プログラミングを始める動機というのは人それぞれですが、副業として稼ぐためという方も多いのではないでしょうか。
本記事では、副業としてプログラミングを始める方に役立つ内容をお届けします。
- 経験が浅くても副業でプログラミングの仕事は出来る
- 無償で利用出来るサービスも増えておりプログラミングは始めやすくなっている
- プログラミング関連の副業にはスクール講師やブログライターなど様々
- 副業にはWeb系のプログラミング言語がおすすめ
- まずはお小遣い稼ぎのつもりで1万円以内の案件獲得を目指してみよう
目次
プログラミングで副業はできるのか？
副業でプログラミングの仕事を受注できるのか気になるところですが、未経験であっても勿論可能です。
なぜなら今はプログラマー、エンジニアといったIT人材が不足しています。なので週2日のみ働けるプログラマーであっても、IT企業を中心に人材を確保したい企業はたくさんあります。
また今はクラウドソーシングサービスやフリーランスエージェントといった案件を受注できるサービスも充実しています。なのでフリーランスエンジニアとしての経験が浅くても案件を受注することができます。
また受注する案件の単価を上げるコツがあります。それはなるべく新しい言語や技術を積極的に学習することです。まだ使用できる人が少ないうちから新しい言語を学習することによって、単価の高い案件を受注できます。
副業としてプログラミングを始める方法
昔は開発ツールが高く、1日あたり何十万円も払ってメーカー研修に行くのが一般的でした。つまり、プログラミングは一部の専門家だけのものでした。ところがここ最近、開発ツールやフレームワークのOSS化が進み、無償でも手に入るようになりました。
それだけでなく、AWSやAzureなどのクラウド基盤も低価格で利用できます。GitHubなどのソース管理サイトも、機能が限定されてかまわないなら無償で利用できます。非専門家にとって、初めの一歩がだんだんと踏み出しやすくなっています。
特にGitHubはソースコードを共有するサービスとして広く利用されており、公開範囲を限定する機能が欲しくないなら無償で使えます。納品方法をGitHubで指定される場合もありますので、覚えておいて損はありません。
とはいえ、これを読んでいただいている方が仕事を発注するとなった場合、副業かつ初心者の方に仕事を任せることができますか？やはり、不安になるのが当たり前です。その不安を払拭してもらうために、まずはあなたが「どれだけプログラミングができるのか」を第三者に分かってもらうことが必要です。
よって、自分の好きな言語やフレームワークを使い、プログラミングをする、ソースコードを公開する、できることならクラウド基盤にアップして動く環境を作り実際に触ってもらう、というのをやってみましょう。これらの作業を進めるうちに、さらにスキルも上がっていくでしょう。
【関連記事】
▶会社員がフリーランスとして副業してもいいの？
仕事内容は？
プログラミング以外のプログラミング副業！？
プログラミングの副業ならプログラミング、と思われるでしょう。実はそうではなくなってきています。もちろんプログラミングそのものをする副業もあります。しかし、プログラミング力を活かしてオンラインスクールの講師、ブロクなどの記事執筆、クラウドサービスのモニター（試用や評価など）などもあります。
リリース前のWebサービスのテストというのも、高度な技術を要しないので魅力的です。変わりダネとしては、GitHubなどにソースを公開している技術者へのダイレクトメール書き、といったものまでありました。
また、他人に教えるレベルまで到達すると「新たに◯◯という開発言語を勉強したいけど、最初の一歩がわからないのでフォローして欲しい」という案件もあります。高単価は期待できないかもしれませんが、少なくとも専門家よりは親近感があるので、声がかかるかもしれませんよ！
開発言語やフレームワーク
もちろん、一般的に普及しているものを採用されることが多いのですが、それだけではありません。最近多いのは「とりあえずWebサービスを構築してほしいけど、言語やフレームワークはお任せ」という案件です。こうなればしめたもの、自分の得意な言語やフレームワークを選択できます。
見逃せないのが、Microsoft Office製品のマクロ（VBA）を使った案件です。常に一定数あります。例えば、マクロを作った社員が退職したけど不具合が発生したので直して欲しい、Amazonなどの各種WebAPIを通じてデータを取り出して欲しい、といったものです。さらに、Excelの参照式が複雑で手に負えないので見て欲しい・直して欲しいといった案件まであります。
