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高いIT技術力とともに経験やクライアントの業務知識が求められるITコンサルタント。新卒からなろうとする場合どういった知識やスキルが求められるのでしょうか?ここではITコンサルタントに新卒からなる場合に焦点を当てて見てみたいと思います。

この記事の結論
  • 新卒ITコンサルタントに求められるのは強い精神力。
  • 資格は必須ではないが、ITコーディネーター、中小企業診断士、PMPなどの資格があるとアピールできる
  • 新卒でITコンサルタントになるデメリットは、仕事をしながら専門職レベルのITスキルを身に着けなければならない点

新卒ITコンサルタントが求められていること

重要となるのは精神力です。顧客の高い要求に応えるために時間的制約のある中で結果を出さなくてはなりません。人間関係や新人故の経験の無さが大きなプレッシャーとなります。これらを跳ね除ける強い精神力がITコンサルタントには求められ、書類選考や採用面接では重要視されます。ITコンサルタントはなるよりもなった後が大変な仕事です。

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持っていると有利な資格

ITコーディネータは合格率50~60%と他の資格試験より高く最初に取る資格としては最適です。他には中小企業診断士やプロジェクトマネージャー試験、PMPなどありますが、ITコンサルタントになるのに資格は必須ではありません。

資格は必須ではない

そもそもITコンサルタントになるために、取得しておかなければいけない資格は特にありません。しかしITに関する幅広い知識が必要になる職種ではあるため、常に新しい情報を吸収する習慣が必要です。

またSEなどエンジニアからITコンサルタントへとキャリアを積み重ねる人も多いので、新卒からITコンサルタントを目指す場合、最低限のプログラミング学習をしておくことをおすすめします。

仕事中にどのようなITの情報や知識が必要になるのか分からないので、常にIT関連のニュースや書籍はチェックしておきましょう。

ITコーディネータ

ITコーディネータは経済産業省が推進している、経営に役立つIT利活用ができる人が取得する資格です。ITコンサルタント、またCIOを目指している人にとって有利な付加価値がつく資格になっています。

ITコーディネータの資格を取得するにはITC試験に合格しケース研修を受ける必要があります。そしてITコーディネータになったあとも毎年更新をする必要があります。

ITコンサルタントを目指している人は取得しておいて損のない資格です。

中小企業診断士

中小企業診断士とは中小企業へ問題解決、また業務改善のために最適な経営の診断をおこない、また助言をする専門家です。そして中小企業診断士は日本では経営コンサルタントを認定する、唯一の国家資格です。年々必要性の高まっている国家資格ではあります。

しかし中小企業診断士は非常に難易度の高い国家資格です。そのため独学で合格をするのが難しく、合格するまでに必要な勉強時間は1200時間といわれています。

ただし中小企業診断士の資格は取得しておいた方がコンサルタントとしてキャリアを形成する上で有利に働きます。

プロジェクトマネージャー試験(PM)

プロジェクトマネージャー試験はシステム開発プロジェクトの責任者として、ITの専門分野を持っている人材、つまりプロジェクト管理、運営をするITコンサルタントが受験するのに適した試験です。

試験は午前と午後に分かれて合計300分間おこなわれます。システム全般に対する知識があるのか、また一つのプロジェクトを完遂する能力があるのかなど、ITコンサルタントとしての高い能力を問われる試験です。

PMP

PMP (プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル)はプロジェクトマネジメント、つまり一つの目的を達成するために期間が定められている業務であるプロジェクトを管理する力が問われる国際資格です。

ただしPMPに合格するには大学を卒業したあとに4500時間以上の実務経験、また36ヶ月のプロジェクトマネジメント経験が必要となります。そのため新卒でITコンサルタントを目指している人はPMPを受験することができません。

ITコンサルタントとしての実績を積んだあとにPMPを受験してみてはいかがでしょうか。

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新卒ITコンサルタントが最初にぶつかる壁

周囲との実力差やその仕事量の多さが壁になります。またITコンサルタントという仕事の性質上、質問攻めに合うことも多くメンタル面での強靭さが問われます。打ち込める趣味を持つなど自分自身で積極的に精神ケアを心がけるようにしましょう。

