初めて自分のブログ用のサイトやECサイト、またポートフォリオサイトなどを作成する時におすすめしたいのがWordPressです。WordPressにはたくさんのテーマがあり、自分の目的に適したテーマを利用することでおしゃれなデザインのサイトやSEO対策がされたサイトを簡単に作れます。
こちらの記事では初心者WordPressのテーマを選ぶポイント、またおすすめのWordPressテーマについて詳しく紹介します。
目次
テーマの選び方・ポイント
はじめにWordPressの選び方、ポイントについて詳しく紹介します。
安全なテーマか確認する
現在WordPressのテーマは多数あり、配布されているすべてのテーマの安全が保証されているわけではありません。なので初心者の人などは特にそうですが、テーマの選び方が分からないうちはWordPressの公式サイトから自分の目的に沿ったテーマを選択することをおすすめします。
海外の配布サイトのテーマなどはおしゃれなので利用したくなると思いますが、安全なテーマか事前に確認してからインストールしましょう。実際のそのテーマを利用しているサイトがあるのか確認するのがおすすめです。
目的に合ったレイアウトを選ぶ
たくさんのテーマがあるなかで自分のサイトに合ったテーマを絞るためには、事前に目的を明確にすることが大切です。
ECサイトやポートフォリオサイトの場合、はっきりと写真が表示されるテーマを選びましょう。またブログ記事を書くサイトの場合、他の人がブログサイトで導入しているテーマを利用するのがおすすめです。
またアフィリエイト広告で収入を得るためにサイトをつくる人は、SEO対策がされているテーマを選択しましょう。
必要に応じてテーマを切り替えることも視野に入れる
最初に選んだテーマを使いつづける人も多いですが、サイトを使用しているうちに使いづらい点や、変えたい仕様がでてくることも多いです。なので最初に選んだテーマを使いつづけるのではなく、その時のサイトに合ったテーマに切り替えるのも一つの方法です。
WordPressでサイトをつくっていくうちに新しく追加したい機能が出てきたり、現状使用しているテーマよりも目的に沿ったテーマを見つけることがあります。そういった時はテーマを切り替えることも検討してみてください。
【初心者向け】おすすめWordPressテーマ6選
つづいてWordPress初心者の人におすすめしたいWordPressのテーマを6つ紹介します。
Simplicity2
「Simplicity2」はWordPressの中でも特に人気の高い無料のテーマです。
Simplicity2は日本人のわいひら(yhira)さんがつくったテーマになります。ブログ記事を書きたい人、またシンプルなデザインのテーマを探している人におすすめのテーマです。
またSimplicity2はSEO対策もしっかりされています。タイトルや見出しを適切なHTML構造にしてくれ、またGoogleのモバイルフレンドリーテストにも合格しています。なのでこちらのテーマを利用する場合SEO対策のためのプラグインをあとから導入する必要はありません。
BizVektor(ビズベクトル)
「BizVektor(ビズベクトル)」は企業や店舗のホームページをつくるのにおすすめな無料のテーマです。またスマホから見られるレスポンシブウェブデザインにも対応しています。
こちらのテーマを使用すればHTMLやCSSといったコードを記述しなくてもサイトの一部分を好きな色に変更したり、複数のデザインパターンからデザインを選択することができます。
またBizVektorには新着記事を画像付きでサイドに表示する機能があったり、アフィリエイト広告を一括で挿入できる機能などもあります。なのでブログのためにサイトをつくりたい人にもおすすめのテーマです。
Sydney
「Sydney」はおしゃれなブログやコーポレートサイトを作成したい人におすすめのテーマです。こちらのテーマは画面一杯に写真を表示することができ、ページをスライドしていくごとに文字や写真が浮かびあがる動的なアクションも起こせます。
またスライドショーでページ内の表示を自動で切り替えることも可能です。
Portfolio
「Portfolio」は名前の通り、デザイナーやカメラマンなどクリエイターのポートフォリオサイトを作成するのに最適なテーマです。
サイトのトップページには複数の画像を挿入することができるので、自分の作品を掲載することができます。また画像にマウスを置くと画像の色を変え、文字を表示させることができます。作品名や制作日時を表示させるのに最適なホバーアクションになっています。
Yuuta
「Yuuta」はサイトでブログを書きたい人におすすめのテーマです。
