どんな業界でも”プロフェッショナル”にはエージェントが不可欠で、エンジニア業界にもエージェントサービスはいくつも提供されています。
本記事では、フリーランスエンジニア向けのエージェントサービスを利用するメリットについてご紹介していきます。
- エージェントはフリーランスエンジニアの交渉代理人
- 案件探しや報酬への不安をエージェントが解消してくれる
- キャリアサポートも利用価値の1つ
- 手数料ビジネスなので利用するエージェントはしっかり検討すべき
- 優秀なエージェントは返信が早く適切な案件を紹介してくれる
フリーランスがエージェントを利用するメリット
“フリーランスエンジニアの交渉代理人”
それがエージェントです。エンジニアであるあなたの価値をきちんと企業に伝え、市場の適切な価格と個人の希望価格を照らし合わせた上で交渉をしてくれるのが役割です。
この役割によって、エンジニアにとっては多くの案件から自分に合った案件を客観的に分析し、紹介してくれつつ、より良い条件での就労のための交渉をしてくれます。一方、企業にとっては、自社の条件に合ったエンジニアの採用を代行してくれるため、手間と時間を削減しつつ、優秀なエンジニアとの出会いの機会を創出してくれます。両者にとって頼りになる存在として、近年注目を集めるサービスです。
いつの時代も”プロフェッショナル”にはエージェントが不可欠と言えます。例えばプロ野球。オフシーズンの契約交渉の映像をテレビで観たことはあるでしょう。あればシーズンの成績から貢献度を算出し、球団側と交渉をしているのです。このように、近年プロフェッショナルを目指すエンジニアにエージェントは不可欠なサービスとして注目を集めています。
なぜエージェントが必要なのか
フリーランスとなる「自由」を得たあなた。しかし一方で、あなたの心の中には「不安」という感情も同居しているのではないでしょうか。確かに、技術の変化が目まぐるしく、新しいトレンドに積極的にチャレンジする事が可能で、自らが事業主となり、案件単位に実績を積み重ね、自由なキャリアやライフプランニングを構築していくことは可能です。
一方、正社員と違い雇用の保護が無く、生活の保障が無い『不安』を常に抱えていくことも事実。その不安の正体を分解すると、「案件探し」と「報酬」の2つに集約されます。フリーランスになったは良いが、仕事がない。仕事はあるが、単価が安い。これではフリーランスになった意味がないといった声はよく聞きます。このような課題に対して、エージェントの役割こそが、エージェントの価値なのです。もう少し具体的にみていきましょう。
案件探しをサポートしてくれる
フリーランスが案件を獲得していく方法は、大きく分ければ以下の3つに分けられます。
・クラウドソーシングサイトで探す
・これまでの人脈をを使って自身で営業する
・フリーランス案件を扱うエージェント会社に登録し案件を紹介してもらう
もしあなたがいくら顔が広くて人脈があったとしても、いつか枯渇します。営業にはなかなか苦手意識を持っている人も多いでしょう。また、近年クラウドソーシングサイトも総合型から特化型まで多岐にわたりますが、小規模案件や単価の低い案件が多く、副業ならともなくメインにしていくには心もとないのではないでしょうか。
そこでエージェントの力が発揮されます。エージェントを活用すると、個人では出会えないような大口の案件に参画できることも多く、案件探しにかける時間とコストをそのまま代行してくれるため、エンジニアとしての仕事に集中することが可能となります。「営業していては仕事ができない、仕事をしていては営業ができない」そんなフリーランスエンジニアのジレンマを解消してくれるのです。
プロからの客観的なキャリアサポート
エージェントの利用価値の1つのキャリアサポートがあります。スキルや希望条件にマッチする案件を探し出して提案するカウンセラー、契約後の状況確認や相談業務を行うフォロワーなどがフリーランスの活動を全面的にバックアップします。カウンセリングからフォローまで一貫して専属のサポーターが就くケースもあります。安心感はもちろん、長期的な見通しも含めてキャリアプランを相談できる点でエージェント利用は有益な機会になるはずです。
報酬アップが期待できる
エージェントを使うとご自身の報酬が減ると思われている方も多いのですが、逆です。フリーランスエンジニアの報酬はアップする傾向にあります。企業と個人が給与交渉をする際に、どうしても企業側が力を持ちがちです。しかし、フリーランスエンジニアの交渉代理人とも言えるエージェントが間に立つことで、あなたの価値をきちんと企業に伝え、市場の適切な価格と個人の希望価格を照らし合わせた上で交渉をしてくれます。もしあなたがフリーランスエンジニアとしてプロフェッショナルを目指すのであれば、一度エージェントの話しを聞くべきでしょう。
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フリーランスがエージェントを利用する際の注意点
エージェントによっても当たり外れがあるのも事実です。つまり、フリーランスの側も、エージェントを見極める厳しい目を持たなければなりません。良いエージェントの特徴をお伝えしていきます。
どれだけ親身にエンジニアのキャリアを考えてくれるか
エージェントの善し悪しは一度会えばすぐに見極めることができます。親身になり納得のいくまでサポートしてくれるかどうかです。
ここでエージェントのビジネスモデルを考えてみましょう。エージェントは手数料ビジネスです。つまり、1人のフリーランスに時間をかけるよりも、多くの人を成約させた方が短期的には利益が上がります。時間効率を考えれば、1人にかける時間を削減し、どれだけ”さばけるか”という話しになるのです。
案件紹介以外のサポートをどこまでしてくれるか
先ほどエージェントのビジネスモデルは手数料だとお伝えしました。しかし、良いエージェントの役割はただのマッチングで終わりません。
フリーランスとして働く上でのあらゆる悩みにまで拡張しています。フリーランスになると、日常業務以外の間接業務も増えます。エンジニアの中にはこのような業務に苦手意識を持っている方も多いでしょう。それを解消してくれるサポートがあるのはフリーランスの立場や思いを理解している証拠と言えるでしょう。
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優良なエージェントの特徴
自分にあった案件を紹介してくれる
優秀なエージェントであれば、営業力が高く様々な分野の案件を数多く抱えています。つまり、顧客であるフリーランスにマッチする案件を多数紹介してくれる可能性が高まるということです。一方、希望外の案件を紹介されたり、成約を急かしたりするエージェントは案件自体が少ない、すなわち営業力のない場合がありますので注意が必要です。
返信が早い
優良なエージェントは概して何事にも返信が早いです。それは、素早い返信はクライアントへの最大の誠意であることを分かっているからなのです。案件を探しているフリーランスエンジニアの皆さんからしたら、1日でも早く案件に入りたいものです。こういった事情を汲み取り、顧客目線での早いレスポンスをしてくれるエージェントを選びましょう。
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まとめ: エージェントを利用してみよう!
エージェントにも強み、弱みがあり、一長一短あります。つまり、エージェントを選ぶ基準は手数料や案件数など単純な動機で決められるものではありません。
WEBサイトはあくまで入口と考え、実際にエージェントのサービスを確認するためにもスタッフやカウンセラーなどと顔を合わせて話をしてみてください。
エージェントは会社はもちろんですが、担当者の力量もかなりの比重を占めますので、まずは会ってみないことには始まりません。ぜひ参考にしてみてください。