プログラミング言語を学ぶにはプログラミングの考え方を理解しなければなりません。そのためにおすすめなのが、図やイラストなどで子どもでも解るように書かれた絵本や入門書です。
今回はプログラミングの考え方を学べる本をいくつか紹介します。未就学の子ども向けの絵本にもプログラミングの基となる考え方を学べるものがあり、とても興味深いですよ。
- プログラミングを学ぶなら、プログラミングに必要な考え方も学んでください
- プログラミングに必要な考え方を学ぶなら子供でも理解できる簡単な本を
プログラミングの考え方を学べる本9選
未経験からエンジニアを目指すならプログラミング言語の学習と同時にプログラミングに必要な考え方も学んでください。とはいえ、いきなり分厚い専門書を購入しても書かれていることを理解できません。最初は子供でも理解できる簡単なもの本から始めて理解を深めるのがおすすめです。
今回は下記のプログラミングの考え方を学べる本として、下記の9冊を紹介します。
- ルビィのぼうけん こんにちは! プログラミング
- はじめてのプログラミング
- 教えて♪ プログラミング まずはなんとなく分かることが大切よ!
- プログラムの絵本 プログラミングの基本がわかる9つの扉
- これからはじめるプログラミング基礎の基礎
- みるみるプログラミングがわかる本
- おうちで学べるプログラミングのきほん
- コンピュータのしくみを理解するための10章
- プログラムはこうして作られるプログラマの頭の中をのぞいてみよう
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ルビィのぼうけん こんにちは! プログラミング
対象:4歳から小学校低学年の子どもとその保護者
特徴・内容:物語やアクティビティに取り組むとプログラミングに必要な考え方が学べます。また、プログラミングを知らない子どもが楽しみながらプログラミングの本質を理解できるように考えられている本です。
前半は10章からなる物語で、好奇心旺盛な主人公であるルビィがパパからの手紙をもとに宝石を集めるお話しになっており、小さなこともでも楽しめます。後半は物語に関係するアクティビティ(練習問題)になっていますが、プログラムコードは一切出てこないのでお父さん、お母さんも安心です。
はじめてのプログラミング
対象:これからプログラミングを学びたいと考えている小学生中学年から高学年。大人でも可
特徴・内容:ゲーム作りを通じてはじめてプログラミングに触れる主人公と一緒にプログラミングを学べるまんがになっています。
主人公は物語の中でScratch2.0を使って横スクロールのアクションゲームを作っていき、それを読んでいる読者が「自分もプログラムを作りたい」と思えるような内容です。小学生でも読める入門マンガですが、プログラミングがイマイチ分かっていない大人が読んでも役に立つのではないでしょうか。
教えて♪ プログラミング まずはなんとなく分かることが大切よ!
対象:プログラミング超初心者
特徴・内容:ちょっと変わったタイトルの本ですが、「なんとなく」が重要なキーワードとなっているこの本はいきなり全てを理解しようとするのではなく、まず、なんとかく理解することで、プログラミングの根っこの部分から理解を深めようという内容です。
詳細なシンタックスなどよりも根っこの部分を重要と考えている著者ならではの切り口による大きな視点でプログラミングを覚えていけるでしょう。
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プログラムの絵本 プログラミングの基本がわかる9つの扉
対象:プログラミング初心者
特徴・内容:コンピュータの世界を説明する絵本。プログラミングやソフトウェア開発の入門書です。コンピュータの成り立ちや仕組みから、プログラムがどのように動作するのかを図やイラストで説明しています。
この本は、コンピュータの成り立ちから、プログラミング言語、OS、プログラミング環境、オブジェクト指向などについて解りやすく説明しています。またこの本はシリーズになっており、プログラミング全般だけでなく、C、Java、アルゴリズム、C++などのプログラミング言語についての入門書も用意されています。
これからはじめるプログラミング基礎の基礎
対象:これからプログラミングの勉強をはじめたい初心者
特徴・内容:プログラミングをはじめる準備から始まり、コンピュータがどのように動くかの解説、プログラミング基礎知識などに各章を割いて説明しています。
この本はタイトル通り「基礎の基礎」ですので、この本だけでプログラムが作れるようになるわけではありませんが、プログラミングの考え方が理解できる内容構成になっています。プログラミングの初心者の方に是非読んでみてほしい本です。
みるみるプログラミングがわかる本
対象:プログラミングをはじめてみたけど・・・次はどうしたらいいのか分からない人
特徴・内容:プログラミングを始めようと考えている人、次、どうしたらいいか?と言う人向けの本です。言ってみれば入門するための入門書と言った感じの本です。
初心者でも分かりやすいHTMLとJavaScriptでプログラムを作成する章もあり、本格的にプログラミングの世界に入って行く前に読むのにちょうどいい構成になっています。
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おうちで学べるプログラミングのきほん
対象:プログラミングのきほんが分かっていないと感じている人
特徴・内容:今まで何となくプログラミングしていたけど何だかスッキリしない。という人向けにプログラムが動く仕組みが学べる本になっています。
プログラムがどのように動いているのか説明されており、プログラミングを仕事として始めたばかりの新入社員にも読んでもらいたい内容です。
コンピュータのしくみを理解するための10章
対象:これからコンピュータを学習する情報系学部の大学生
特徴・内容:コンピュータがどのようにして動くのかを1から説明している本です。
プログラミングする人は直接コンピュータの仕組みを知らなくてもプログラムが組めるようにOSなどにより抽象化されているのですが、知っていれば見えてくる世界が全くと言っていいほど変わってきます。
これからプログラミングを学習しようとしている人はコンピュータの仕組みについても興味を持って損はないでしょう。この本を読めばコンピュータが0と1の世界で動いているという事が理解できるでしょう。
プログラムはこうして作られるプログラマの頭の中をのぞいてみよう
対象:ひと皮むけたいプログラマ
特徴・内容:プログラミングの考え方を学ぶにはもってこいの本です。この本はプログラミングを学ぶための本ではなく、プログラムがどのような考えによって作られているかを解説してくれる本です。その感覚はプログラマの頭の中を覗き見ているかのようです。
初心者は定石とも言える考え方が分からないものですが、この本を読むことで他のプログラマがどのように考えプログラムを作成しているのか理解できるでしょう。
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まとめ
今回はプログラミングの考え方が身につく本を紹介しました。「急がば回れ」という言葉があるように、プログラミング言語の文法だけを学ぶより、プログラミングの考え方やコンピュータの基礎への理解を積み重ねることで、プログラミングへの理解が深まります。
プログラミング言語の学習と並行して、これらの本でプログラミングの考え方を学習してみてはいかがでしょうか。
そしてプログラミングを学び未経験からWebエンジニアを目指したいと思っている方は、ぜひポテパンキャンプの利用を検討してください。
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