他のプログラミング言語と比べると難しいイメージがあるJavaですが、分からない所を一つずつ調べていけば習得は難しくありません。
本記事では、現在Javaを勉強している人・Javaの勉強を始めたい人に向けておすすめサイトや参考書などを詳しく紹介していきます。
- Javaが学べるWebサイトはたくさんある
- 初心者はドットインストールから始めるのがおすすめ
- 参考書は定番書籍から選択しよう
- Javaは習得するのに時間は掛かるが応用も効かせやすい言語
- フリーランスを目指すならJava以外を選択することも検討しよう
Javaが学べるサイト10選
Javaに限らず、プログラミング学習をするのであれば、インターネット上で学習できる学習サイトを利用するのがおすすめです。学習サイトであれば自宅やカフェでもすぐに学習を始められますし、電車の中でもスマホで学習ができます。
まず、はじめにJavaを学習できるおすすめ10サイトを詳しく紹介します。
ドットインストール
「ドットインストール」は動画で様々なプログラミング言語が学べるプログラミング学習サービスです。2011年にリリースされたサービスです。
ドットインストールのメリットはコードが書けるソフトをパソコンに入れておけば、動画を見ながらすぐに学習を始められる点です。そして言語によっては無料で学習することができます。
ただしJavaの学習をする場合は月額税込980円のプレミアムサービスに加入する必要があります。しかしプレミアムサービスに加入するとJava以外の沢山の言語も学ぶことができ、また動画の文字起こしといった学習サポートも充実します。
Java初心者入門講座
「Java初心者入門講座」はJavaの環境設定から細かく教えてくれる、Javaに特化した学習サイトです。
Java初心者入門講座はJavaという言語の重要性、コンパイル、データベース操作、またJavaをMySQLに接続する方法など、初級から実践できる上級レベルまで学習できる内容は幅広いです。図解付きで丁寧に解説されています。
ただしJava初心者入門講座は動画のサービスがないので、分からないことがあった時は動画学習サイトなどと組み合わせて学習することをおすすめします。
JavaDrive
初心者が初めに見るのをおすすめしたい学習サイトが「JavaDrive」です。Javaの学習をする上で必要な環境構築方法、また初心者向けにJavaの文法についても詳しく紹介されています。
またJavaの学習の他にもAndroid入門、Eclipse入門なども紹介されています。EclipseとはIBMで開発された統合開発環境(IDE)です。このEclipseを活用することでJavaの開発がスムーズになります。
Schoo
「Schoo(スクー)」はプログラミング言語だけではなく、Webデザインやビジネススキルも学べる動画教材サービスです。Schooの場合授業は生放送で行われており、またチャット機能もあるのでリアルタイムで質問をすることができます。
また月額税込980円のプレミアムプランに加入すれば全ての授業が受講可能になり、動画のダウンロード機能もつきます。また月額税込1,980円のプレミアムプラスプランであれば資料のダウンロード、ノート機能なども利用できるようになります。
先生からリアルタイムでJavaを学びたい人はSchooがおすすめです。
Paizaラーニング
プログラミング初心者から中級者の人向けに提供されている学習コンテンツが「Paizaラーニング」です。
Paizaラーニングの良い所はプログラミングを始める上で必要なパソコン上での環境構築が要らない点です。インターネットさえ出来ればすぐに学習を始められます。また分からないことがあった時もエンジニアに質問することができます。
また一ヶ月税込680円からの有料プランに加入すると、IT企業への就職に特化した授業や、ポートフォリオ作成などのアドバイスが受けられます。転職・就職を目的としている人はPaizaラーニングがおすすめです。
マンガで分かるJava入門講座
Javaについてマンガで分かりやすく解説してくれている学習サイトが「マンガで分かるJava入門講座」です。
そもそものプログラミングの仕組みや、Javaという言語で一体何ができるのかなど、コードを書く前にJavaについて理解したい人におすすめの学習サイトです。
マンガで分かるJava入門講座ではJavaの開発環境を構築する方法、アプリ作成方法、またプログラミングの基本もマンガで解説されています。気軽に読めるので隙間時間などに確認したりするのもおすすめです。
楽しいJava入門
Javaの文法などについて分かりやすく解説されている学習サイトが「楽しいJava入門」です。
楽しいJava入門では最初に理解することが難しいオブジェクトの仕組みなどについても、可愛らしい絵での図解が挿入されており非常に分かりやすいです。
またSunのJava認定試験の問題もあるので、Javaの基礎を学んだ後に問題に挑戦することができます。Javaを勉強して就職、転職を目指している人におすすめの学習サイトです。
エンジニアの入り口
「エンジニアの入り口」はリナックスアカデミーが提供している、JavaやRubyなどプログラミング言語や、Webデザインなども学べる学習サイトです。プログラミング初心者向けの学習サイトとなっています。
エンジニアの入り口のJava入門講座の内容は充実しており、Javaで何が作れるのか、またJavaのフレームワークなどについても詳しく紹介されています。
またエンジニアの入り口はLinuxの学習にも特化しているので、Linuxの導入を考えている人にもおすすめです。