サイトのカラーは白と黒でまとめられており、シンプルなデザインになっているため様々なテーマでブログを書くことができます。また画像の他に動画を挿入することもできるので、旅の記録などを載せるのにおすすめです。
Principle
「Principle」はアフィリエイト広告での収入などを目的にしたブログ作成におすすめのテーマです。
こちらのテーマは無料ですがSEO対策がされており、またプロフィール欄やソーシャルボタンが標準装備されています。そのため初心者でも簡単にブログ用のサイトを作成できます。
またAdsense広告もコードをコピーして貼り付けるだけで、最適な位置で表示してくれます。
【シンプル】おすすめWordPressテーマ5選
つづいてシンプルでスタイリッシュなデザインが魅力的なWordPressのテーマを5つ紹介します。
Fukasawa
「Fukasawa」はECサイトやポートフォリオサイトの作成に適した無料のテーマです。
こちらのテーマの場合サイトに写真表示が大きくされ、また商品の購入ページに飛ぶこともできます。問い合わせフォームや商品紹介なども掲載できるので、サイトで商品を販売したい人におすすめテーマです。
PANTHEA
「PANTHEA」は海外でつくられたECサイトなどを作成するのにおすすめのテーマです。
こちらのテーマはWooCommerceというECサイトをWordPressに追加する機能があらかじめ入っています。そのためサイト内で複数の商品を購入しまとめて決済をしたり、商品の発送方法を選択したり、都道府県別に送料を設定したりすることができます。
スマホでも見られるレスポンシブウェブデザイン対応で、またメガメニューにも対応しています。
Auberge
「Auberge」はカフェやレストランなど飲食店のホームページを作成するのにおすすめのテーマです。
こちらのテーマではトップページに大きく画像を挿入することができ、またフードやドリンクのメニューも表示できます。全体的に落ち着いた色合いのデザインなのでおしゃれなカフェやバーのサイトにおすすめです。
Aldehyde
「Aldehyde」はブログやマガジンのサイトにおすすめのテーマです。トップページに表示される画像の下にはタイトル・日付・本文の一部も掲載される見やすいデザインとなっています。
またこちらのテーマであればサーチ内検索や記事をカテゴリ分けすることも可能です。頻繁にブログを書く人などは管理しやすい仕様になっています。
PIXOVA LITE
「PIXOVA LITE」はブログを書くのにおすすめのテーマです。
こちらのテーマは白・黒・黄色の三色のみが使用されているシンプルなデザインですが、ブログの公開日時やコメント機能、タグ付けなどブログのサイトに必要な機能は一通り揃っています。
【レスポンシブ】おすすめWordPressテーマ7選
つづいてパソコンやスマホ、タブレットなどサイトを閲覧する機器の画面サイズが変わってもサイトを見やすく表示してくれる、レスポンシブウェブデザインのテーマを7つ紹介します。
Silverbow
「Silverbow」はブログやポートフォリオサイトなどに最適な無料のテーマです。
こちらのテーマのトップページでは挿入した画像と文をスライドショーで表示することができ、またその他にも複数の画像を表示できます。カメラマンやデザイナーなどのポートフォリオサイトにも最適です。
また挿入した画像の上に文字を記入できますが、背景色が変わっているので画像にそのまま文字が乗らないため見やすいデザインとなっています。
ASCEND
「ASCEND」は企業のコーポレートサイトやポートフォリオサイト、またECサイトなど様々なサイトが作成できるテーマです。
こちらのテーマであればヘッダー部分にメニューだけではなく、TwitterやFacebookなどのSNSのリンクを表示することもでき、またサイト内検索の掲載できます。
大きな画像をトップページに掲載できるため、インパクトのあるサイトをつくりたい人におすすめです。
Marlin Lite
「Marlin Lite」は女性のブログなどに適したデザインのテーマです。
こちらのテーマは画面右上にプロフィール画像と紹介文を掲載することができ、また記事ごとにSNSなどの共有ボタンを付けることができます。またスマホなど画面サイズが小さくなっても挿入した画像は大きく表示されるので、写真を中心としたブログを書きたい人におすすめです。
Uncode
「Uncode」は細部のデザインにまでこだわりたい人におすすめのテーマです。
こちらのテーマはコードを記述せずにデザインを編集できる機能がついており、また専用サイトでヘッダーの変更方法など編集の仕方が紹介されています。
Uncodeをレイアウトを記述なしで編集できる「Visual Composer」が入っているため、プログラミングの知識がなくてもサイトのデザインを追求できます。
