プログラミング学習を始めてみたいけれど、何から始めたらいいのか分からない。プログラミング学習は難しそうなイメージがあり、なかなか手を出せないという人も多いのではないでしょうか。
本記事ではプログラミングを始めるのを迷っている人に向けて、プログラミングが楽しい理由、またこれからの社会でのプログラミング学習の必要性について詳しく紹介していきます。
- アイデアを形にして動かせるようになるとプログラミングは楽しい
- ライターやデザイナーもWeb制作への理解を深めることで仕事がより楽しくなる
- プログラミングが出来るとリモートワークの仕事も獲得出来る
プログラミングが楽しいと思える理由
まだプログラミングを始めたばかりの初心者の人や、プログラミング未経験の人にとって、プログラミングの楽しさが理解できない部分もあると思います。
はじめにプログラミングが楽しいと言える理由4つを紹介します。
アイディアが形にできる・動く
プログラミングを学習すると自分の頭の中にあるアイディアが、コンピューターを通して実現することができるようになります。環境が整っていれば、自宅でスマホに入れるアプリを自分一人でつくることができるのです。
これまでは自分のアイディアを外に出すには絵を描いたり、文章を書いたりするといった方法でした。コンピューターが生まれたことで、そこに新しくプログラミングが加わったのです。
自分の命令した通りにプログラムが動くのを見るのはとても楽しいものです。
論理的思考力が身につく
プログラミングを学習することで思考も変化します。論理的思考力が身につくのです。
なぜならプログラミングとは、プログラミング言語でコンピューターに命令をする作業のためです。論理的思考力を持って正しく命令をしないとコンピューターは命令を聞きません。
プログラミングをしているとたびたびエラーが起こり、思ったように動作をしてくれない事態になります。そして問題が起きた時に物事を順序だてて解決に導く力が必要になるため、論理的思考力が鍛えられるのです。
論理的思考力が身につくと、日常生活や仕事上で起きた問題を積極的にスピーディに解決できるようになります。論理的思考力が着くことでストレスが減り、生活を楽しくすることができます。
特に小さなお子さんは論理的思考力を育てるためにも、早い段階でプログラミング学習をすることをおすすめします。
転職しやすい能力が身につく
今はインターネットの発達により、年々プログラミング言語を扱うプログラマー、エンジニアの必要性は高まっています。なのでプログラミングを学んでいた場合、転職の成功率は飛躍的に上がります。
現在就いている職業がITと関連性の低い職種であっても、オンライン学習やプログラミングスクール、独学などでプログラミング言語を学べば、IT業界への転職の成功率はぐっと高くなります。
さらにプログラマー、エンジニアに転職を希望していなくても、今は様々な業務にプログラミングが活用されているため、システム設計やWeb制作などを理解する上で、プログラミング学習は非常に役に立ちます。
デザイナー、ライターのなどWeb制作に関わる職種の人はWebサイトの理解を深めるためにも、プログラミングを勉強してみるのをおすすめします。理解が深まり、よりWeb制作という仕事が楽しくなります。
業務を効率化することできる
スマホの家計簿アプリや、読んだ本を登録できるアプリのように、プログラミングを活用することによって日常生活の業務をより効率化することができます。
作業に一定の法則がある場合、プログラミング言語を使用してプログラムを組むことで、作業をすぐに終わらせるシステムをつくることが可能になります。
プログラミングを思うように扱えるようになると、自分の希望に沿ったシステム、アプリを作れます。なのでより好きなことに費やす時間を増やすことができ、生活にゆとりが生まれます。
【関連記事】
▶どれがいい?プログラミング言語10種類を紹介します!
「プログラミングで何が出来るのか詳しく知りたい」といった方は、「ポテパンキャンプ」の無料カウンセリングも試してみてください。
今後のプログラミングの必要性
プログラミングはこれからどんどん必要性が高まっていくということが断言できるスキルです。
「プログラミングを学ぶのなら、生涯仕事に困らないことを約束しよう」世界最大級のSNSサービス「Facebook」の元役員、Chamath Palihapitiya氏が言ったこちらの言葉は有名です。この言葉の通り、プログラマーやエンジニアの需要はどんどん高まっています。
そしてこれからの時代はさらに変化が激しくなり、働き方やライフスタイルは流動していきます。そんな時代にプログラミングが必要である3つの理由を紹介します。
リモートワーク・在宅で仕事ができるようになる
結婚をしている人やお子さんがいる人たちにとって夫婦共働きで家事、子育てを行うのはとても大変なことです。そしてそんな人達にこそ、在宅で仕事ができるようになるプログラミングを学ぶことを強くおすすめします。
奥さん、もしくは旦那さんどちらかがリモートワークになり在宅で仕事ができるようになれば、朝の通勤や残業を避けることができ、かなりの負担が減ります。
また骨折や病気など万が一のことがあった時も、リモートワークであった場合、仕事を継続できる可能性があります。ゆとりのあるライフスタイルをつくるためにもプログラミング学習はとても重要です。
情報処理能力が向上する
インターネットが発達し、私たちはスマホやパソコンを通して、毎日圧倒的な量の情報を集めることができるようになりました。
しかしインターネットの情報量の多さに適用するのが難しく感じている人も多くいます。そしてそんな人はプログラミング学習をしてみてください。なぜならプログラミングを学ぶことで情報処理能力が向上するからです。
コードを書いている時にエラーが起きると、プログラミングに関する本を読むこともありますが、基本的にはインターネットで同じ状態のエラーの解決策を探します。
プログラミングを学べば学ぶほど検索エンジンにはどのような言葉を入れればいいのか、どのようなサイトが正しい情報を持っているのかが分かるようになります。インターネット上にある、無数の情報を処理する力がプログラミングによって鍛えられます。
現代は教養としてプログラミングを学ぶ時代です
コンピューター、そしてインターネットという新しい道具・技術の誕生によって時代の進化のスピードは加速しました。そしてプログラマーやエンジニアではない職種の人達も、プログラミングを学ぶ必要性が高まっている時代へと変化しました。
最近ではAI(人口知能)の発展により、今まで人間が行なっていた作業の多くが機械に代替される、というニュースをネットやテレビで見る機会が増えたと思いませんか?
ニュースが予測している未来がどこまで本当になるかは分かりませんが、業務効率化のため、単純作業の仕事が機械にどんどん取って替わられる可能性は高いです。技術の進化によって、自分が今就いている職業が失われてしまう可能性があることを、一度考えた方がいいです。
プログラマー、エンジニアに転職するわけではなくても、今自分が就いている仕事にプログラミングの技術はどう応用できるのか考えてみてはいかがでしょうか。そしてそのことを考えることによって、機械にはできない、人間にだけできる仕事は何か分かります。
これからの時代を生き抜くためにも、プログラミングはとても重要な教養と言えます。
【関連記事】
▶文系にプログラミングが必要な理由とは?
「教養としてプログラミングを学びたい」といった方は、「ポテパンキャンプ」の無料カウンセリングも試してみてください。
まとめ
プログラミングを学ぶとプログラマー、エンジニアとして転職をすることができます。そしてこれらの職業は安定した高収入の仕事が多く、将来仕事がなくなることはありません。
プログラミングを始めることに悩んでいる人、プログラミングは難しいと感じている人は、まずはスクールなどメンターに教えてもらえる環境ではじめてみてはいかがでしょうか。プログラミングの面白さ、楽しさに気付くことができますよ