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Amazon Web Services(AWS)とMicrosoft Azure、Google Cloud Platform(GCP)が、今のところ三大クラウドと呼ばれています。本記事ではその中でも、サービス数が圧倒的に多いAWSに注目してみましょう。

本記事ではAWSと他社のサービスを比較するのではなく、「AWSの求人」に注目します。AWSの技術を使いこなせるようになれば食べていけるのでしょうか?転職や就職に有利なのでしょうか?本記事では、そのような疑問を解決できるように解説していきます。

AWSエンジニアの転職の需要は?

もちろん、あります!

IT業界では、従来型の重厚なシステム構成を改める動きがあります。それがAWS Lambdaを用いたサーバーレス化や、1つのシステムを小さな単位に分割して組み合わせるマイクロサービス化です。これらの技術はクラウドととても相性が良いのです。

また、AWSはIoT(モノのインターネット)やビッグデータのサービスが豊富です。こういった最新技術のサービスがふんだんに用意されていることが、今後もAWSの需要の伸びを確実にしています。

既存のネットワーク・システム環境をクラウドへ移行しつつ刷新、といった案件もあります。このような案件は移行完了後もそのまま運用案件に入りますので、一度アサインされれば仕事が継続することは十分考えられます。

以上より、AWSへの需要は今後ますます高まるばかりです。

AWSエンジニアに求められるスキル

どのようなスキルがあれば、AWSエンジニアと呼ばれるのでしょうか?

AWSが、というよりクラウドの活用が、従来のネットワーク・ハード設計や運用技術を、根底からくつがえしてしまうことに注目した方が良さそうです。

設計は同じでも、実装は大きく異なる

従来のように、自前のサーバーを用意してハブやルーターを設置して、LANケーブルを敷設して・・・といった形態をオンプレミスといいます。クラウドを活用するためには、オンプレミスから大きく脱却する必要があります。

ネットワークやサーバーの設計書を実装するのに、オンプレミスとクラウドでは実装方法がまったく異なります。言い換えると、従来の構築手法を完全に理解して、オンプレミスでいう○○はクラウドでいう△△といった置き換えができなくてはなりません。

さらに置き換えだけでなく、クラウドサービスの積極的活用ができなくてはなりません。オンプレミスではデータベースはサーバーにインストールするものでした。しかしAWSはデータベースそのものがクラウドのサービス(Amazon RDS)として提供されており、あえてサーバーにインストールする必要はありません。

要件から落とし込まれたネットワーク・サーバー設計書を見たとたん、それを実装するにはAWSのこのサービスを使って・・・と瞬時に思いつくだけの深い技術理解と応用スキルが必要なのです。

従来では「見えた」モノが「見えなくなる」

従来では考えられなかったことの1つに、スケーラビリティ(アップサイジング、ダウンサイジング)やポータビリティがあります。

AWSや他のクラウドでもそうですが、ハードウェアの増強は数クリックで即座に可能です。ネットワークですらクラウド内で仮想ネットワークを構築できるし、どんどん拡張していくこともできます。もちろんハブもルーターも実機は必要ありません。既存の自前ネットワークをクラウドに拡張することだって可能です。

サーバーのディスクはクラウド上にあります。サーバーとディスクを切り離し、ディスクをバックアップとして海外のデータセンターに持っていくことすらできます。そのサーバー自体、もちろん仮想サーバー・・・

仮想環境上のものは目に見えないので、なんとなく落ち着かない感じがします。しかし、だからこそスペックを上げたり下げたりすることがとても簡単なのです。エンジニア側も従来は見えていたものが見えなくなり、その代わりにとても便利なことがあることを知り、使いこなさなければなりません。

運用技術まで大きく変わる

今まで述べてきたのは、あくまでカットオーバーまでの話です。これが運用・維持改善フェーズになると、またもやオンプレミスの常識では対応できないことが多数出てきます。

サーバーの死活監視は、Zabbixを使わなくてもCloudWatchというサービスで可能ですし、サーバーの負荷が高くなるとオートスケールで負荷が高い時期だけ台数を追加、ピークが去ればまた元の台数に、といったこともできます。

このように、カットオーバーした後の運用作業まで見据えて、より適切なサービスの選択をしなければなりません。AWSエンジニアとは、運用技術も必要なのです。

AWSエンジニアの心構え

AWSのエンジニアに求められるのは、オンプレミス時代に身につけた基礎技術を、AWSの新技術に置き換えられるような柔軟さです。またAWSのサービスは日々増殖していきます。参考書もあるにはありますが、サービスの拡張について行けずに瞬時に古くなっていきます。1年も経てば古くて役に立たないのです。

AWSエンジニアは時代の流れを常に感じ、従来の手法をAWSの各種サービスで見直すといった心構えが必要です。

しかし、AWSのサービスそのものの理解を深めることはもちろん大事ですが、どうせならクラウド一般の常識やノウハウを身につけましょう。いざAzureやGCPへ移行!となったときもサクッと対応できれば、とてもカッコいいですね。

AWS未経験でも可能な求人はある?