Office製品は広く普及しているがゆえに発注する側も幅が広く、個人経営の商店や中小企業の担当者レベルで仕事を発注しているというケースがあります。そんな案件だと難易度も低く、運が良ければ継続して案件がもらえるという可能性もあります。
ただ残念なのは、難易度が下がれば競合者も多くなり、獲得することが非常に困難になることです。当たり前といえばそうですが・・・
「プログラミングの副業についてもっと詳しく知りたい」といった方は、「ポテパンキャンプ」の無料カウンセリングも試してみてください。
副業におすすめのプログラミング言語
副業をはじめたばかりの時に習得しておくのをおすすめしたいプログラミング言語があります。それは「PHP」「Ruby」「JavaScript」「HTML」「CSS」です。
「HTML」「CSS」「JavaScript」、この3つの言語を使用することができればWebサイトなどのコーディング案件を請け負うことができます。
またWebサイトやWebアプリケーションに「PHP」と「Ruby」を利用している企業は多く、案件の数も豊富です。案件の単価はそこまで高額であることを期待できませんが、受注のしやすさから学習をおすすめしたい言語です。
最初は難易度の低いプログラミング言語を学習することをおすすめします。
どれくらい稼ぐことができるのか
案件によってマチマチですが、本業の片手間程度でできるものといえば1万円以内の案件です。この程度なら大きな責任も発生しないし、デビュー案件としても最高です。それ以上を超える案件も多数ありますが、それなりの責任が発生したり、難易度も高くなるので、ある程度スキルが身につくまで危険です。副業が本業へ悪影響を及ぼすような事態は避けるようにしましょう。
「プログラミングの副業で効率的に稼ぎたい」といった方は、「ポテパンキャンプ」の無料カウンセリングも試してみてください。
【関連記事】
▶プログラマーが副業で成功するには
必要な初期費用・準備
初期費用はなんといって環境周りです。利用するPCは性能に問題なければ手持ちのものでかまいません。インターネットを通じた打ち合わせが必要な案件になると、カメラやヘッドセットが必要になります。開発ツールはOSSのもので全てまかなうことが可能です。その他各種サービスは大半が無償なので、費用は特に必要ないでしょう。
準備は、前述したように「自分が他人に何かを見せられる環境を作る」ものです。これをポートフォリオと呼びます。ポートフォリオがあるのとないのとでは信頼度は確実に異なります。派手なものでなくてもかまいません。あまりに立派過ぎると逆に不自然です。あくまでレベル感を伝えるためのもの程度に考えたほうがよいです。
案件・求人を探す方法
インターネット上で検索します。「副業 クラウドソーシング サイト 比較」でググってみましょう。比較サイトが多数ヒットします。そこのどれでもよいので選び、順に見ていきます。大体上位は同じサイトなので、メジャーなところから見ていきましょう。
希望する仕事がなかったからといって諦めないでください。仕事は日々アップされ、日々消えていきます。その流れをつかみ、自分ができそうなものがあれば応募してみる、それが大事です。どのサイトでも新着案件をメールで受け取れる機能を有しています。それを使い、こまめにチェックし、自分にできそうな案件を見逃さないようにしてください。
「案件や求人を探す方法をもっと知りたい」といった方は、「ポテパンキャンプ」の無料カウンセリングも試してみてください。
まとめ
異業種からいきなりエンジニアになるほどの度胸もないし、かといってプログラミングで小遣い稼ぎくらいをしてみたいと思っている方々もおられるでしょう。また現役エンジニアの方でも、自分が本業でやっている仕事以外に自分の実力を試してみたいと思う方も多いでしょう。
クラウドソーシングが普及するにつれ、仕事を出す側も求める側も便利な時代が来ました。転職しなくても副業でプログラミングデビューするのも十分可能です。そこである程度の経験を積み、本格的にエンジニアに転向することも可能かもしれません。
お小遣い稼ぎに徹しても良いし、自分のキャリアパスの一歩としてまずは副業、でもよいでしょう。プログラミングに興味がある方は、ぜひ一度考えてみることをお勧めします。
