色々なプログラマーがいる中で、今回はWEBプログラマーのご紹介をします。
あらゆる物がインターネットに接続され、多くの企業がWEBサービスなしにビジネスを展開しています。今やWEBサービスなしにビジネスを成功させるのは難しいと言える状況で、WEBプログラマーの需要も伸びています。
ビジネスWEBプログラマーを目指している方、WEBプログラマーはどんな仕事をするのかいまいちわからないという方は、ぜひ今回の内容を参考にしてくださいね。
- WEBプログラマーはWEBに関する技術を専門にしたプログラマー
- 年収分布としては年収400~500万円が全体の約4割を占めている
- 未経験からでもWEBプログラマーになれる
- WEBプログラマーは独学で学ぶことも可能であるが、スクールで効率よく学ぶのもおすすめ
目次
WEBプログラマーとは
WEBプログラマーとは、WEBに関する技術を専門にしたプログラマーのことです。WEBプログラマーと言っても、WEB技術という言葉が網羅する範囲が広いこともあり、専門とする分野は人によって異なります。
ただ、どのような分野を専門としていたとしても、基となるのはWEBの技術となりますので、もし未経験の状態からエンジニアを目指すのであれば、あまり専門分野については考える必要はないでしょう。あらゆる経験をした後に少しずつご自身の専門分野を確立していくことをおすすめします。
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WEBプログラマーの仕事内容
WEBプログラマーの仕事内容についてみていきましょう。先ほどもお伝えした通り、プログラマーと言っても種類は様々です。ゲーム、システム、WEBなど、たくさんの種類のエンジニアが存在し、それぞれスキルが異なります。
その中でもWEBプログラマーとは、WEBを利用したシステムを専門とする技術者を指します。例えば普段皆さんが利用するようなECサイトやWEBアプリケーションといったWEB上で動くサービスの構築をします。
開発の工程には要件定義・設計・プログラミング・テスト・研修・運用・保守といったものがありますが、求人によって担当範囲は異なります。設計からプログラミングまでの一部分を担当するケースもあれば、上流から下流までを一気通貫で担当するケースもあります。
必要な能力・スキル
プログラミング言語
WEBプログラマーには、プログラミング言語が存在し、HTMLやCSS、PHPやJavaScriptなどは聞いたことがあるでしょう。プログラミング言語にはさまざまな種類があり、開発する内容によって使用する言語が異なります。開発するものによって言語を使い分けることになります。
いずれにせよ、WEBページを表示するHTML・CSSとプログラミング言語を組み合わせてWEBシステムを構築するのが、WEBプログラマーの仕事ですから、これらの技術に精通する事がプロフェッショナルへの道となります
チームワークとコミュニケーション能力
プロジェクトは複数の人間で行います。作業自体はパソコンとの格闘が多い仕事ですが、実際には多くの人間とやり取りをし、一つの商品を作り上げます。一つの目標に向かって協力しあう事、また相手はプログラムに何を求めているか理解する力はとても重要です。また、現代の開発はチーム開発が多く、メンバーならびにクライアントと上手にコミュニケーションを取りながら生産的に働ける力も必要です。
学習能力
日々技術を磨き、常に新しい技術を取り入れて向上していかなければなりません。実際の開発の中で課題にぶつかる度に、インターネットや技術書を調べて解決策を探り乗り越えていく事が、自身の成長にもつながるでしょう。
WEBプログラマーの平均給与・年収
職業を選ぶ際に、その職業がどれくらいの年収を得られるのかは重要なチェックポイントです。では、WEBプログラマーの平均年収はいくらくらいなのでしょうか?
一般的にはWEBプログラマーの平均年収は約460万円と言われています。年収分布としては年収400~500万円が全体の約4割を占めている状態です。年齢比較をすると、30代前半で約530万円、30代後半で約620万円なのでWEBプログラマーとして10年仕事を続けると約100万円の年収アップが見込めることとなります。
また、平均年収役900万円を越えているプログラマーは全体の1%。WEBプログラマーとして働く人の数は約40万人ですので、日本では約4,000人が年収900万円をもらっていることになります。
未経験からスタートする場合は、会社も育成に投資をするため給与はどうしても低くなります。その場合は、いかに自分が成長できる環境なのかを軸に仕事を探すことをおすすめします。近年は働き方も多様化して来ており、フリーランスや派遣として働くスタイルも増えています。ただ、そのようなスタイルは短期的には年収が良くても、長期的に正社員で働いたほうが5年後、10年後には逆転することになります。WEBエンジニアで高収入を得るには正社員という選択をした方が良いでしょう。
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WEBプログラマーの需要・将来性
WEBプログラマーという職業は今後も将来性のある職業と見られています。AIやIoTなど、ITの影響力ははさらに現実世界に拡大し、私たちの生活に切っても切れない存在となっています。あらゆる産業にITはさらに浸透していくことになります。その中心にいるのがエンジニアなのです。
需要が拡大し、人手不足と言われる産業の中でも、ご自身の価値を高めていく姿勢は必須です。個人の将来性を上げていくためには誰にも取って代わることができないような技術を高めていくことが必要不可欠です。WEBプログラマーとして、時代に合う人材価値を維持・向上していくことが常に求められます。
WEBプログラマーになるには
一般的なWEBプログラマーのイメージとして専門的な職業であり、一部の限られた人間しかできないようなイメージがある人もいるかもしれません。
しかし、WEBプログラマーは他分野と比べると初心者でも学習しやすい言語が多く、実際に未経験からエンジニアになっている例が近年とても多いです。オンライン学習サイトやプログラミングスクールの台頭もその一因と言えます。常習的に人手不足が続くエンジニア市場では、少しでもエンジニアやプログラミング学習の敷居を下げる努力が行われています。
学生であればインターンやアルバイトへの応募、新卒就活・中途転職においても案件自体はあります。現代はどこの企業も深刻なWEBプログラマー不足のため、未経験でも見込みがある人間を採用し、社内で教育していくことになります。
未経験からでもWEBプログラマーになれるの?
