インターネットを使ったフリーランスエンジニア向けのサービスも増えており、在宅ワークへのハードルが下がってきています。
本記事では、在宅フリーランスエンジニアのメリットや仕事の探し方についてご紹介します。
- 在宅フリーランスエンジニアなら時間や場所に拘束されない
- 自分でスケジュール管理出来る能力が大切
- 在宅案件を探す方法はクラウドサービスが主流
- 在宅ワークにはスタートアップ企業からの仕事が狙い目
- 初級者でも案件によっては在宅ワークが可能
目次
在宅フリーランスエンジニアのメリット
在宅のフリーランスエンジニアのメリットは、場所や時間に拘束されずに、好きな仕事に集中できることです。
毎朝、長い時間電車に乗って通勤する苦痛から開放されるばかりか、家族といっしょに過ごせる時間の確保も可能です。また、周囲に合わせて残業で会社に残らなければならない、といったこともなくなり、さらに、電話による問い合わせなど、会社にいると避けられない様々な割り込みからも解放されます。このように、集中したい時に集中でき、また、自分の都合で休みが取れるなど、自分のペースで仕事ができることが大きなメリットと言えます。
しかし、それらはメリットばかりとは言えません。同じ仕事をやっているチームメンバーとの連絡が疎かになると、トラブルの原因になりかねません。また、仕事とプライベートの切り替えができないと、さぼりがちになり仕事が疎かになることも。在宅でフリーランスエンジニアをやる場合は、そういったデメリットがあることを理解したうえで、メリットを活かす工夫も必要です。
在宅フリーランスエンジニアの働き方・ワークスタイル
ほとんどの会社では、始業時間が決められており、就業時間まで会社の中で働きます。そして、その時間、会社の中で作業することで給料がもらえます。しかし、在宅のフリーランスエンジニアは、受けた仕事を完成させ、納品しなければ報酬がもらえません。そのため、より仕事に真剣に取り組まなければなりません。
また、多くの会社員は、今の仕事が終わっても、次の仕事が上司から割り振られるので、割り振られた仕事をこなしています。しかし、在宅のフリーランスエンジニアは、自分で仕事を探さなければなりません。そのため、今の仕事が終わらないうちに、次の仕事のことも考えておく必要があります。
したがって、今の仕事をいつまでに終わらせるか、そして、次の仕事の準備をいつから始めるか、といったスケジュール管理が重要です。
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在宅フリーランスエンジニアの案件の探し方
残念ながら、フリーランスエンジニア向けの在宅の仕事がすぐ見つかるほど、たくさんはありません。人手不足の続くIT業界では、多くのフリーランスエンジニアが活躍していますが、その多くは、依頼先のオフィスなどに常駐する仕事です。
しかし、特殊なコネを持っている在宅のフリーランスでなければ、仕事が全く見つからない、ということはありません。丹念に探せば、在宅の仕事を見つけることは可能です。
なお、在宅の案件を探す方法としてよく利用されるのが、クラウドサービスです。そして、このサービスを利用して、在宅のフリーランスエンジニアとして活躍されている方もたくさんします。
ただし、誰でも登録できる大手のクラウドサービスは、ライバルも多く、さらに、登録されている仕事も単価が安かったり、仕様がはっきりしていないなど、自分が受けたい仕事を見つけられないこともあります。
また、最近は、フリーランス向けの在宅の案件に絞ったマッチングサービスのサイトもあります。案件を探している方は、ネットでそういったサイトを探してみてください。
なお、在宅で安定して仕事を得るには、一度仕事を受けた会社から新しい仕事を紹介してもらうのが、最も確実な方法です。
在宅フリーランスエンジニアに狙い目の案件の特徴
在宅で仕事を任せるということは、フリーランスエンジニアを信用して仕事を任せる、ということです。そのため、先ほども触れたように、勤務実態を把握しやすい常駐の仕事に比べて、在宅の仕事は圧倒的に少ないのが実際で、仕事を探すのに苦労される方もいます。