とにかく仕事量が多い

ITコンサルタントは実務の量が非常に多いです。プロジェクト管理、運営をするのは勿論ですが、企業が抱えている問題を発見する段階から一緒に仕事を始めることも多いため、休日も休まずに必要な情報を集める作業を行なう人も少なくありません。

またITコンサルタントは常にIT技術、経営について学習をつづける必要があります。そのため休日も経営に関する本を読んだり、新しい技術の情報をチェックしたりする必要があります。ゆっくり休日が得られる職種とは言い難いです。

同期・先輩の能力が高い

もともと高い能力を求められるITコンサルタントの場合、その職種で働けている同期や先輩の能力は平均的に高いです。

IT技術に対する深い知識、また企業の問題を解決へと導く論理的思考力、さらに働く企業によっては語学力も求められます。常に学習する習慣、また高い理解力がITコンサルタントには求められます。

同じ会社の同期や先輩の能力が高くて落ち込むこともあるかもしれませんが、学習、成長の機会だとポジティブに受け止めましょう。

クライアントが厳しい

経営や業務改善、問題解決を求められるITコンサルタントは、クライアントからの要求の高さに苦しむこともあります。

クライアントが依頼する内容の中にはすでに解決不可能なレベルの問題もある可能性はあり、またプロジェクトを進めている途中で予想もしない事態が起きることもたくさんあります。

クライアントから要求されるレベルが高かったり、企業の問題を解決に導くまでに長い時間がかかったりすることもあるかもしれません。しかしその分大きなやりがいを感じることができます。

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採用に学歴は関係あるのか?

採用に学歴は大いに関係あります。新卒は大学生以外からは取らない企業もあります。大手企業への就職を望むならなるべく偏差値の高い有名大学へ進学しましょう。

面接官が見ているポイント

1.身だしなみ

現在学生の新卒者なら就職課(キャリアセンター)でスーツの着こなしは教えてくれます。注意したいのは私服OKと言われた場合です。この場合私服でも大丈夫なのですが、私服をファッショナブルに着こなすのは実はスーツを着こなすよりも難しいので、やはりスーツで面接に臨んだほうが良いでしょう。服装で個性をアピールしたいと考えてる方も居るかもしれませんが、服装ではなく中身で個性をアピールすることを念頭に置きましょう。

2.健康そうか

最初の就職1年目は覚えることが沢山あり精神的にストレスを抱えることも多いです。また仕事の内容自体がストレスを貯めこむ原因になることもあるので、ITコンサルタントという職業はストレスとの戦いと言うことも出来ます。そこで体力や心の健康さというものが問われます。

3.質問に答えられるか

ITコンサルタントはコンサルティングが仕事なので個人で仕事をするということはほとんど無く、常に顧客と接点がある仕事です。「質問に答えられるか?」というのは言い換えれば「コミュニケーション能力があるかどうか?」ということです。ですのでここは重点的に見られます。他が全て良くてもこの部分に問題があると必ず落とされるので、なるべく分かりやすい言葉を使い丁寧に答えるように心がけましょう。

4.性格は良好か

ITコンサルタントは顧客と接する機会の多い仕事です。性格が良好の人が求められます。これはある意味当然といえます。性格の悪い人と仲良くしたいとは誰も思わないでしょう。この部分はその場て取り繕うのは難しいので日頃から人当たりのよい行動を心がけましょう。

5.技術力

中途採用の面接だとこの部分は重要になってきますが、新卒の場合はあまり重要ではありません。それよりも人間性を見られます。

6.資格

ITコーディネータの資格は持っていると就職に有利です。他にはマイクロソフト・オフィスに関する資格はプログラムの知識が無くとも比較的簡単に取れるので、可能な限り取得するようにしましょう。ITコンサルタントの業務を行う上でオフィスは必ず使うので持っているとやはり有利です。また中小企業診断士やプロジェクトマネージャーの資格も持っていると就職に有利になります。

