プログラミングを始めてある程度学習したけれど、つまらなくなってやめてしまったという経験はないでしょうか?
どんなことでも深く掘り下がれば面白いと思える部分が見えてくることがあります。プログラミングも例外ではありません。自分で考えて書いたプログラムが思った通りに動作したときの感動は、他には変えられない独特のものがあります。
しかし、世の中にはプログラミングを面白いと感じて開発者の道を進んでいく方がいる一方、逆にすぐに挫折してやめてしまう方もいます。
挫折してしまう方がプログラミングをつまらないと感じてしまう理由は具体的に何故なのでしょうか?
確かにプログラミングには向き不向きがあり、向いていない人は、その道に進むのはお勧めしません。逆に、ちょっとプログラミングをかじった程度で、うまく動かず向いてないと思うのは勿体ないことです。
この記事ではプログラミングに挫折してしまった方へ向けて、プログラミングがつまらないと感じてしまう理由と、プログラミングの魅力や醍醐味、楽しく勉強するポイントについて解説していきます。ぜひこの機会にもう一度プログラミングに挑戦してみてください。
- プログラミングは地道な作業が多い
- 世の中に新しい価値を生み出す、やりがいのある仕事
- 目的を持って学習を進めていくことが重要
- 技術進歩が早いIT業界は、日々の学習習慣も必要
プログラミングをつまらないと思ってしまう理由
そもそもあなたがプログラミングをつまらないと感じてしまうのは何故でしょうか?いくつかの項目に分けて考察していきます。
地道な作業が多い
1つめのよくある理由が「地道な作業が多い」こと。プログラミング学習で挫折してしまう理由の多くがこれです。
ITエンジニアに対してスマートで格好良いイメージを抱いている方も中にはいるかもしれませんが、そんなイメージとは裏腹にエンジニアは地味で地道な作業を行っています。
複雑な機能を実装しようとすればするほど、コードも複雑になり量も増えます。1文字でも間違えれば正しく動作しないので、様々なパターンを想定して1字1字チェックしていきながらコードを書きます。プログラミングにはコツコツ小さな成果を積み上げていくことが求められるため、地道な作業に耐え切れず「つまらない」と感じてしまうのです。
エラーばかり出る
プログラミング初心者の頃は、間違った文法の覚え方をしていたりしてコードを書いてもエラーが多発します。コンピューター自分が意図した動作をしてくれない状態が続くと、だんだんプログラミングが苦痛になってきてしまい「つまらない」と感じてしまうようになります。
またエラーメッセージは英語や数字の羅列で表示されるため、経験が少ない初心者の頃はエラーの原因がすぐに分かりません。エラーが多発する上に長い時間解決されない状態が続くので、プログラミングがつまらなくなってしまうのです。
勉強仲間がいない
新しいことを身につけるとき、他人と共有したり話し合ったりすることはとても大切なことです。しかしとっつきにくいイメージがあるせいか、プログラミングはスクールにでも勉強仲間が作りにくいことがあります。
プログラミングは自分だけでは何時間も悩んでしまうようなことでも、他人に聞いてみると5分で解決することがあります。独学でプログラミングを学ぶとき、相談できる相手や悩みを分かち合う相手がいないことが挫折する大きな原因となります。
勉強仲間がいないことによってモチベーションが下がり、「つまらない」と感じてしまうのです。
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プログラミングの醍醐味・魅力
確かにプログラミング始めたての頃は「つまらない」と感じることもあります。
しかし、プログラミングには他には代えがたい醍醐味や魅力があるのも事実です。せっかく醍醐味や魅力があるのに「つまらない」とあきらめてしまうのは勿体無いこと。ここからはプログラミングの醍醐味や魅力を紹介していきます。
役に立っている感
プログラムは人間が「面倒」と思っていることを効率化してくれるものです。世の中にプログラムがなかったら私たちの生活はどうなるでしょうか?
