社会人は時間が無いのでプログラミングスクールをうまく活用できない、ということはありません。スクールに通えなくてもオンラインで働くために必要なスキルを教えてもらえます。
とはいえ時間の無い社会人がプログラミングスクールを利用するということは、転職などの目的があるはずです。効率的にスクールを利用したいのではないでしょうか。そこで今回は社会人がプログラミングスクールを利用する際のポイントについて紹介します。
- 時間の無い社会人がプログラミングスクールで学ぶならオンラインがおすすめ
- 社会人がプログラミングスクールを選ぶ際も節句したいのは、学びたい言語がカリキュラムにあるか
- 時間の無い社会人がプログラミングスクールを選ぶな際、オンラインの有無をチェック
- 転職希望の社会人がプログラミングスクールを選ぶな際、転職支援の有無もチェック
- 社会人がプログラミングを学ぶなら、目的を明確にし、それに合わせて環境を準備しよう
- プログラミングスクールで学びながらポートフォリオの作成を目指そう
社会人は時間が無い?
プログラミングに興味はあるものの、社会人として働いていると時間が無いから新しいスキルを学ぶ時間が無い、と思っている方がいるかもしれません。職場で残業が続いているから、早く帰れる日くらいはゆったりしたい、という方もいるでしょう。
とはいえ、社会人はほんとうにプログラミングを学ぶ時間が無いのでしょうか。プログラミングスクールを利用する方法を紹介する前に、時間が無いと思っている社会人の方に、新しいスキルを学ぶ時間の作り方を紹介します。
「時間がない」は言い訳
知識ゼロからプログラミングを学ぶには300時間程度必要と言われています。社会人は時間がないと思い込み、プログラミング学習を始めるか迷っている方がいるのではないでほうか。とはいえ社会人はほんとうに時間がないのでしょうか。
昭和の昔なら課長が帰るまで部下が残業するのはあたりまえ、といった雰囲気があり、「24時間働けますか」といったCMも流れていました。しかし、最近は働き方改革として定時に帰るのが普通になっています。さらにリモートで仕事をしている方なら通勤時間もありません。
そのため自分の時間をうまく管理さえすれば、1日に1時間から2時間程度の学ぶ時間を作れます。スマホを見たりゲームをやったりしてダラダラと過ごしている時間を見直して、自分に投資する時間を作ってみてはいかがですか。
「時間がない」と思う原因
意識の高い方なら自分の目標に向かっていくらでも努力できることから、学習する時間を作るのは難しくありません。しかし自分にはそのようなことはできない、と思っている方もいるでしょう。
誰でも辛いことは避けて、楽をしたいという気持ちを持っています。意識の高い人でも、がんばった自分への褒美として、1日のんびりと息抜きする日を設けていたりします。
もし、プログラミングをやってみたいと思っているのら、「時間が無い」を理由にせずに、ここまでを目標にして学んでみよう、と始めてみてはいかがでしょうか。
社会人が学ぶならリモートで
社会人がプログラミングスクールを利用するなら、リモートでの利用を検討してください。
なおプログラミングは独学でも学べますが、挫折せずに学習を続けられるとは限りません。挫折しないで学習し続けるにはプログミングススクールの利用をおすすめします。しかし、スクールに通う時間を作れる社会人は多くありません。それならリモートでも利用できるプログラミングスクールの利用を検討してください。
リモートで利用できるプログラミングスクールとは、自分専用のカリキュラムに一人で取り組み、テレビ会議やチャットなどでメンターに解らない点を問い合わせしたり相談できす仕組みのスクールです。今はリモートでパソコンを設定してもらえたり、実際のコーディングのやり方をリモートで見せてもらうことも可能です。
プログラミングを学びたい方におすすめのスクールはこちら
プログラミングスクールの選び方
社会人がプログラミングスクールに通う理由は人によって違います。プログラミングスクールにも特色があるので、自分の理由に合ったスクールを選びましょう。
今は多くのプログラミングスクールがあり、その多くがリモートにも対応しています。そして、そのようなスクールで学べる内容やサポート方法は全て同じではありません。社会人として学ぶなら、自分が学ぶ理由に合わせてプログラミングスクールを選びましょう。
次からプログラミングスクールを選ぶ際のポイントについて紹介します。
学びたいプログラミング言語があるか
プログラミングスクールを選ぶ際に最初にチェックしてほしいポイントが、学びたいプログラミング言語のコースの有無です。
今、世界中で使われているプログラミング言語は、100近くあると言われています。さらにシステム開発等でよく使われるプログラミング言語も10を超えています。しかし、複数のプログラミング言語が使えるエンジニアは少数で、多くの方は1つのプログラミング言語を習得し、仕事で活用しています。
プログラミングスクールでも、複数のプログラミング言語のコースを用意しているところもありますが、人気のスクールに自分が学びたいプログラミング言語のコースがあるとは限りません。まずは自分が学びたいプログラミング言語のコースの有無をチェックしてください。
オンラインによる受講が可能か
日中仕事をしている社会人が自由に使える時間は限られています。そしてその限られた時間に学習するには、オンラインによる受講をおすすめします。プログラミングスクールの多くでオンラインによる受講に対応しているので、チェックしてみてください。
