受講料が最大70%OFF 受講料が最大70%OFF

MySQLとは

MySQLは、世界で最も普及しているデータベースシステムです。
無償でありながら、多くの企業でも採用されていることから、信頼性が高いデータベースといえます。

現在のMySQLは、2010年にSun Microsystems社がOracle社に買収されたことで、Oracle社のオープンソース・プロジェクトになっています。

Oracle社といえば、有償製品のOracleデータベースがありますが、MySQLは、これとは別にオープンソースとして今も無償で提供されています。

JDBCドライバでMySQLに接続

JavaからMySQLに接続するには、MySQL用のJDBCドライバが必要です。

JDBCドライバは、公式サイトなどからダウンロードしてのプロジェクトに追加する方法と、MavenやGrandeなどのパッケージマネージャーを使って追加する方法があります。

ては、それぞれの手順でJDBCドライバを追加する方法を確認していきましょう!

ポテパンダの一言メモ

ちなみに、JDBCは「Java Database Connectivity」の略で、Javaからデータベースを操作するためのAPIです。

MySQLの他に、Oracle・SQL Server・PostgreSQLでもJDBCドライバが提供され、データベースに依存しない共通のインタフェースで、データベースにアクセスできるのがJDBCの特徴です。

JDBCドライバをダウンロードする方法

最初は、MySQL用のJDBCドライバをダウンロードして、Javaのプロジェクトに追加する方法を解説します。

MySQL用のJDBCドライバは更新ページで提供されているため、次のリンクで、公式のダウンロードページにアクセスします。

https://www.mysql.com/jp/products/connector/

「MySQLチームよる開発」のリストから「JDBC Driver for MySQL (Connector/J)」のダウンロードリンクを選択します。

Select Operating Systemに「Platform Independent」を選択します。

選択すると、すぐ下に「Download」リンクが2つ表示されるため、TARかZIP圧縮形式から選びます。

「Download」リンクをクリックすると、次の画面のようにOracleアカウントでのログインを求められます。

Oracleアカウントを持っていない場合は「No thanks, just start my download.」をクリックすると、アカウント登録をせずにダウンロードを開始できます。

ダウンロードしたファイルを解凍します。

解凍したフォルダの中に「mysql-connector-java-8.0.22.jar」というファイルがありますが、これがMySQL用のJDBCドライバです。

ポテパンダの一言メモ

ファイル名末尾の「8.0.22」はJDBCドライバのバージョンです。2020年11月時点では「8.0.22」が最新バージョンですが、今後新しいJDBCドライバがリリースされれば、ファイル名のバージョンも変更されます。

最後に、ダウンロードしたJDBCドライバを、Javaプロジェクトの参照ライブラリに追加しまっしょう。

今回は、開発ツールに「Eclipse」を使った例で、参照ライブラリの追加方法を解説します。

対象のプロジェクトの上で[右クリック]⇒[ビルド・パス]⇒[ビルド・パスの構成]を選択します。

[ライブラリ]タブみから[外部JARの追加]をクリックします。

先ほどダウンロードしたJDBCドライバの「mysql-connector-java-8.0.22.jar」を選択します。

パッケージ・エクスプローラの参照ライブラリーに、MySQLのJDBCドライバが追加されます。

MavenプロジェクトでMySQLのJDBCドライバを追加

昨今の開発では、Mavenなどのパッケージマネージャーでライブラリを管理するのが一般的になってきています。

では、MavenプロジェクトでMySQLのJDBCドライバを追加する確認していきましょう。

Mavenではpom.xmlというファイルに、プロジェクトが依存するライブラリなどを記述します。

MySQLのJDBCドライバを追加する場合は、pom.xmlに次の内容を追加します。

<!-- https://mvnrepository.com/artifact/mysql/mysql-connector-java -->
<dependency>
    <groupId>mysql</groupId>
    <artifactId>mysql-connector-java</artifactId>
    <version>8.0.22</version>
</dependency>

編集が完了しpom.xmlを保存すると、自動的にJDBCドライバをインターネット上からダウンロードしてJavaプロジェクトに追加されます。

自動で追加されなかった場合は、パッケージ・エクスプローラでpom.xmlを選択し[右クリック]⇒[Run As..]⇒[Maven Install]をクリックすれば、インストールが始まります。

