プログラミング学習を始めたのはいいけれど、なかなか継続できず、学習の途中で挫折してしまった経験はありませんか?
プログラミングスクールなどに通わず、プログラミングを1人で学習するのは挫折しやすい環境です。身近に教えてくれる人がいる方は良いのですが、解決できないエラーが出てしまった時に、独学だと諦めてしまう方がたくさんいます。
こちらの記事ではプログラミング学習を挫折してしまう理由、また挫折しないためにやってほしいことを詳しく紹介します。
プログラミング学習に挫折しないためのポイントは次の3つ
- プログラミング学習の目的・目標を明確にする
- 自分に合った学習サービス・方法を見つける
- ログラミング仲間を見つける
プログラミング学習を挫折してしまう理由・原因4つ
はじめにプログラミング学習を始めたばかりの人は、ほぼ同じような理由で難しいと感じます。人にもよりますが、その理由や原因とは次の4つです。
- プログラミング学習をどこから始めたらいいのか分からない
- プログラミングの入門書が難しくて理解できない
- エラーが出た時・不明点があった時の解決方法が分からない
- プログラミング学習に時間がかかる
次からこの4つの理由や原因について詳しく紹介します。
①:プログラミング学習をどこから始めたらいいのか分からない
プログラミングを習得して転職しようと思い立ったは良いけれど、どうやってプログラミング始めれば良いか、また何を学習すれば良いのか分からない人はたくさんいます。そして結果としてその人に合っていない学習を始めてしまい、継続できずに挫折を生む原因になります。
なぜ何から学習して良いのか分からない状態になるのか。それはプログラミングでできること、技術の範囲が非常に広いためです。
Webサイト制作にiOSアプリ、AI(人工知能)、IoT、AR、VR、ブロックチェーンなどプログラミングによってつくれるものは様々です。自分のつくりたいものと学ぶプログラミング言語が合っているか、チェックしてから学習を始めましょう。
②:プログラミングで使われる用語を理解できない
プログラミング学習を始めるために入門書や参考書を購入したのはいいけれど、読んでみると専門用語とカタカナの用語が多く、難しいと感じる方もいます。
購入したプログラミングの入門書や参考書が難しいと感じたなら、それは自分の学習レベルに合っていないものを選んでいるか、そもそも本を読むという学習方法が合っていないのが原因です。
プログラミング学習の場合、難しく感じる入門書に時間をかけてこなすよりも、理解できること、書けるコードを書いていくことで少しずつ理解が深まり技術も上達します。解りやすい動画の教材などもあるので、学習のハードルを極力下げて、継続できる仕組みをつくりましょう。
③:エラーが出た時・不明点があった時の解決方法が分からない
学習を始めてコードの記述を始めると、必ず起きるのがエラーです。エラーはコードのどこかしらに間違いがあるため発生しますが、どこを間違えたかを調べる作業は、初心者にとって難しく感じます。
通常エラーが起きた時、エラーメッセージを参考に間違いやすい箇所を調べれば、大抵のエラーは解決できます。しかしはじめのうちはエラーメッセージの意味が理解できず、途方に暮れるケースも少なくなりません。
プログラミングのエラーは、詳しい方に相談すれば、エラーメッセージの意味やその原因の調べ方を教えてもらえます。近くに詳しい方がいれば、ぜひ相談してみてください。また、プログラミングスクールのメンターを活用するのも方法の1つです。
④:プログラミング学習に時間がかかる
言語によって違いはありますが、1つのプログラミング言語を習得するまでにある程度時間はかかります。そして1つのプログラミング言語を習得するまでにかかる時間は個人差が大きく、環境による差も少なくありません。
独学を長く続けていると飽きてしまい、挫折してしまいがちです。そのような場合は気分転換に別の学習をやってみましょう。
1つのプログラミング言語を習得するのに200時間は必要と言われています。そして学習に行き詰まった時は、気分を変えるなどの工夫により、プログラミングから離れないようにしましょう。
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プログラミング学習に挫折しないためのポイント3つ
ITエンジニアとして転職するには挫折せずにプログラミングを習得しなければなりません。先ほど紹介した理由や原因を避けて、学習を継続するためのポイントを次の3つです。
- プログラミング学習の目的・目標を明確にする
- 自分に合った学習サービス・方法を見つける
- プログラミング仲間を見つける
つづいてこの3つのポイントについて詳しく紹介します。
①:プログラミング学習の目的・目標を明確にする
プログラミング学習を始める前に、挫折しないために必ずしてほしいのは目的、もしくは目標を明確にすることです。
プログラミングによって作れるものは沢山あります。しかしそれを実現する技術を知らないと、プログラミングできません。プログラムの文法だけ覚えても、実現する技術を知らなければエンジニアとして採用されない点に注意してください。
特に何もつくりたいものがなく、プログラミング学習がしたい人の場合はWebアプリをつくってみることをおすすめします。Webアプリであれば就職、転職の時に需要の高い言語を勉強できますし、Webサイト作成などに必要な言語も習得できます。
最終的につくる成果物を設定するのもおすすめですが、就職、転職などが目的の人は需要の就職、転職市場で需要の高い言語を選びましょう。はじめに企業に人気の高いプログラミング言語を選び、その言語でつくれる成果物を作成することをおすすめします。
②:自分に合った学習サービス・方法を見つける
プログラミングを学習する目的、目標が決まったら次は自分に合った学習方法を探しましょう。
参考書や入門書に書いてあるサンプルコードを打って学習を進める人もいれば、動画での学習サイトを利用して学ぶ人もいます。自分にとって一番学習を進めやすい方法を選びましょう。
またコードを記述しはじめると起きる、エラーの解決方法を自分なりにまとめておくのもおすすめです。プログラミングの質問ができる質問サイトをあらかじめブックマークして活用するのも良いでしょう。
そして独学のプログラミング学習に限界を感じた時はプログラミングスクールを利用することをおすすめします。
プログラミングスクールであれば通学であってもオンラインであっても、通常メンターと呼ばれる、分からないことを質問できるスタッフがいます。エラーやプログラミング学習を始めるための環境構築の相談も可能なので、プログラミング学習に挫折することなく学習を継続することが可能です。
③:ログラミング仲間を見つける
一人で黙々と作業する必要のあるプログラミング学習の場合、プログラミングについて話ができる仲間がいるのといないのでは学習の継続に差が出ます。そのためいっしょに学ぶ仲間を作りましょう。専門学校やプログラミングスクールなどでも仲間を作れますが、プログラミングのイベント、勉強会への参加で仲間を作るものおすすめです。
プログラミングの勉強会はあらかじめテーマが設定されているので、同じ言語を学習している人や同じ目標で学んでいる方と知り合えます。
またプログラミング仲間ができるとチームで活動でき、ハッカソンやプログラミングコンテストなどにも参加可能です。自分一人で製作物をつくるのも楽しいですが、チームで一つのものをつくったり、協力して一つの問題を解いたりすることも独学とはまた別のプログラミング学習になります。
ぜひプログラミング仲間をつくって学習の相談をしたり、一緒に製作物をつくったりして楽しくプログラミングを学習しましょう。
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まとめ
プログラミング学習に限らず、一つのことを継続しつづけるのは大変なことです。しかし継続するためのコツを押さえておけば、挫折せずに学習を続けられます。
これからの時代、プログラミングを習得できれば転職に有利なだけでなく、自分の可能性を広げることにも繋がります。ぜひ工夫して楽しくプログラミング学習を継続してください。
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