み立てることができ、またそのブロックにプログラミングで指示を与えることができる点です。なのでお子さんは自分の好きなものをブロックでつくることができ、かつ動かすことができるのです。
また専用アプリに書かれている文字はほとんどひらがなで書かれているので、小学校低学年のお子さんでもプログラムを簡単に組むことができます。お子さんの想像力を伸ばしたい人にKoovはおすすめのおもちゃです。
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子供がプログラミングに興味を持ったら
最後にお子さんがプログラミング学習に興味を持った時におすすめしたいことを3つ詳しく紹介します。
プログラミングのおもちゃをあげる
まだ小学校に上がる前、もしくは小学校に上がったお子さんであっても、もしプログラミングに興味を持ったのであればまずはプログラムを組むことができるおもちゃをプレゼントしてあげてください。
ブロックをはめるだけで動きの指示を与えられる「Cubetto(キュベット)」や、小学生のお子さんには「Koov」がおすすめです。はじめからプログラミング学習を始めるのではなく、おもちゃを通してプログラミングを体感し、楽しんだ方がその後学習も継続しやすくなります。
ぜひお子さんが気に入ったプログラミングのおもちゃをプレゼントしてあげてください。
「scratch(スクラッチ)」でプログラムを組んでみる
プログラミングのおもちゃでお子さんが満足できなくなったら、ビジュアルプログラミング言語である「scratch(スクラッチ)」でプログラミング学習をはじめてみてはいかがでしょうか。
scratch(スクラッチ)とはMITメディアラボが開発した、コードを書かなくてもプログラムを組むことができるk子供向けプログラミング言語です。
scratch(スクラッチ)はブロックを組み立てることによってプログラムを組むことができます。またブロックの形もプログラムが組みやすいようにはっきりとした凹凸があります。なのでお子さんも簡単にプログラムを組むことが可能です。
お子さんが初めて学ぶプログラミング言語にはscratch(スクラッチ)がおすすめです。
プログラミング教室の無料体験・説明会に行ってみる
お子さんが自宅でプログラミングのおもちゃを楽しんでいたりするならば、おすすめしたいのは子供向けプログラミング教室に通わせることです。
最近のプログラミング教室ではプログラミングでアプリをつくったり、ロボットを動かしたり、また3DプリンタなどIT技術を活用してものづくりができたりする、多種多様なカリキュラムが用意されています。
また週末や放課後プログラミング教室に通うことができなくても、冬休みや夏休みに開催されるプログラミングキャンプもあります。学校以外で年の近い友達ができるチャンスでもあるので、ぜひ参加させてみてはいかがでしょうか?
まずはプログラミング教室の無料体験や説明会に親子で参加してみるのがおすすめです。
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まとめ
大人子供問わず、年々プログラミング教育の必要性は高まっていますが、学ぶことより大切なのはプログラミングを楽しむことです。プログラミングは習得することによって、自分が想像していたものを実際に動かすことができる魔法のようなものなのです。
なのでプログラミングのおもちゃを通して自分のつくりたいものがつくれる楽しさを、お子さんには教えてあげてください。
こちらの記事を参考にして、ぜひお子さんのぴったりのプログラミングのおもちゃをプレゼントしてあげてくださいね。
2020年からは小学校でプログラミング教育が必修化されたように、これからの時代には、物事を論理的に捉えて処理することができる人材が求められます。そして、非エンジニアの方でもある程度はプログラミングに触れておいたほうがよいでしょう。「ポテパンキャンプ」は、現役エンジニアが、分かりやすくプログラミングの基礎から教えるスクールですので、一度ご検討してみてください。