未経験でもWEBプログラマーとしての可能性が拡大しています。IT業界の人手不足は深刻です。具体的な数字で言えば、2020年には36.9万人、2030年には78.9万人の人材不足が予想されています。
1. IT業界の急速な発展と拡大
上記でも述べた通り、AIやI0Tなど、ITの影響力ははさらに現実世界に拡大し、私たちの生活に切っても切れない存在となっています。あらゆる産業にITはさらに浸透していくことになります。その中心にいるのがエンジニアなのです。その結果としてIT技術者を求める業界・会社・市場が大きく増えており、IT技術者の人材不足となっているのです。
2. 変化のスピードが早さ
エンジニア不足はIT業界の変化のスピードの速さにも起因しています。IT業界では数年前まで業界スタンダードだった技術が今では枯れてしまうなんてことも多く、常に技術のアップデートが求められます。新しい技術の獲得には時間がかかるため、企業側が求める技術とエンジニアの技術がなかなか合致せずエンジニア不足が起きていると言えるのです。ゆえに、IT業界で継続的に活躍していくためには、常に新しい情報や技術を積極的に受け入れる姿勢が必要になります。
3. 高齢化するIT業界
IT業界の変化のスピードにも関連しますが、IT人材が不足している要因のひとつに、パソコン時代のエンジニアが、高齢化や退職をしてしまい人材が不足してしまったという点があります。基幹システムを構築していたエンジニアの高齢化が進み人材が不足しているのです。上記のような理由から未経験の人にとってもチャンスが拡大しているのです。
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未経験からWEBプログラマーになるための勉強法
独学で学ぶ
最近は英語学習にしても、語学学校に通わずにYouTubeで学ぶ人も増えています。同じように、プログラミングもパソコンさえあれば独学で出来てしまう時代です。ただ、初めは誰かのサポートや強制力が働いた方がスタートしやすいというのが人間です。その場合には、下記でお伝えするようなスクールに通うことも1つの手段です。
スクールに通う
最近はスクールも増えており、お手頃な値段で通うこともできます。無料だろうが有料だろうが頑張る人は頑張ります。しかし、人間そんなに強くありません。有料であればモチベーションが下がった時もお金がもったいないから頑張ろうという心境になります。継続してこそ身に付くものですから、自分を追い込むという意味でお金を払って学ぶのもありです。一人で学習するのと、誰かとともに高め合いながら学ぶ。後者が向いているならば、スクールはおすすめです。
オンラインスクール
オフラインのスクールに加え、オンラインのスクールも増えています。時間と場所を選ばずに、値段も優しいものが多く、忙しいビジネスパーソンや地理的にスクールに通うことが出来ない人にとってはおすすめの方法です。
「ポテパンキャンプ」はオンランイン完結で、勉強時間も週15~20時間程度のオンラインスクールです。本業の仕事や大学に通いながらでも受講できるオンラインスクールためオススメです。分からないことがあれば、すぐにチャットで質問できます。
WEBプログラマーにおすすめの資格
WEBプログラマーになるために「絶対に必要」な資格はありませんが、取得しておいて損はありませんし、学ぶ過程において様々な気づきを得られることも事実です。
情報処理系ですと独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が「情報処理の促進に関する法律」に基づいて行っている国家試験「IPA基本情報処理技術者試験」「IPA応用情報処理技術者試験」があります。言語関連系ですと「Oracle Certified Java Programmer」「PHP技術者認定試験」「Ruby技術者認定試験」など多岐にわたります。
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WEBプログラマーの求人の探し方
Webプログラマーの求人探しは、一般的には転職サイトを利用してご自身で応募をするか、転職エージェントを活用して伴走をしてもらうかです。
初めての転職の場合は転職エージェントのアドバイスを活かしながら探すのをおすすめします。転職エージェントも個別に担当のエージェントがついて適正や希望にあった求人を紹介してくれますが、転職サイトと違うのは転職が成功するまでのサポートが手厚いことです。また、非公開の求人も多いので好条件の求人が見つかる可能性が高いです。
また、合同説明会への参加も1つの手段です。大手企業が合同で開催する説明会に参加すると直接企業の人事から話を聞くこともできるので興味がある方は参加してみてください。
まとめ
WEBプログラマーの仕事内容や年収事情、未経験からWEBプログラマーになる方法について解説してきました。インターネットを使ったWEBサービスは今後も増えていくことが予想され、それに伴いWEBプログラマーの需要もさらに伸びていくことが予想されます。
これを機会にWEBプログラマーを目指してみてはいかがでしょうか?