AWSの料金を「見積る」にはどうするか?課金体系を解説します!
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  • 2018.04.10

    AWSの料金を「見積る」にはどうするか?課金体系を解説します!

    AWSはすばらしいサービスですが、気になるのはやはり「料金」ですよね。会社の経費でAWSを使っているならまだしも、個人の勉強目的で使っている方なら、月々のおこづかいの範囲内で収めないといけません。また、悪意ある人にアクセスキーを盗まれて、翌日には請求額が4000ドルにのぼったという話も聞きます。

    かくいう筆者も、ポテパンスタイルでAWSの記事を書いている途中に、AWSの多数のサービスを立ち上げました。AWSは便利ですが、お金を払わずにサービスを受けられません。料金を恐れるよりもむしろ「料金を手なずける」という心構えで立ち向かいましょう!

    というわけで、AWSの課金体系について調べてみました。AWSの全サービスを網羅していませんが、課金という猛獣を手なずける方法を考える一助となるでしょう。

    AWSの課金体系

    いったい何に金がかかるのか?

    まず、各種サービスのあいまいな料金の表現にご注意ください。

    無料枠があります/すべて無料です/料金がかかります。

    AWSの各種サービスの料金は、上記のように表現が微妙に異なります。例えばAWSの代表的なサービスであるEC2はマシンイメージ(AMI)の選択時、AMIによっては名称の横に「無料枠」という表示しています。しかし一方で、別のサービスAWS Batchは「無料」と表現されています。

    いったい何にいくらかかるのでしょうか?「無料」という言葉の解釈がサービスによってさまざまです。よく分かりませんね。

    AWSの課金パターンを知る

    サービスにより課金パターンが異なります。すべてその一言に尽きます。代表的な課金パターンをあげてみます。

    時間単位

    1時間あたりの課金です。時間単価が決まっていて、それにサービスを稼働した時間をかけて金額が決まります。1時間あたり0.5ドルで、10時間使って5ドル、という感じです。最も代表的なものはEC2です。しかしEC2の課金は別の注意をしなければいけません・・・後ほど解説します。

    使用量単位

    いわゆる従量課金です。例えばEBSでいうと1ギガバイトいくら、という単価です。その他にも転送容量ごとの単価が決まっていて、使用量×単価で料金が決まるサービスもあります。

    その他の◯◯単位

    先に述べた時間、使用量以外の単価設定もあります。例えばAWS CloudWatchのように設定するメトリクスの数や、AWS Direct Connectのポート時間といった、サービスの特性に応じた課金方法があります。

    課金体系の複雑さの正体

    EC2は時間単位の課金なので時間×単価で単純に計算できる、というわけではないのがAWSの複雑なところです。会社で利用するときは稟議を取らなくてはいけません。そのために、AWS公称値の時間単価に使用時間を掛けて・・・と予算を算出したいのですが、実際はそれでは厳密に計算できないのです。使い方によっては大幅に予算超過となりかねません。

    なぜ単純に計算できないのでしょうか?

    1つのサービスの背後に隠れたものがある

    例えばEC2を例に取り上げましょう。

    EC2が稼働するためにはEC2が押さえるEBS、EC2とEBS間のデータ転送量、EC2とインターネット間のデータ転送量がかかります。しかし「EC2の料金」という形で公表されているのは、あくまでEC2の稼働時間オンリーです。公表値と実際に支払う額の差があるのです。

    1つのサービスを支えるために、その背後でどんなサービスがあるのか、そのサービスはどういった課金体系なのか、それらを調べ上げて最終の金額が出ます。しかし厳密に計算するのは非常に困難です。

    使用量によって単価が変わるものがある

    使用量に応じて単価が変わるものがあります。コレがまた試算を難しくする要因です。例えばコンテンツ配信サービスのAWS CloudFrontは、コンテンツの配信量に応じて料金が変わります。最初の10TBまではいくら、40TBまではいくら、といった課金です。

    ではいったいどうやって試算しろというのか!?

    「やってみましょう」それが結論です。ある程度厳密に調べて計算できなくはないのですが、一般に公開するようなWebサイトならアクセス数によって料金が異なります。ましてやオートスケールを導入していて、アクセス数によって自動的にインスタンス数が変わるようなシステム構成なら、実際に運用してみないと料金の概要は分かりません。

    ここで、ちょっと考えてください。

    ポテパンスタイルでずっとお伝えしたとおり、構成を柔軟に変更できるのがクラウドの魅力です。その魅力と厳密な計算を求めることは真逆の考えなのです。よって一番カシコイのは、「構成と使用量から求められる最低限の料金は◯◯で、それ以上に随時構成を大きくする場合△△です」という考え方をすることなのです。

    簡易見積りツールの使い方

    とはいうものの、やはりサービスの利用前に概算は知りたいものです。そういう場合の便利なツールがあります。

    簡易見積ツールといいます。このツールは、Web上で条件を入力すると1ヶ月の概算を計算できます。

    上記は諸条件を入力する画面で、別タブを開くと何にいくらかかるのかが表示されます。以下がその画面です。

    はっきり言ってこのとおりになるかは疑わしいものの、簡易に見積りするには十分なツールです。ぜひ活用してみてください。

    まとめ

    この記事では、AWSの料金について解説しました。概算を見積るというのは、それだけ各構成に注意深くなるということです。よりAWSを深く知るためと割り切って、紹介したツールなどを使って見積りしてみてください。


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