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AWSの採用についてまとめています。

AWSでの採用までの選考プロセス

AWSでは、公式サイトでキャリア採用(中途採用)を募集しています。

最初にすることは、ウェブから応募することです。AWSでは職種名や勤務地で求人情報を探すことができます。2021年10月時点では、アマゾンウェブサービスジャパンの募集は、東京募集が273、大阪が23、福岡が4、名古屋が3…となっていて、ほとんどが東京募集でした。コネがある場合、アマゾンウェブサービスジャパンからの紹介で応募することも可能。

参考)AWSジャパンでの募集職種一覧

まずは、応募用アカウントを作成しましょう。このアカウントあてに最新情報が提供されます。適したポジションがすぐに見つからなかった場合には、アカウントあてに求人情報を送ってもらうこともできます。

アカウントの作成は、募集職種一覧の求人詳細ページ右上の「今すぐご応募ください」ボタンをクリックすると作成画面になります。なお、既存のAmazonアカウントを使うことも可能です。

書類選考は募集ページにて、履歴書や職務経歴書一式をPDF形式かWord形式で送付します。書類の記述は日本語、英語どちらでも構わないとなっていますが、ビジネスレベル以上の英語力を求めるポジションへの応募は、英語で応募書類を作成する必要があります。書類選考に通ると、登録したメールアドレスに連絡が届きます。

以下は、Enterprise Account Engineerの募集の例です。

基本条件と歓迎条件が記載されているので、基本条件をすべて満たしていることと、歓迎条件の中であてはまるものについて、応募書類に記載します。例えば、Enterprise Account Engineerの募集では、以下のようになっていました。

以下が基本条件です。

歓迎条件は以下となっています。給与条件などにプラスとして評価されると思われます。

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この募集では、基本条件に学歴は含まれていませんが、ポジションによっては大学卒業が条件となっているものもあります。Amazon は男女雇用機会均等法を順守しており、人種、出身国、性別、性的指向、障がい、年齢、その他の属性によって採用選考の際に差別することはない、と公式サイトに記載されていました。

一次選考は、書類選考に通った場合に、1回または複数回の面接でおこないます。給与条件は、一次選考の前に通知されます。技術職(ソフトウェア デベロップメント エンジニア、テクニカルプログラム マネージャー)の場合、一次選考の前に技術テストを実施するケースもあり。なお、遠方の場合は電話面接またはビデオ面接にも対応しています。

面接では、面接用の準備資料が提供されます。ウェブでも確認することが可能です。

参考)Amazon面接 | Amazon.jobs

対面面接の前に、Amazonのカルチャーを知るためにAmazon社員に会う時間が設けられています。服装は自由で「快適でカジュアルな服装」でOK。安全上の理由で、一部の施設では「つま先が空いた靴が禁止」などの場合もあります。

面接は、応募者の過去の経験や遭遇した課題について、質問とディスカッションを組み合わせた形式でおこなうので、事前に詳細な例を用意しましょう。

具体的には、面接官から以下のような質問がされます。どのように回答するか、事前に練習しておいたほうが良いでしょう。面接は45分~1時間となっています。

技術職の場合は、コードやシステムのデザインをホワイトボードを使って演習します。準備のために、コンピュータ科学の基礎の復習と、実際にコードを記述する練習をしたほうがよいでしょう。

参考)ソフトウェア デベロップメントのトピック | Amazon.jobs

面接は場合によっては、Amazon Chimeを使ったバーチャル面接(ビデオ会議)となる場合があります。その場合は、デスクトップPCでAmazon Chimeをダウンロードし、マイク付きヘッドセットを用意しましょう。

最終選考は、さらに複数回の面接になります。ポジションによっては、面接会場は東京目黒本社となります。(交通費のサポートあり)日本以外の国に在住している場合は、最終選考も電話面接やビデオ面接での対応となります。

最終選考に通ると、正式な入社オファーとなります。入社日の調整などをおこないます。なお、スケジュール次第ですが、書類選考から内定までの目安は、通常約1ヶ月となっています。

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AWSジャパンでの新卒採用

AWSジャパンでは、大学新卒募集もおこなっています。

参考)Splash Amazon Japan Students

応募条件は以下の通りです。

応募条件に英語力に関するものがありませんが、AWSジャパンでは社内文書やツール類の日本語化が一部未整備のため、英語力の読み書きレベルが必要になります。目安としては、TOEIC 600点。業務を通じて英語力を身に着けていけば良いと公式サイトにありますが、「面接の際は自己紹介や自己アピールは英語でできるように準備してください」とあり、英語力のハードルは、一般の会社よりはかなり高いと考えたほうが良さそうです。

新卒対象者には、インターンシップ(ワークショップ)が開催されていて、参加することで対象ポジションの業務の体験や、仕事内容への理解が深められるようになっています。なお、2021年の実施はオンラインでの実施となっています。

参考)インターンシップ|AWS Japan Recruitment

AWSの採用 まとめ

ポテパンダの一言メモ
  • AWSでは公式サイトにて、職種や勤務地から求人情報を探すことができる
  • 応募条件や基本条件に英語力が記載されていなくても、TOEIC600点レベルの英語の読み書きは必須
  • 面接は質問とディスカッションの組み合わせ。技術職には、技術演習がおこなわれる場合もある

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