ODIER
「ODIER」は白を基調としたシンプルなデザインのテーマです。なのでポートフォリオサイトやECサイトにおすすめです。
最初のフォントも上品なデザインとなっているので、ファッションやコスメのブログなどにもおすすめです。またカテゴリー分けやサイト内検索の機能もあります。
Xeory Base(セオリーベース)
「Xeory Base(セオリーベース)」は株式会社ルーシーが運営しているバズ部が制作したテーマです。こちらはコンテンツマーケティングに特化したサイトを作成するのに最適なテーマです。
こちらのテーマを利用すればランディングページの作成、またCTAの設定などができるようになります。さらにサイトのレイアウトを左右するカラムのパターンも3種類の中から選択できます。
Xeory Baseを利用すればWordPres初心者でもコンテンツマーケティングに特化したサイトをつくることができます。
Stinger
「Stinger」はブログを書くサイト作成に適したシンプルなテーマです。
こちらのテーマの主な機能はアドセンス広告用のウィジェット、投稿のクイックタグ、またスマホ用のアコーディオンメニューです。WordPressのカスタマイズに関する知識がない初心者でも簡単にサイトをつくることができます。
【有料】おすすめWordPressテーマ5選
つづいておすすめしたい有料のWordPressテーマを5つ紹介します。
STORK(ストーク)
有料のWordPressテーマの中でも人気が高いのが「STORK(ストーク)」です。
こちらのテーマはブログマーケッターであるJUINCHIさんが監修しており、ブログマーケティングに特化したテーマになっています。現在も多くのブロガーがこちらのテーマを使用しています。
HTML、CSSの記述をしなくても簡単にサイト作成ができるのがSTORKの大きな特徴です。またモバイルファーストとなっているため、最初からスマホでも見やすいデザインになっています。こちらのテーマの値段は10,800円です。
MAG
「MAG」はアフィリエイト広告収入などを目的としたブログサイトの作成に適したテーマです。WordPress初心者でも簡単にサイト作成ができるのが大きな特徴です。
こちらのテーマはブログでの広告収入に特化しているため、広告管理機能も充実しています。登録した広告をランダムに表示することができるランダム広告や、記事の上部と下部に広告を表示できる広告機能などがあります。
こちらのテーマの値段は税込10,980円です。
SANGO(サンゴ)
「SANGO(サンゴ)」はデザインメディア「サルワカ」を運営しているCatNoseさんが制作した有料テーマです。デザインメディアを運営している人が制作したテーマのため、優れたデザインであることが大きな特徴です。
こちらのテーマのデザインはGoogleが定義したルールを遵守したマテリアルデザインです。そのためサイトを見にきた多くの人がすぐに理解できるメニューやボタンの表記となっています。またスマホで見る人向けにモバイルフッターメニューもあります。
こちらのテーマの値段は10,800円です。サイトのデザインを重視したい人にSANGOはおすすめです。
ALBATROS(アルバトロス)
「ALBATROS(アルバトロス)」はOPENCAGE社が制作したマーケティングブログ向けの有料テーマです。
こちらのテーマの特徴はアフィリエイト広告などの収入を目的としたブログなどにも対応できるよう、様々な機能が標準装備されている点です。投稿した記事の一つを先頭固定表示にすることもできますし、スマホでも綺麗に見られるレスポンシブウェブデザインにも対応しています。
ALBATROS(アルバトロス)の値段は税込7,980円です。他の有料テーマよりも安い値段設定となっています。
EmanonPro
「EmanonPro」は初心者でもブログ用のサイトを簡単に作成できる有料テーマです。
こちらのテーマの大きな特徴はランディングページを作成できる機能が標準装備されている点です。ランディングページとはクリックした広告のあとに最初に出てくるページのことです。
またEmanonProにはCTA機能も付いています。CTA機能とはサイトの読者が商品を購入することを促す枠のことです。記事の最後に購入の相談などを促せるボタンになります。
こちらのテーマの値段は税込9,800円です。
まとめ
はじめのWordPressのテーマ選びで失敗しないコツは、作成するサイトの目的を明確にすることです。どんな目的のサイトを作成したいのか明確にすることでその目的に沿ったテーマを失敗なく選べます。
こちらの記事を参考にして、自分のつくりたいサイトに適したテーマを探してみてくださいね。