ただしオンラインによる受講ではメンターの能力が重要です。オンラインでは、すぐ隣りにいて画面を見ながら解らない点を教えてくれる、といったサポートはできません。オンラインに慣れたメンターがサポートしてくれると効果的に学習できます。
またプログラミングスクールによっては、スクールを卒業したばかりのエンジニアがメンターを務めるところもあります。自分のレベルに合わせてオンラインのサポートが可能なメンターを紹介してくれるプログラミングスクールを選びましょう。
転職支援があるか
社会人でプログラミングスクールに通う方の中には、IT業界の仕事のやり方を学んで転職したい、と考えている方もいるでしょう。そのような方は、プログラミングスクールの転職支援を活用してください。
今は極端なエンジニア不足の時代です。実力のあるエンジニアを紹介してもらえるなら、お金を払っても採用したい、というIT企業がたくさんあります。そしてプログラミングスクールの中にはそのような企業に卒業生を紹介し、企業の払う紹介料で授業料を免除してくれるスクールもあります。
ただし、プログラミングスクールの中にはブラック企業と組んで、スキルが不十分な方を安く長時間働かせる企業に強引に転職させようとするところもあるので注意してください。
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社会人のためのプログラミングの学び方
プログラミングスクールで学んだら、それだけで誰でもエンジニアとして就職できる訳ではありません。多くの方が途中で学習をあきらめてしまいます。
プログラミングの習得にかかる時間は人によって大きな差があるので、早くスキルを習得できる方がいる一方、時間がかかる方もいます。長い期間学び続けることは誰にとっても難しいことなので、自分のペースで学習し続ける工夫が必要です。
次から社会人のためのプログラミングの学び方のコツを紹介します。
学習する目的を明確に
もし収入を増やしたいだけなら、IT業界以外にも収入アップが可能な仕事がたくさんあります。それでもエンジニアとしてIT企業に就職したいなら、将来どのようなエンジニアになりたいかをイメージでてください。
漠然とプログラミングを学んでも仕事で使えるスキルは身に付きません。社会人として働きながら学ぶのなら、学習する目的を明確にして臨んでください。
例えばWebエンジニアとして新しいサービスを造る仕事をやってみたい、という目標があるのなら、Webエンジニア向けのプログラミングスクールを選び、その仕事に最低限必要なスキルを身に付けましょう。そして、Webエンジニアになりたい方におすすめのプログラミングスクールがポテパンキャンプです。
リモートで学ぶ環境を整える
今はスマホがあればリモートでいろいろなことが学べます。そしてリモートに対応しているプログラミングスクールを利用すれば、自宅に居ながらプログラミングの学習が可能です。とはいえ学ぶ環境も重要です。プログラミングが学べる環境を整備して受講しましょう。
プログラミングの学習にはメンターの支援が欠かせません。そして、リモートでメンターに支援してもらうには、メンターが使う環境と同じものが必要です。
なお、Webエンジニアを目指してRuby on Railsを学習するなら、メンターが使っている開発環境と同じ環境を構築しましょう。これならリモートでもメンターが的確に助言してくれます。さらに就職したらすぐに使えるスキルです。
ポートフォリオ作成を目指そう
プログラミングスクールに通う目的を明確にし、サポートしているメンターと同じ環境を使ってエンジニアとして働くためのスキルを学んだのなら、そのスキルを証明するためのポートフォリオを作りましょう。
なおポートフォリオはIT企業への就職に必要なものなので、自分らしいオリジナルなものを作成してください。とはいえ初心者にとってアイデアをプログラミングにより実現することは、簡単ではありません。だからと言ってありふれたポートフォリオを作ったとしてもIT企業は評価せず、就職に苦労することになります。
カリキュラムを全て学べばポートフォリオを作るためのスキルを身に付けられるのが理想です。時間の限られる社会人なら、カウンセリングやメンターと相談して、IT企業に評価してもらえるポートフォリオを作りましょう。
ポートフォリオ作成がカリキュラムに組み込まれており、プログラミングスクールが用意したWebサーバーに登録しておけば就職等でそれを使えるケースもあります。スクールを選ぶ際に、ポートフォリオの扱いもチェックしておきましょう。
まとめ
これまで紹介したように社会人がプログラミングスクールで学ぶなら学習時間の確保が重要です。何を学ぶか明確にして、学習時間を確保しやすいリモート授業に対応したプログラミングスクールを選びましょう。
またプログラミングを学んで転職を考えている方は、転職支援の有無もしっかりチェックしてください。そして自分のスキルを証明するポートフォリオ作成を目指して学習できる環境も用意しましょう。
ITエンジニアは人手不足が深刻ですが、すぐにいっしょに働けるだけのスキルを持つ方しか採用されません。とはいえ社会人からでもプログラミングスクールで学べば転職可能な職種です。むしろ社会人としての経験が評価されることもあります。興味のある方はぜひ挑戦してください。
プログラミングを学びたい方におすすめのスクールはこちら
例えばRuby on Railsを学ぶには、Webサーバーと同じLinuxやMacなどが使われます。設定は面倒ですが、実際に働く際にも使うので、メンターにサポートしてもらいながら使い方を学びましょう。