一番かんたんなJava入門
Javaを初めて学ぶ人のためにつくられている学習サイトが「一番かんたんなJava入門」です。こちらはJavaを学び始めてから半年間でAndroidアプリケーションを7つ公開したという管理人さんが運営しているサイトです。
一番かんたんなJava入門に書かれている入門講座の目的は。1のものを100にすることではなく、0から1をする目的のためのものです。なので説明が非常に丁寧にされており、分からないこと、つまずいてしまった部分も一度このサイトで確認してみてはいかがでしょうか。
「Javaの勉強方法の概要を把握しておきたい」といった方は、「ポテパンキャンプ」の無料カウンセリングも試してみてください。
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Java学習におすすめの参考書
初めてJavaを学習するにあたって学習サイトを利用するのもおすすめですが、参考書を手元に一冊か二冊置いておき、じっくりと自分のペースで学習を進めることも大変おすすめです。
つづいてJavaを学習する時におすすめしたい参考書を3冊紹介します。
スッキリわかるJava入門 第2版
Javaの入門書で一番人気の高い入門書が「スッキリわかるJava入門 第2版」です。こちらの本は Javaだけではなく、プログラミングの基礎についても詳しく書かれているので、Javaだけではなくプログラミング初心者の人にもおすすめです。
そしてこちらの本はオブジェクト指向など、プログラミングを行う上で必要な知識は全て書かれているため、約650ページと分厚くなっています。もし電車など移動時間に読むならKindle版の購入をおすすめします。
やさしいJava 第6版
「やさしいJava 第6版」もJava初心者の間では定番の参考書となっています。本のタイトル通り丁寧に分かりやすくJavaについて説明されており、またレッスン毎に練習問題もついています。
演算処理、条件分岐、繰り返し処理など、他のプログラミング言語でも利用する概念について、こちらの本ではJavaを用いて分かりやすく説明されています。
サンプルコードも豊富に書かれているので、実際にコードを書いてJavaを理解することができますよ。
新分かりやすいJava入門編
「新分かりやすいJava入門編」は以前AmazonランキングJava言語部門で1位をとっていた「わかりやすいJava入門編」の最新版になります。
この新分かりやすいJava入門編はプログラミングを学ぶ学校の講義用教科書などでも使用されている、信頼できる一冊です。例題に書いてある通りのコードを書いて理解し、その後練習問題を解いて解説を見る、といった流れで学習を進めていきます。
また練習問題の解答や補充された問題をインターネットで見ることができます。実際にコードを書いてJavaに慣れることができる一冊です。
Javaは初心者にはおすすめしない?
初めてプログラミングを学習する時、Javaはおすすめしないという意見を聞いたことはありませんか?なぜ Javaは初心者におすすめできない言語と言われているのか、その主な理由2つを紹介します。
習得するのに時間がかかる
Javaが初心者におすすめされない理由としてはじめに挙げられるのが、習得するまでに時間がかかる点です。なぜならJavaのプログラムをつくっている時に起きるエラーやバグ(不具合)は、改善するのに高度な知識が必要になるためです。さらにエラーが深刻になると使用しているPCにも影響が出ることがあります。
さらにエンジニアとしてJavaを使用できるまでに習得するとなると、Javaの基礎だけではなくシステム設計をするために広い知識や経験が必要となってきます。そして初心者がそのレベルを習得するまでには相当な時間がかかります。
仕事にするためにJavaを学習する場合、マスターするまでに長い時間がかかってしまうことは覚悟しておかないといけません。
フリーランスエンジニアの適正言語ではない
ゆくゆくはフリーランスのエンジニアとして働くことを考えているのなら、Javaではない言語を選んだ方がいいです。なぜなら他の言語の方が習得時間は短く、作業効率を上げられるフレームワークなどもあるからです。
もちろんJavaでAndroidアプリを開発したりすることもできますが、iOSアプリがつくれるSwiftなどの方が簡単で学習時間も短くて済みます。
Javaの言語を利用する環境で働く場合、基本的に大規模システム開発などの仕事が多いです。なので他の人が設計したシステムを引き継いだりするのでJavaの汎用的な書き方なども習得する必要があります。
自由に働くためにプログラミングを学びたい、と考えている人は他の言語を学んだ方が近道の可能性が非常に高いです。
「自分はJavaから始めるべきなのか分からない」といった方は、「ポテパンキャンプ」の無料カウンセリングも試してみてください。
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まとめ
Javaを習得するためには。何をすればいいのか分からないプログラミング初心者も多いと思います。しかし今は初心者向けの学習サイト、参考書は充実しており、学習をサポートしてくれるものは沢山あります。
ぜひ自分に合った学習サイト、参考書を探してJavaの学習を始めてみてくださいね。
Javaのフリーランス案件もオススメですので、Javaが使える方は下記記事もぜひご覧くださいませ!
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