GradleプロジェクトでプロジェクトでMySQLのJDBCドライバを追加

続いてGradleでMySQLのJDBCドライバを追加する方法を確認しましょう。

build.gradleを開き、次のようにMySQLのJDBCドライバの依存関係を追加します。

dependencies {
  // https://mvnrepository.com/artifact/mysql/mysql-connector-java
  compile group: 'mysql', name: 'mysql-connector-java', version: '8.0.22'
}

JDBCドライバを使ってMySQLに接続する

ここまで、JDBCドライバをプロジェクトの参照ライブラリに追加する方法を確認してきました。

それでは、追加したMySQLのJDBCドライバを使って、JavaからMySQLに接続するソースコードを書いてみましょう。

今回は、次のusersテーブルからデータをSELECT文を使って取得するサンプルコードを紹介します。

CREATE TABLE users(
    id INT(11) AUTO_INCREMENT NOT NULL, 
    name VARCHAR(30) NOT NULL ,
    address VARCHAR(200) NOT NULL,
    PRIMARY KEY (id));

Javaのソースコードは次の通りです。

import java.sql.Connection;
import java.sql.DriverManager;
import java.sql.PreparedStatement;
import java.sql.ResultSet;
import java.sql.SQLException;

public class MysqlSampleConnect {

  public static void main(String[] args) {

    // データベースに接続
    Connection con = DriverManager.getConnection(
      "jdbc:mysql://localhost/<データベース名>?useSSL=false",
      "root",
      "<パスワード>"
    );

    // SQL文の実行
    PreparedStatement pstmt = con.prepareStatement("select * from users");
    ResultSet rs = pstmt.executeQuery();

    // 検索結果を表示
    while (rs.next()) {
      System.out.println(rs.getString("name"));
      System.out.println(rs.getInt("address"));
    }

    // 後処理(リソースのクローズ)
    rs.close();
    pstmt.close();
    con.close();
  }
}

さいごに

JavaのJDBCドライバを使って、MySQLに接続する方法を解説してきました。

JDBCには、共通のインタフェースで異なるデータベースを操作できる特徴があります。
OracleやSQL Serverであっても、使用するJDBCドライバが変更すれば、基本的には同じインタフェースでデータベースに接続できるため、是非試してみましょう。

【関連記事】
【Java】開発環境で考える。「Mac と Windows」の選択肢について解説。

エンジニアになりたい人に選ばれるプログラミングスクール「ポテパンキャンプ 」

ポテパンキャンプは卒業生の多くがWebエンジニアとして活躍している実践型プログラミングスクールです。 1000名以上が受講しており、その多くが上場企業、ベンチャー企業のWebエンジニアとして活躍しています。

基礎的な学習だけで満足せず、実際にプログラミングを覚えて実践で使えるレベルまで学習したいという方に人気です。 プログラミングを学習し実践で使うには様々な要素が必要です。

それがマルっと詰まっているポテパンキャンプでプログラミングを学習してみませんか?

卒業生の多くがWebエンジニアとして活躍

卒業生の多くがWeb企業で活躍しております。
実践的なカリキュラムをこなしているからこそ現場でも戦力となっております。
活躍する卒業生のインタビューもございますので是非御覧ください。

経験豊富なエンジニア陣が直接指導

実践的なカリキュラムと経験豊富なエンジニアが直接指導にあたります。
有名企業のエンジニアも多数在籍し品質高いWebアプリケーションを作れるようサポートします。

満足度高くコスパの高いプログラミングスクール「ポテパンキャンプ」

運営する株式会社ポテパンは10,000人以上のエンジニアのキャリアサポートを行ってきております。
そのノウハウを活かして実践的なカリキュラムを随時アップデートしております。

代表の宮崎もプログラミングを覚えサイトを作りポテパンを創業しました。
本気でプログラミングを身につけたいという方にコスパ良く受講していただきたいと思っておりますので、気になる方はぜひスクール詳細をのぞいてくださいませ。