コンピューターはもちろん、スマートフォンアプリから家電に至るまで、私たちの周りのあらゆる機械にあらゆるプログラムが組み込まれています。それらのプログラムは元々私たちが手動で行ってきたものを自動化してくれています。
つまり、プログラミングで「面倒なことを効率化」することで不特定多数の人々の役に立てる可能性が広がるのです。勉強しているとつまらないと感じることもありますが、実際にサービスやアプリケーションを開発してみるとプログラミングの醍醐味を感じることができるはずです。
作り出す喜び
プログラミングができるようになると、自分が「こんなサービスがあったら良いのにな」「もっとこうなったら便利なのにな」と考えたものを自分の手で作り出すことができます。
いまでは私たちが当たり前のように使っている「LINE」や「facebook」というアプリケーションも、
誰かが「こんなものがあったら便利なのにな」と考えて開発されたものです。
インターネットやスマートフォンは急速に普及し、日常の様々な場面でITは使われています。
プログラミングさえできれば、「PC1台で誰でも自分の頭の中のアイデアを形として実現できる時代」が来ています。
プログラミングによってアイデアを形として作り出す喜びを感じることができるのです。
楽しく勉強するポイント
プログラミングには他には代えがたい醍醐味や魅力があります。ではどうすれば「つまらない」と感じて挫折することなく、楽しく勉強できるのでしょうか?
プログラミングを楽しく勉強するポイントについて、2つの項目に分けて解説していきます。
つまらないと感じて挫折しかけている方も、ぜひ今後のプログラミング学習の参考にしてみてください。
目標・目的を明確にする
まずプログラミングを勉強する目標と目的を決めることは重要なことです。プログラミングを勉強する目的は人それぞれです。
「スマホアプリやwebサービスを開発したいから」「就職・転職に必要だから」「最低限のITリテラシーを身につけたい」など、目的は何でもいいです。その目的に合わせてゴール(目標)を決めることで、「どの言語をどこまで勉強するのか」「どれくらい勉強するのか」も見えてきます。
例えば英語の学習でも、今後話さなければならない予定があるのかどうかで学習のモチベーションは全く変わってきますよね。
目標を追いかけているとモチベーションを保って勉強できるものです。楽しく勉強していくために、「自分がプログラミングを勉強する目的とその目標」をまず明確に決めましょう。
勉強を習慣にする
プログラミングを「つまらない」と感じないように、生活の一部に組み込んでしまってしまうのも手です。コーディングの作業を歯磨きや手洗いうがいのように習慣化してしまうのです。習慣化するには、「いつどこでやるのか」を事前にしっかり決めておくことが大切です。
例えば「朝起きたら自室で30分コーディングする」「仕事終わりにカフェで1時間コーディングする」など、勉強する時間と場所を決めてしまいましょう。自分の習慣として身についてしまえば「つまらない」と感じることも少なくなり、実力が付くにつれて楽しく勉強を進めることができます。
「ポテパンキャンプ」には、実際に動くアプリケーションを作成しながら、楽しく学習を進めていくカリュキュラムが揃っています。作成したアプリはポートフォリオにも使えるため、転職活動にも役立てられます。
まとめ
プログラミング学習の途中で「つまらない」と感じてプログラミングをやめてしまう方は多くいます。
しかし、そこを乗り越えてアプリケーションやwebサービスを開発し、そこから一気に面白くなったという方もまた多くいます。
プログラミング学習で挫折しそうになったら、一度立ち止まって振り返ってみてください。
「なぜつまらないと感じるのか」「楽しく勉強すればどうすればいいのか」を考えてみましょう。
世の中の多くのプログラマーも、最初はうまく動かず苦労してきています。
もし、分からない事が多くて挫折しそうになった時は、オンラインスクールなどで、いつでも分からない事を聞ける環境を作るのも良いでしょう。「ポテパンキャンプ」では無料カウンセリングを実施していますので、お気軽に相談してください。
この記事を参考にして、ぜひまたプログラミングに挑戦してみてください。