それでも、有能なフリーランスエンジニアに仕事を依頼したい会社はたくさんあるので、そういった会社の信頼さえ得られれば、在宅でもフリーランスエンジニアとしてやっていけます。まずは、それまで勤めて会社など、よく知っている会社から仕事をもらって信頼を作りましょう。
また、最近は、スタートアップのIT企業などで、リモートワークが可能な会社も増えてきました。こういった会社では、フリーランスエンジニアが行う在宅の仕事も理解があり、受ける方も楽です。そのため、スタートアップ企業の仕事が狙い目と言えるでしょう。
会社員とフリーランスの年収の差
フリーランスエンジニアはスキルによって受けられる仕事の報酬に大きな差があります。また、会社員の社会保障費や教育費は、その一部を会社が負担していますが、フリーランスはそれらの費用を全て自分で負担する必要があります。
そのため、単純に比較できませんが、20代や30代で年収が300万円台の会社員であれば、フリーランスエンジニアになることで年収アップが可能です。
なお、フリーランス向けのエージェントを利用すえば、常駐の仕事なら毎月60万円の報酬が得られる仕事がたくさんありますが、クラウドワークスで見かける在宅の仕事には、驚くほと単価の安い仕事も数多くあります。そのため、安い仕事ばかりやっていると、会社員時代よりも年収が少なくなることもあります。
とはいえ、数多くの在宅のフリーランスエンジニアの仕事では、プログラミングの仕事は報酬が高い仕事です。自分のスキルに自信を持てれば、会社員時代よりも年収アップが可能です。
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初級者でも在宅案件は取れるの?
フリーランスエンジニアは、経験豊富なベテランのエンジニアばかりではありません。事情により、在宅でしか仕事ができないプログラマーも、クラウドソーシングなどを活用してフリーランスエンジニアとして働いています。さらに、大学生など、プログラミングを学習している最中の方も。
このように、クラウドソーシングを利用しているフリーランスエンジニアの初級者がいます。そして、そういった初級者でもやれる仕事の募集も見かけます。そのため、初級者でも在宅の案件を受注することは可能です。
ただし、先ほども説明したとおり、クラウドソーシングの案件は単価が安いことが多いので、この仕事だけでやっていくのはおすすめできません。それまで勤めていた会社の仕事や週2,3日の常駐の仕事を掛け持ちしながらクラウドソーシングやマッチングサイトのサービスを利用して、フリーランスエンジニアとしての実績を積んでいくことをおすすめします。
在宅フリーランスエンジニアのスキルアップ方法
会社員であれば、会社からの補助を受けてスキルアップのための教育が受けられたり、資格試験の受験料を負担してもらえたりします。しかし、フリーランスエンジニアは、そういった費用を全て自分で負担しなければなりません。
また、フリーランスエンジニアが勉強している期間は、報酬がもらえません。さらに、身近に詳しい人がいないと挫折することもあります。そのため、特に在宅のフリーランスエンジニアの方は、スキルアップに苦労します。
常駐もやっている方なら、スキルアップが必要な仕事をあえて受けて、その仕事の中で勉強しながらスキルアップしていく方もいます。しかし、解らない点をすぐに聞けない、在宅の環境では工夫が必要です。
そこで在宅のフリーランスエンジニアにおすすめなのが、インターネットを利用したプログラミングスクールサイトの活用です。こういったサイトでは、解りやすい動画やスライド、および、経験豊かなメンターとのチャットにより、在宅でも無理なく学べます。
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まとめ: 在宅でもしっかり働ける!
在宅のフリーランスエンジニアには、仕事が探しにくく、働く時間の管理が難しいなどのデメリットもありますが、場所と時間に縛られずに仕事ができる点は大きなメリットです。
しっかりした仕事で信頼が得られれば、在宅のフリーランスエンジニアとして十分やっていけます。悩んでいる方は、ぜひ、挑戦してみてください。