Webデザイナーの中には会社員だけでなくフリーランスとして働く人が増えており、キャリアプランとして検討している人も多いようですが、メリット・デメリットなど抑えておきたい情報は沢山あります。
そこで今回は、今後フリーランスのWebデザイナーとしてやっていきたい人のために知っておくべきことについてお話していきます。
- 仕事獲得にはクラウドソーシングサイトやSNSを活用しよう
- フリーランスWebデザイナーは営業力や自己管理能力も必要
- フリーランスは自由に仕事を選べるが収入が不安定な一面も
- フリーランスWebデザイナーは増えているが求められるスキルも多くなっている
- フリーランスWebデザイナーとして好きな仕事が出来るように知識の幅を広げよう
目次
フリーランスのWEBデザイナーが仕事を獲得するための方法・ポイント
クラウドソーシングのサイトに登録する
最近のWeb業界ではフリーランスとして個人で仕事を請ける人が増えてきているため、多くの企業が個人に対して直接依頼するケースもよくあります。
そんな中多くのフリーランスワーカーが活用しているのがネット上の外注サービスであるクラウドソーシングです。
クラウドソーシング専門のサイトでは沢山の企業や個人事業主がフリーランスに向けて仕事の外注先を募集しています。
そのため自分からプレゼンや訪問をしなくても仕事を見つけることができ報酬も相談して決められるので企業で働くより高単価で仕事を請けることも可能です。実際にフリーランスのWebデザイナーの中にはクラウドソーシングサイトだけの受注で生計を立てている人も沢山います。
SNSで発信・依頼の募集をかける
会社に所属していれば自分から発信しなくても仕事は入ってきますが、フリーランスになって活動するなら自分から仕事を穫りにかなければなりません。
そのためには自分の技術や実績をアピールする場を持つ必要があります。そこで有効なのがTwitterやFacebookなどのSNSです。自分のホームページ代わりとして活用することもできますし、過去に制作したものをポートフォリオとして掲載して依頼の募集をかけることもできます。
クラウドソーシングを活用しているフリーランスの多くはSNSをプロフィール代わりとして使っている人も多いようです。
フリーランスが集まるコミュニティに参加する
フリーランスにとって重要なことの一つに「いかに仕事が穫れる人脈や情報収集できる場があるか」が挙げられます。これらを得るためには同じフリーランスとして活動する人達と情報交換ができる場を活用しましょう。
例を挙げるとフリーランス限定の交流会やコミュニティです。フリーランスの人達はそれぞれのクライアントがいるので、仕事内容によっては紹介してもらえるケースもあります。
また働き方やクライアントとの仕事の進め方など、フリーランスとしてステップアップするための情報も沢山得られる場なので積極的に活用しましょう。
フリーランスのWEBデザイナーに必要な能力・スキル
自己管理能力
フリーランスとして仕事をする上で自己管理する力はとても重要です。
自己管理能力がないと、仕事を円滑に進めたりスケジュール通りに納品ができないなどあらゆる面に影響が出てきます。
このような問題が積み重なっていくことは、クライアントに迷惑をかけるだけでなく、自身の信用を失うことにも繋がってしまいます。フリーランスは自由に時間管理できることがメリットでもありますが、甘く考えると一気に信用と職を失うことになりかねないので特に気をつけなければなりません。
情報収集能力
Web業界では常に新しいサービスや技術などが出てくるので、随時流行に合わせたデザインを取り入れるための情報収集する能力が求められます。
流行の変化に伴ってクライアントからも求められる内容も当然変化してくるので、自分から知識を習得して柔軟に対応する姿勢が常にもっていなければなりません。
営業力
フリーランスのWebデザイナーとして仕事をする上での営業とは、自分のスキルを売り込むことよりも、人脈を広げることの方が重要になります。
友人やお付き合いのあるクライアントからの紹介で仕事に繋がることも多々在るので、多くの人に知ってもらうためにアピールするという意味で売り込むチカラが必要になります。
ライティングスキル
