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AWSへの転職についてまとめています。

AWSへ転職する方法

AWSへ転職するにはどうすればよいのでしょうか?

日本国内で働くなら、AWSの日本法人AWSジャパンに転職するのが現実的でしょう。AWSジャパン(アマゾンウェブサービスジャパン)は、東京品川区の目黒にオフィスがあり、ふだんは約2,000人が働いています。2021年現在はリモート勤務が推奨となっていて、オフィスに通勤する社員は通常の約10%に保つようにしています。

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AWSジャパンへの採用は、公式サイトにて求人募集しています。

ウェブから応募して、書類選考が通れば何回かの面談をおこない、給与面や就業条件の合意ができれば、オファーが来るという流れになっています。

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各職種には「基本条件」と「歓迎条件」が提示されていて、基本条件は就業にあたって最低限満たすべき条件、「歓迎条件」を満たしていると、給与面に反映されるようになっています。

例えば、「シニアソリューションアーキテクトマネージャー (金融サービス業界担当) / Snr. Manager, Solutions Architect, FSI」の基本条件は以下の通り。

この職種に限らず、英語で読み書き(TOEICが基準になることが多い)できることは、必須のようです。

また、歓迎条件は以下の通り。以下の条件を満たすと、給与額に反映されます。

実際、AWSに転職したら年収はいくらくらいになるのでしょうか?以下は、AWSの職種別の年収平均です。

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AWSの転職難易度

AWSに転職するのはどのくらい難しいのでしょうか?日本国内の2021年11月時点でのAWSの求人数は以下の通りでした。カッコ内は求人数です。

エンジニア職では、ソリューションアーキテクトが求人が最も多いです。次点がオペレーション、IT&サポートエンジニアリングです。ソリューションアーキテクトは、顧客のCEOレベルを含むシニアクラスと議論ができ、顧客企業のクラウド戦略をリードする人材です。同時に、システム全体を見るアーキテクトやソフトウェア開発者と議論を交わせるだけの技術力ももとめられます。最上級レベルのシニアエンジニアと言えるでしょう。

システム全体を俯瞰して見られる技術力と、経験、コミュニケーション力が求められるので、AWSへの転職難易度は相当高いです。AWSでは、業界別、IT技術別に以下のようなソリューションアーキテクト職が求められています。

ただし、AWSの知識、技術は前提というわけではなく、入社時に設定される3ヶ月の立ち上げ期間内にAWSのトレーニングを受講したり、実際にAWSに触れてスキルを身に着けていくことになります。同時に、ソリューションアーキテクトの会議に同席して、立ち振る舞いやお客様へのガイド方法を学ぶOJT的な機会もあり。アソシエイトソリューションアーキテクトのポジションでは、約10ヶ月の教育期間が設定されていて、技術の習得やお客様対応を学んだ上で現場に配属となります。

参考)ソリューションアーキテクト | AWS Japan Recruitment

AWSへの転職に有利な資格

AWSへ転職する際、採用に有利となるような資格はあるのでしょうか?

AWSで募集しているソリューションアーキテクト職やオペレーション、サポートエンジニア職には情報処理技術者試験やLinux資格のLPIC、OracleやCISCOなどのベンダー資格が条件になっているものは見つかりませんでした。英語の読み書きについて、TOEICの点数が基準になっているほかは、業界での経験や知識、コミュニケーション能力が重視されています。

たとえば、クラウドサポートエンジニア職の基本条件は以下の通りでした。

エンジニア職の採用では、知識を確認するための試験をおこなうケースがあります。また、面談では深く関わった業務について、果たした役割について自己アピールすることが求められ、具体的な経験をわかりやすく語ることができるかどうかで、経験とコミュニケーション能力を見られます。

そのため、AWSの採用では特定の資格の有無よりも、知識と経験、それらをわかりやすく伝えられるコミュニケーションスキルがあることに重点が置かれていると考えられます。

AWSへの転職 まとめ

ポテパンダの一言メモ
  • AWSでは、ソリューションアーキテクト職の求人が最も多い。
  • AWSへの転職難易度は高いが、AWSの知識や経験は必須ではない
  • AWSへの採用は特定の資格よりも、知識、経験、コミュニケーション力が求められる

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