実はプログラミング学習を難しいと感じている人も、少しのコツを押さえるだけで解決できなかった問題をすぐにクリアすることができます。
こちらの記事ではプログラミングが難しくてできないと感じている人に向けて、プログラミングに対する苦手意識を解消できるアドバイスを紹介します。
- 苦手意識があってもとにかくプログラミングを始めてみよう
- 英語への苦手意識もよく出てくるものは感覚でわかるようになる
- プログラミング言語は自分の興味のあるものから触ってみよう
- プログラミングは仕組みを全て暗記する必要はない
- コードのコピペは積極的に活用すべき
目次
プログラミングができない?苦手意識がある理由と対処法
はじめにプログラミングに苦手意識を持ってしまう理由、そしてその対処法を詳しく紹介します。
プログラミングを始める前から苦手意識がある
プログラミング学習をしたことがない人から「プログラミングは難しい。」という言葉を聞いたことはありませんか?
この言葉は確かに正しくはあります。何年もプログラミング学習を続けている人であっても、何時間もかけても解決できないエラーが生じることは多々あります。またプログラミングはすぐに新しい言語が生まれ、新しい技術も絶え間なく生まれます。なので一つの言語を習得したとしても、また新しい言語を勉強する必要があるのです。
しかし学習をしている時に難しい、と感じることがあったとしても、その問題の解決方法を一つずつ、時間をかけてゆっくりと行えば必ず解決することができます。つまりプログラミングが難しいのは真実ですが、時間をかけて解決することはできるのです。始める前に感じている苦手意識は、とりあえずコードを書き始めることで解消することは多いです。まずは何も考えずに始めてみてください。
コードの英語がわからない
プログラミング言語は英語で記述されています。そして英語に苦手意識を感じている人の中には、プログラミング言語の英語にも苦手意識を感じる人もいます。
しかしプログラミングを上達させるのに必要なのは、コードの仕組みを理解する勉強ではなく、手を動かすことです。なので最初に記述しているコードの英語の意味がよく分からなくても、手を動かしていくうちに感覚で把握できるようになるので安心してください。英語だから、と固定概念を持って苦手意識を持たずに、まずは手を動かしてコードに慣れてみてください。
プログラミング言語の選び方がわからない
プログラミングの勉強を始めたいと思っていても、まずどの言語を選んでいいのか分からず、勉強が始められない人もいます。そしてそんな人におすすめしたいのは、はじめに「自分がプログラミングで何をつくりたいのか」を確認することです。
まずはプログラミングで何をつくることができるのか調べてみましょう。Webアプリ、iOSアプリ、IoT、ゲームなど、つくることができるものは沢山あります。その中から簡単につくれて、自分が一番興味のあるものを探してみてください。そして自分がつくりたいものに必要なプログラミング言語の学習を始めましょう。この言語の選び方が一番学習を継続できます。
仕組みを全て理解して暗記しようとしている
プログラミング学習をしている人の中に、「プログラミング=暗記」と捉えてしまっている人がいます。確かにプログラミングはある程度勉強が必要ですが、一番大切なのはプログラミングを活用して何かを実際につくることです。
プログラミングは小学校の授業で例えると音楽や工作の授業に近いです。勉強する、というよりは歌ったり絵を描いたりするのと同じように、コードを記述して体で覚えていくものです。なので無理に仕組みの全てを理解する必要も、暗記をする必要もありません。
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プログラミング学習・開発に役立つツールを使おう
つづいてプログラミング学習や開発に便利なおすすめツールを3つ紹介します。プログラミング初心者でまだ紹介するツールを利用していない人は、ぜひとも取り入れてみてくださいね。
Atom
「Atom」はプログラミングのコードを記述するエディタです。コードが細かく色分けされて確認でき、他のエディタと比較して使用しやすいのが大きな魅力です。またAtomは作業効率を上げるためにキーバインド(ショートカットキー)を設定することもできます。この機能を設定することによって、少しキーを打つだけでコードを記述することができるのです。エディタ選びに迷っている人は一度Atomを試してみてください。
GitHub(ギットハブ)
「GitHub(ギットハブ)」は記述したコードを管理することができる、ソースコード管理サービスです。またGitHub(ギットハブ)は自分が書いたコードを管理できるだけではなく、他の人のコードを見ることができ、バグ管理も行なってくれます。万が一使用しているパソコンが壊れてしまっても、GitHub(ギットハブ)にコードを上げていればオンライン上からコードをダウンロードできます。パソコンが壊れてしまう時のことも考慮してぜひGitHub(ギットハブ)は利用しましょう。
Cloud9(クラウドナイン)
「Cloud9(クラウドナイン)」はコードでの開発環境、データベースをクラウド環境で管理できるサービスです。Cloud9は統合開発環境(IDE)にあたります。Cloud9を利用するメリットとして上げられるのは、クラウド上のためデータ消失が防げる点と、チームでの共同開発ができる点です。複数のパソコンを利用する人などはCloud9がおすすめです。
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プログラミングには才能・センスが必要なのか?
時々プログラミングには才能、もしくはセンスが必要という意見があります。しかしプログラミングに特別な才能、センスは必要ありません。確かに他の人と比較して作業効率が早く、習得も早い人がいます。しかしその人はその人なりに工夫を重ねてスピードを上げている可能性が高いのです。才能やセンスではなく、学習方法を自分で考え、アレンジして努力しているのです。
プログラミングを上達させる上で大切なのは、「学習を継続すること」と「問題解決方法を探しつづけること」です。この2つを諦めずに続ければ、必ずプログラミングは上達します。プログラミングにおいて生れながらの才能、センスは必要ありません。
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コードはコピペしないほうがいいのか?
プログラミングでコードを記述している時に技術ブログやサイトに記載されているコードをコピーし、そのままエディタに貼り付けることがあります。そしてこういったコードの記述方法に肯定的ではない人もいます。
しかし初心者のプログラミング学習における最終目的は、「全てのコードの仕組みを理解し自分で書けるようになること」ではありません。「自分のつくりたい製作物をプログラミングでつくる」ことです。
勿論プログラミング学習をつづけていく間に、コピペをせず自分で書けるコードが増えていった方が、インターネット上にある他の人が公開しているコード、技術は参照するべきです。参照することは全く悪いことではありません。
プログラミングを上達させるために必要なのは、情報処理能力です。すでに他の人が記述できているコードの理解に時間をかけるのではなく、自分のつくりたい製作物を完成させることに作業を集中させましょう。
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まとめ
プログラミング学習は難しいというイメージがあり、苦手意識を持ってしまう人もいますが、実際に手を動かしはじめてみるとそんなことはありません。プログラミングは勉強するものではなく手を動かしてつくりあげていくものです。今プログラミングを始めようか迷っている人は、ぜひとも気楽な気持ちで始めてみてください。