本来Webデザイナーとライターでは別の仕事として区別されるのですが、最近ではWebデザイナーとして仕事を請ける際にサイト内のコンテンツを含めて全て依頼されるケースも増えており、最低限のライティングスキルが求められるようになってきています。
またコンテンツの中でキャッチーな文章を考えたり多くのユーザーから注目されるサイトにするためにデザイン性だけでなくライティングスキルが求められることもあります。
「フリーランスWebデザイナーとして必要なスキルが身に付いているのか不安だ」といった方は、「ポテパンキャンプ」の無料カウンセリングも試してみてください。
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フリーランスのWEBデザイナーのメリット・デメリット
メリット
1.自由な時間に仕事ができる
フリーランスのWebデザイナーは納品期日が全てなので、期日までの時間の使い方は基本的に自由です。なので夜遅くから仕事するもよし、朝遅くまで寝るもよし、仕事とプライベートを分ける必要もないのです。
ただオンとオフの線引きがないので堕落した生活を送ってしまいフリーランスで自立できずに失敗する人も多くいるので、自己管理は徹底しなければなりません。
2.納品した分だけ収入になる
会社に所属しているWebデザイナーの場合は月にどれだけ納品しても貰える報酬は決まっています。対してフリーランスの場合は納品した分だけ全て自分の報酬になります。また各クライアントごとに報酬の相談ができますし、実績が増えて依頼が増えてきたら報酬額を自由に上げることも可能です。頑張った分だけ自分に返ってくるのはフリーランスになる魅力の一つでもあるでしょう。
デメリット
1.土日祝日などの休みは関係なし
時間的な拘束がなく納品日を基準にして作業スケジュールを決めるので、土日祝日がお休みだったり定時で仕事を終えるというルールがありません。なので自然と24時間365日仕事しているような生活になってしまいます。
お休みの日を決めてしまう事も可能ですが、クライアントからすれば急な修正やトラブルにも即座に対応してくれると考えている場合も多いので休みにしていても仕事の連絡が飛んでくることも少なくありません。
なので仕事とプライベートをきっちり分けたいという人は、フリーランスにはあまり向いていないかもしれません。
2.仕事や給料の保証がない
フリーランスになりたいと思った際に誰もがリスクとして頭によぎる部分でしょう。
会社にいれば毎月決まった仕事量とお給料が貰えますが、フリーランスになればそんな保証はありません。仕事も必ず舞い込んでくるわけではないですし、仕事がなければお給料も発生しません。
自由度の高い働き方でありますが、その分安定して仕事がとれるようになるで諦めず着実に実績を積み上げる根気強さが必要です。
フリーランスWEBデザイナーの将来性
WebデザイナーだけでなくWebライターやエンジニアなど遠隔でもできる仕事に関しては年々フリーランスの割合が増えてきてます。
まだまだ伸び続けると言われているフリーランス人口ですが、Webデザイナーの仕事に関しては幅広い知識やスキルが求められるようになってきています。
最近のWebデザイナーの仕事に関しては単に「デザインができる」「プログラムがかける」という単体のスキルだけでは評価されにくくなっています。
「デザインができてSEOを意識したサイトづくりができる」などといった幅広い知識が求められるようになってきているのです。
今後フリーランスとして仕事を穫っていくためにはあらゆる内容にも柔軟に対応できる知識やスキルを常に吸収していく必要があるでしょう。
「フリーランスWebデザイナーの将来性について不安だ」といった方は、「ポテパンキャンプ」の無料カウンセリングも試してみてください。
まとめ: 自分の好きな仕事を探そう
フリーランスのWebデザイナーとして活動していく上で単に仕事をこなせるだけでは全く通用しません。
常に新しい技術や情報の変化を吸収する努力はもちろん、幅広い知識を身につける姿勢や結果も求められることを理解しておきましょう。
ただフリーランスになることで会社員では得られないメリットも沢山ありますし、このような働きかたが可能なのはWebデザイナーだけではありません。
今後フリーランスとして独立していきたい方は、まずは自分の好きな仕事を見つけて少しずつ技術や知識の幅を広げていきくといいでしょう。