プログラミングに限らず、何かを学ぶために準備するのは大事です。思い付きで始めたものの解らないことだらけで、なかなか学習を継続できない・・・という意見もよく聞かれます。
プログラミング初心者は具体的にどのような方法で学習していけばいいのかも分からない部分が多いでしょう。そこで今回はプログラミングの学習について準備から学習方法、さらには継続のためのモチベーション維持などをテーマに取り上げます。
- プログラミングを学ぶなら、パソコンを準備し、学びたい言語を選んで、開発環境を構築しよう
- プログラミング学習法としては、学習サイトで学ぶ、書籍・参考書で学ぶの他にセミナーに参加するのもおすすめ
- プログラミング学習のモチベーションを維持するには、目標・目的を明確にし、勉強仲間を作るのが良い。
プログラミングを学ぶ前の準備
パソコンやキーボード等を揃える
プログラミングを学ぶ際、パソコンは必須です。ノートパソコンであればキーボードを改めて用意しなくてもプログラミングは行えますが、キータッチなどにこだわる場合は新しくそろえると快適に学習できるだけでなく、学習意欲も高まりますね。
さらに快適に学習するために準備したいのが大型ディスプレイです。一度に多くの情報を見られることから、快適に効率よく学習を続けることが可能です。
ハードウェア関連で揃えておくとすると、あとはメモリでしょうか。IDE(統合開発環境)を使って学習を計画しているのであればメモリは出来るだけ多い方が快適ですね。
学ぶ言語を決める
パソコン周りの環境が揃えば次はどのプログラミング言語を学ぶか決めましょう。どのようにプログラミング言語を選択するかですが、仕事であれば、メジャーどころを選択したいですね。趣味であれば自分が実現したいプログラム向けのプログラミング言語を選択する事になるでしょう。ただ、初心者の場合はあまり難しいプログラミング言語であると挫折しやすくなりますので「お手軽さ」も重視したい所です。
代表的なプログラミング言語とその特徴をまとめます。
Java
お仕事ではスタンダード。これを使えればお仕事に困らないでしょう。仕事で使えるようになるには習得まである程度の時間が必要です。
PHP
簡潔な記述で習得は容易です。お手軽なWebシステムからフレームワークを用いた本格開発まで対応できます。
Python
現在、一番流行っているプログラミング言語と言ってもいいでしょう。記述は簡潔ですが、膨大なライブラリを使いこなせるようになれば開発現場でも重宝されます。
JavaScript
今後もフロントエンド開発は重要視されるため重要なスキルの1つです。JavaScriptも様々なフレームワークが出てきていますが、最低限jQueryは押さえておきたい所です。
VBA
仕事の現場で一番役に立つプログラミング言語ではないでしょうか。Excel/AccessVBAが使えれば間違いなく職場で重宝されます。
Ruby
楽しくプログラミング出来る事を第一に作られたプログラミング言語です。Railsの登場により一気にメジャー入りしましたが最近は少し下火ですが根強い人気は継続しています。
開発環境を構築する
パソコン準備ができ、学びたいプログラミング言語の選択も終われば次は開発環境を構築しましょう。
Windows OSを開発環境に選んだ場合、メジャーなプログラミング言語であればインストールプログラムが配布されていますので公式サイトからインストールプログラムをダウンロードし、インストールして下さい。
なお、プログラミング言語を紹介したレビュー情報などにインストール方法が書かれている場合もありますので予め探しておけばスムーズにインストールが出来るでしょう。そのプログラミング言語をサポートしているIDEがあれば合わせてインストールしておくとより効率的に学習を進める事が出来るでしょう。
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おすすめのプログラミング学習法
学習サイトで学ぶ
プログラミングを学習できるサイトが数多くあります。無料のものからプロ向けの20~30万程度の有料サイトまでよりどりみどりです。学習サイトの機能としてSNSと連携する機能を持つサイトもありますので、そのようなサイトの場合は積極的に学習の進捗状況をSNSへ連携する事でモチベーションを維持するのもいいでしょう。
また、最近は学習サイトのテキストが文字ベースから映像ベースへ移ってきています。文字ベースの教材よりも映像ベースの教材の方が理解しやすく、スマホアプリなどで視聴できるサイトもありますので手軽に勉強できるようになっています。
書籍・参考書で学ぶ
