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エンジニアとして転職、もしくは就職を考えている人にとって、企業でのエンジニア評価制度は気になるポイントです。自分がどのように評価されるのか、また社内で昇級は可能なのか、できるなら入社前に確認しておきたいです。

またIT業界の有名企業はエンジニアをどのように評価しているかもとても気になるところです。こちらでは有名企業で実際に行われているエンジニア評価制度を詳しく紹介します。

この記事の結論
  • GMOペパポ、クックパッド、VOYAGEGROUP、スタートトゥディのエンジニア評価制度を紹介
  • 入社年数が浅くても実力で評価するエンジニア職位制度、エンジニアの取り組みを評価する技術評価会など独自の仕組みを取り入れている
  • VOYAGEGROUPなどは、プレゼンスキルだけが高い人が過剰に評価されないよう、他者の技術力評価をGITHUBで共有している

有名企業のエンジニア評価制度

持っている技術やスキルを評価する制度は働く企業によって様々です。また企業によっては評価制度を設けていない企業もあります。

有名企業4社のエンジニア制度を詳しく紹介します。

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①:GMOペパボ

日本最大級のハンドメイドマーケット「minne」やレンタルサーバーサービス「LOLIPOP!」などを展開している、個人向けにインターネットサービスを提供している株式会社「GMOペパボ」のエンジニア評価制度をはじめに紹介します。

まずGMOペパポのエンジニア評価には全エンジニアが対象の「エンジニア評価制度」と、上級職に立候補するエンジニアを対象とした「エンジニア職位制度」の2種類があります。

GMOペパポの「エンジニア評価制度」は年に2回あり、上期と下期それぞれ1回ずつ行われます。基本として現状の等級に合った仕事ができているかを見られ、さらに次に挑戦したい、仕事上での目標をエンジニアが評価に向けて立てます。

その目標をもとにして上級エンジニアが面談をして評価をします。評価が高かった場合、昇給幅が広がるというシステムです。

GMOペパポの「エンジニア評価制度」の良い点として挙げられるのは、エンジニア全員が評価制度のため定期的に面談をする機会がある点です。エンジニアとしての目標設定、目標に向けたアウトプット方法などを確認することができます。

上級職へとキャリアアップができる「エンジニア職位制度」は「エンジニア評価制度」と同時期に行われます。こちらの職位制度に合格すると専門職として働くことができます。

GMOペパポの上級職にはCTO、チーフエンジニア、シニア・プリンシパルエンジニア、プリンシパルエンジニア、シニアエンジニアといった合計5つの職位があります。

「エンジニア職位制度」の場合、自分で立候補をして自己推薦ドキュメントを書いて提出します。そのドキュメントをもとにして会社の技術基盤チームで話し合い、昇格が決まります。

GMPペパポの「エンジニア職位制度」でしたら入社年数が浅いエンジニアでも上級職へのステップアップが可能です。エンジニアとして昇級を望んでいる人には挑戦するチャンスのある会社です。

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②:クックパッド

料理レシピを投稿する日本最大のレシピサービス「クックパッド」を運営する、株式会社クックパッドのエンジニア評価制度の良い点は、評価者の中に必ずエンジニアが入ることにより、エンジニアの専門性を高める支援やアドバイスを受けることができる点です。

クックパッドのエンジニア評価制度には明確な6点の軸があります。以下にその6点の軸を紹介します。

・ユーザー視点
・技術の使い方
・誰にも負けない分野の高い技術力
・他のエンジニアへの貢献
・自分の行動への正直さ
・プロダクト中心のコミュニケーション

こちらの6点になります。

新しいサービスを開発エンジニアにとってユーザーが抱えている問題発見また解決を積極的に行うことができるか、この姿勢はクックパッドでは非常にエンジニアとして重要視される能力です。

またエンジニアとして働きつづける場合、新しい様々な言語、スキルを習得する必要があります。ただし他の人が持っていないスキルや経験は所有するだけではなく、仕事などでアウトプットされているかが、クックパッドの評価軸としては重要です。

そしてクックパッドでは設計のシンプルさを最重要視しています。物事はシンプルであるよりも複雑につくることの方が簡単で、かつシンプルにつくった場合の方が最適である可能性が高いからです。

さらにクックパッドではエンジニアとしての貢献が社内だけではなく、社外のエンジニア、開発者に貢献できているかという点も評価する点としてあります。クックパッドのエンジニアとして外に発信していくことが大切なようです。

③:VOYAGEGROUP

インターネット上でアドプラットフォーム事業やポイントメディア事業、インキュベーション事業を展開している企業が株式会社「VOYAGEGROUP」です。

VOYAGEGROUPのエンジニア評価制度は綿密に構築されているのが特徴的です。半期ごとにエンジニアの取り組みを評価する「技術力評価会」といった評価制度を中心として、時間をかけて構築されたエンジニア評価制度があります。

「技術力評価会」は90分で行われます。事前に「評価会資料」を作成し、自分が何をしたのか、なぜしたのか、どのようにしたのか等を説明し、他の参加者とディスカッションを行います。

またVOYAGEGROUPには「技術力評価会」を助ける「サポーター制度」があります。さらに社内の他の人も見られるよう、評価資料は共有ウェブサービスである「Github(ギットハブ)」で公開されています。つまりエンジニア評価制度のシステムが非常にしっかりとしています。

そして「技術力評価会」の評価結果は点数では付けられません。評価内容は明確に文章に書かれ、評価を受ける側も文章で理解することになります。こういったフィードバックシステムにより、エンジニアは明確に自分が成長するべきポイント、今後の課題などを確認することができます。

さらにVOYAGEGROUPは「技術力評価会」で評価をする側の評価者も成長できる、また続けられる仕組みづくりを行なっています。まず評価者は必ず2人に設定し、負担を軽減しています。

これは一人で評価を行うという負担を減らして継続的に評価者をしてくれる社員を増やし、評価者を育てるためです。

そして評価資料や結果は全て「Github(ギットハブ)」に保存されます。これにより、自分ではない他の人がどのような評価をしているのかという視点を知ることができます。

VOYAGEGROUPは他の企業と比較して、エンジニアの評価制度に関わる人数が多い企業です。そのため一つの課題をどう解決するか、また次はどうするのかなどを考える機会のある社内の人間が増えます。ポテンシャルを維持するのに特化した企業と言えます。

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④:スタートトゥデイ

日本最大級のアパレルのオンラインショッピング「ZOZOTOWN」を運営しているのが、株式会社「スタートトゥデイ」です。

スタートトゥデイはエンジニアの評価基準を特に設けていません。働いているエンジニア独自の明確な評価制度というものはなく、他の職種である営業やデザイナーと同じ評価軸になります。

またスタートトゥデイでエンジニアを採用する際に重視するのはエンジニアとしての技術やスキルよりも、コミュニケーション能力です。そして技術力の高さよりも重視されるのは、スタートトゥデイという企業に応募したエンジニアが合うかどうかです。

スタートトゥデイではエンジニアである前に企業の一社員として評価を受けます。そのためエンジニアも含めて全職種が同じ評価軸で評価されます。スタートトゥデイの理念に共感する思いがあるエンジニアは、一度応募してみてはいかがでしょうか。

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まとめ

エンジニアの評価制度を知ることによって、その企業が何を大切にしているのか、どういった点を重視しているのかが分かると思います。

今現在エンジニアとして転職、就職を考えている人は企業給料や休日の制度だけではなく、どのように企業がエンジニアと向き合っているのか、エンジニア評価制度をもとにして研究してみてはいかがでしょうか。

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