大手の転職サイトで、カテゴリーをネットワークエンジニア、かつキーワードにAWSを指定して検索してみますと、確かにヒットします。

しかし、大体がAWS+他の要素、例えばAIやシステム開発と絡めた案件ばかりです。またAWSの経験○年以上と明確に決めている会社がほとんどです。未経験可であったとしても年収が300万前後という、家族を養うにはかなりきびしい額です。

よって、本当に未経験からAWSの案件を狙うなら、できるだけ早いうちからインフラエンジニアの道に入り、AWSエンジニアにステップアップした方が良いでしょう。

AWSエンジニアの年収・単価相場

AWSエンジニアの年収や単価はどうでしょうか?ポテパンより、AWSという語句で検索してみましょう。

【大手旅行会社向け基幹システムリニューアル(サーバーサイド)】
~650,000円/月
現在進行中の大手旅行会社様の基幹システムリニューアルPJ(新規開発)への参画をお願い致します。

【マイクロサービスを前提とした環境で活躍するインフラエンジニア】
~800,000円/月
AWSでのマイクロサービスを前提とした環境において、デプロイ・リリースを含めた環境を構築していただきます。
AWSで動作するログ監視、JOB実行基盤の構築、改善を実施していただきます。

【ポイントサイトのシステム基盤エンジニア】
~800,000円/月
サービス提供13年を越えるポイントサイトを支えるシステム基盤を一緒に改善していく、システム基盤エンジニアを募集しています。10年を越える所謂「レガシー」なシステムで手強いですが、専任グループを設置し、全力で取り組んでいます。
現在は、オンプレミスからAWSへの移転を、大きなテーマとして取り組んでいます。

などなど、です。

オンプレミス(移行を語る場合はレガシーと呼ぶことが多い)からAWSへの移行が目につきますね。クラウドという語句がよく聞かれるようになった頃から、オンプレミスの移行先をクラウドにする流れが生まれました。現在もその流れは続いています。

上記はすべてフリーランス向けの案件です。平均して大体60〜80万円(経験者を対象とした案件で)となっています。

フリーランス向けのAWS案件はあるのか?

もちろんです!

先ほどの例であげた案件は、いずれもポテパン上で掲載されているフリーランス向けのものです。ポテパン以外でも、フリーランス向けの案件紹介サイトにて、AWSで検索してみてください。ヒットしないということはあり得ません。

AWSエンジニアの今後の需要・将来性は?

前述のように、AIやIoT、機械学習、マイクロサービス、コンテナ技術、ビッグデータなどなどの、いわゆる最新技術のどれを取ってもクラウドと切り離せるものはありません。

AWSのサービス開始以降、AWSは時代の流れにとても敏感で、ITの世界に何か新たなキーワードが生まれると、それに追従してサービスを追加してきました。AWSは今後もこの動きを変えないでしょう。

AWSエンジニアの需要の伸びは、IT技術の進化にリンクしています。今後も需要が減るとは考えにくいのです。またAWSの技術の流れに乗るということは、エンジニアにとっても最新技術に乗るということです。とても魅力的ですね。

ただ十分に注意しなければならないのは、AWSを知っているだけでは仕事に結びつかないということです。

先に触れたオンプレミスからAWSの移行や、従来のサービスをマイクロサービス化するといった案件は、エンジニア的技量だけでは物足りないのです。既存の環境やシステムの分析を行い、AWSのサービスができることを把握した上でどのようにサービスを組み合わせ、それにいくらかかるのかを計算し、関係各所に提案することだって出てくるでしょう。

AWSエンジニアはまさしくシステム開発における「上流」のスキルが要求されます。

何らかのサービスや基盤の移行といえば、正解が無い世界です。やってみて初めて正解だったのかどうかがわかります。そんな世界で「やったことないので分かりません」「私は技術のことしか分かりません」などと言えるはずがありません。

AWSの需要は手堅いものがありますが、その安定を得るためには、それ相応の知識と経験が必要となるのです。

AWSエンジニアの求人の探し方

AWSがメジャーなキーワードになった今、どの求人情報サイトでもある検索機能を使って「AWS」で検索すると案件がヒットします。ぜひ実際にやってみてください。AWSでヒットする案件はAWSの技術のみを求めていない、といった傾向がよく分かります。

これから勉強する、転職するという方は、AWS案件でその他に何が求められるのかを調べて学習計画を立てると良いでしょう。

また、AWSにはサメのマスコットがとてもかわいいJAWS-UGというコミュニティが全国各地に存在します。ぜひのぞいてみて下さい。仲間ウチでAWSエンジニアを募集している会社が見つかるかもしれません。

エンジニアになりたい人に選ばれるプログラミングスクール「ポテパンキャンプ 」

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