書籍・参考書で学ぶ方法は一般的ですが、どの書籍を選択するかは迷う所です。どの書籍を選んだらいいか迷う場合はプログラミング言語名をキーワードにして、Amazonなどで検索してレビューを参照してみましょう。Amazonレビューはあまりあてにならないのではないか?という噂もありますがプログラミング言語の書籍レビューですからそのあたりは問題ないでしょう。
また、入門書を揃える場合は2~3冊は揃えておきたい所です。理由としては本との相性です。どんなに評価のいい本であったとしてもなかなか頭に入ってこないという場合もありえます。1冊しか購入してなかった場合、相性が合わないと改めて次の本を購入することになりますが、それがきっかけで挫折してしまう場合もありますので、はじめから複数冊買っておくことをおすすめしておきます。
セミナーに参加する
プログラミングの学習手段としてセミナーや勉強会を提供しているサービスを利用するのもいい方法です。初心者向けのセミナーや勉強会は無料で参加できるケースもたくさんあります。また勉強会はいっしょに学ぶ仲間を見つける機会としても活用できます。
サービスによってはコミュニティーを非常に重視しているケースもありますので独学の場合は継続のためにもセミナーや勉強会を活用してみる事をおすすめします。
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モチベーションを維持するために
目標・目的を明確にする
必要にかられて学習を始めるのであったとしてもなにはともあれ目標設定が大事です。仕事であろうが学業であろうがしっかりとした目標がない状態であれば途中でモチベーションは低下し、学習を続けられなくなります。
よく見えるところに目標を書いておく。というシーンがドラマなどでステレオタイプのように出てきますが実はかなり有効な手法です。部屋に張り出すのが恥ずかしいなら、手帳の中表紙などのよく見えるところに書いておくのも効果的です。
勉強仲間を作る
しっかりした目標やスケジュールを立てたとしてもプログラミング言語に限らず、独学で学習を続けるのはなかなか難しいものです。そんな時に支えあえる仲間がいると萎えてきたモチベーションを奮い立たせることも可能になるでしょう。
同じ目標を持つ仲間がいればお互いの進み具合が気になることからモチベーションが下がりにくくなり、モチベーションが下がってきた時なども励まし合う事も可能です。
身近に同じ目標を持つリアルな仲間がいなくても学習を支援してくれるアプリ(例えば、Studyplusなど)を使えば同じ目標を持っている仲間を探すことも出来るでしょう。また、自分のブログやSNSなどで学習目標や進捗などを報告していれば、同じ目標を持つ仲間が集まってくることもあるでしょう。
ご褒美を買っておく
所謂、自分へのご褒美作戦ですが少し違うのが学習を始める前に予めご褒美を買っておく。という点です。
達成したらご褒美がもらえる。という方法では、達成しなければもらえないだけで他にデメリットはありませんが、予めご褒美を買っておくと、達成しなければご褒美をもらえないという点に加え、先にお金を使っているのでもらえないとその分損。となります。買っておいたご褒美は良く見えるところに置いておくとさらにやる気がアップするのではないでしょうか。
ご褒美がシリーズものだったりする場合は、小さなゴールを設定しておき、それをクリアする毎にご褒美を買い足し、最終のゴールを達成したらそれまでの全部のご褒美をもらえる。としておくとさらに効果的でしょう。予め買っておいたご褒美を開けてしまう心配がある人は家族などに預けておくなどすればいいでしょう。
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まとめ
今回はプログラミング言語の学び方という事で、事前の準備や学習方法、学習中のモチベーション維持などをテーマにまとめました。
どんな事であっても新しい事を始めるにはそれなりの苦労はありますが、プログラミング言語は同じ言語である英語と比べれば使えるようになるまでに必要な時間は短いですし、英会話教室などに通うコストと比べれば低く抑える事が出来ます。まずはチャレンジしてみてはどうでしょうか。
また、プログラミングを学んで未経験からWebエンジニアとして就職を目指す方は、仕事のやり方も学ぶ必要があります。ポテパンキャンプならWebエンジニアとして働くために必要なスキルが身に付き、就職もサポートしてもらえるので、ぜひ、検討してください。
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