7.努力できるか

入社後の研修でITコンサルタントの基礎は会社で教えてくれますが、それから先は仕事を通じて自ら学んでいかなければなりません。新卒者は大半がITコンサルタントの実務経験がない状態で入社します。ITコンサルタントの知識は仕事をしていれば勝手に覚えられるものばかりではなく、自己学習も併せて必要です。この努力が出来るかが問われます。スポーツをしている方であればこれは回答が比較的簡単です。努力をして大会で好成績を収めたことがあればそれを説明しましょう。好成績を収められなかったとしても何かしら得たものは有るはずなので、それを説明しましょう。最初は仕事を覚えるところから始まりそして後輩が出来て今度は仕事を教える立場に至るまでには何かしらの努力はしてきたはずなので、そういうエピソードを答えると良いでしょう。

8.継続力があるか

先程と同様にエピソードを添えて答えると相手にも熱意が伝えやすいです。ITコンサルティング未経験の状態で入社して一人前のITコンサルタントになるには時間がかかります。これは大変なことで新卒で入社した人の中から毎年脱落者が出ます。新卒でITコンサルタントとして入社をしようとした場合、ITの知識や経験はあまり問われませんが「努力」を「継続できるか?」というのは重要視されます。

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新卒でITコンサルタントになるメリット・デメリット

メリット

新卒でITコンサルタントになるメリットは先輩に業務について教えてもらうことができたり、研修期間などが設けられていたりする点です。すぐに実務に入る企業もありますが、転職や中途入社で入る人たちよりも研修期間などは優遇されやすいです。

ただし自分から積極的に新しいITや経営に対する知識を学習することがITコンサルタントには必須の素養です。

デメリット

新卒でITコンサルタントになるデメリットはシステムエンジニア、プロダクトマネージャーなどが習得する専門的な知識、技術をもたずに実務に入る点です。

ITコンサルタントはエンジニアや経営管理職から転職してくる人も多く、IT技術、もしくは経営に特化したスキル、経験を持っている人が多いです。

なので新卒からITコンサルタントで働きはじめた場合、そういった専門知識を持った人達と同じレベルを求められることにはなるため、はじめは大変かもしれません。

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ITコンサルタントに向いている人・向いていない人

ITコンサルタントに向いているのはその時の状況に応じて必要なことが行える応用力の高い人です。

ITコンサルタントの業務の幅は広く、企業の既存のシステムの分析、また現状に潜んでいる問題の発見、また問題を解決するためのプロジェクト運営まで行う必要があります。その都度求められる能力、知識などが大きく変わっていくため高い対応力が必要になります。

なのでたとえIT技術や経営に対する知識が豊富な勉強熱心の人であっても、スピーディな対応力が低い人、応用力の高くない人はITコンサルタントには不向きかもしれません。

新卒ITコンサルタントの求人の探し方

学校の就職課(キャリアセンター)

面接時の服装や質問応答の指導など就職に関する様々なサポートが受けられます。これを利用しない手はないので是非有効活用しましょう。就職課では履歴書など採用選考書類の書き方の添削もしてくれます。スーツの着こなし方やビジネスマナーについても教えてくれます。これらは就職時のみならず社会人として今後生活する上でも必要な知識です。

転職・求人サイト

メリットはやはりお手軽なことです。ただし応募方法はその転職・求人サイトごとに違ってくるのでよく確認しましょう。総合系・人材派遣系など様々な職種に分かれ転職・求人サイトがあるのでIT系統で探しましょう。また、スマートフォンからでも最新の求人がチェックできます。こまめにチェックしましょう。

ハローワーク

最近ではそのハローワークの担当地域だけでなく全国にあるハローワークに寄せられた求人全てを閲覧できます。また面接対策や履歴書や職務経歴書の書き方なども教えてくれます。インターネットサービスも行っており、転職・求人サイトのような使い方で求人を探すことも可能で、地方から首都圏の求人を見ることも可能ですし、都内から地方へのUターンも可能で、その場で紹介状を発行して貰うことも出来ます。また、あまり知られていませんが在学中でもサービスが利用できます。公共機関なので信用が高く斡旋力は侮れません。

まとめ

ITコンサルタントはなるよりもなった後が大変な仕事です。しかし一流になれば年収で1000万円を超える高収入が見込めます。

ITコンサルタントを目指したいあなたは、クライアントの業務知識や経験のほか、なんらかの専門家レベルのITスキルが必要になってきます。

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