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もしプログラミング言語Rubyの興味を持ったなら、Rubyアソシエーションのことも知ってください。オープンソースのRubyは、開発や普及活動などで多くのコミュニティーが関わっています。そのようなコミュニティーの活動を支援しているのがRubyアソシエーションです。

次からRubyアソシエーションの活動内容について紹介します。

Rubyアソシエーションとは


Rubyアソシエーションは、プログラミング言語Rubyの普及と発展を目的に設立された一般財団法人です。2011年からRubyアソシエーションとして活動しており、理事長はRubyの開発者として有名なまつもとゆきひろ氏が務めています。

Rubyアソシエーションを知らない方のためにその概要について簡単に紹介します。

Rubyアソシエーションの活動内容

先ほど紹介したように、RubyアソシエーションはRubyの普及と発展を目的に設立された組織であり、Rubyを利用したビジネスや教育などで活動しているコミュニティーへの支援や普及のための活動が主な活動です。

なお、Rubyはオープンソースのソフトウェアで多くの有志によって開発や保守が支えられています。Rubyアソシエーションでは、そのようなコミュニティーに対して助成金を出したり、開発に使用するサーバー費用を負担するなどして、活動を支えています。

また、RubyWorld Conferenceなどのイベントを開催したり、Ruby技術者認定試験事業も、Rubyアソシエーションの活動内容に含まれます。

所在地は島根県松江市

世界中のWebエンジニアに支持されているプログラミング言語Rubyですが、その中心組織とも言えるRubyアソシエーションの所在地は島根県松江市です。なお松江市といえば、山陰の地方都市というイメージかもしれませんが、Rubyにとっては情報発信の中心とも言える場所です。

そもそもRubyの開発者でRubyアソシエーションの理事でもあるまつもとゆきひろ氏が現在住んでいるのが松江市です。そして松江市はRubyアソシエーションの活動を支援しています。例えば、毎年開催されているRubyコミュニティー向けのイベント、RubyWorld Conferenceは松江市を会場に開催されてきました。

ポテパンダの一言メモ

島根県松江市は「Rubyの街」として、プログラミング言語Rubyを街づくりに活かしています。例えば、IT産業の企業立地の推進しており、多くのIT企業の誘致に成功しています。また、Rubyの教育にも力を入れており、中高生向けにRubyを使ったプログラミング教育なども行っています。
Ruby City MATSUE(ルビーシティマツエ)プロジェクト

理事長はまつもとゆきひろ氏

Rubyアソシエーションの顔と言えるのが、Rubyの開発者であるまつもとゆきひろ氏です。Rubyアソシエーションの理事長としてイベントに参加し、またRubyアソシエーションが認定するRuby技術者認定試験の認定証には、まつもとゆきひろ氏のサインが記載されます。

さらに、まつもとゆきひろ氏はRubyアソシエーションの事務局がある松江市の名誉市民です。またRubyアソシエーションが開催するイベントでは理事長として講演するので、ぜひそのようなイベントにも参加して直接話を聞いてください。

Rubyのコミュニティーへの支援

先ほど紹介したようにRubyアソシエーションはプログラミング言語Rubyの普及と発展を目的とした組織であり、Rubyの普及のために積極的に活動している組織です。

なおRubyを学ぶなら、いっしょに学ぶ方やメンターとなって指導してくれる方が必要です。そして、そうした方を見つけるならRubyのコミュニティーを探してみてください。Rubyアソシエーションはそうしたコミュニティーの活動に対して、イベント開催や資金提供などの支援を実施しています。

次から具体的な活動内容について紹介します。

イベントの開催

Rubyアソシエーションは、RubyWorld ConferencなどのRuby利用者向けイベントを開催しています。なお、RubyWorld ConferencはRubyアソシエーションの事務局のある松江市で開催される、プログラミング言語Rubyの国内最大のビジネスカンファレンスです。

さらに他にも各地でRubyビジネスセミナーを開催しており、2020年にはオンラインのRubyビジネスセミナーを開催しました。このようなイベントに興味のある方はぜひ参加してください。

また、中高生を対象にしたRubyプログラミングコンテストを他の企業と共同開催するなど、これからRubyを学ぶ方を対象としたイベントも開催しています。

ポテパンダの一言メモ

RubyWorld Conferencの情報を知りたい方は、公式サイトを参照してください。
RubyWorld Conference 2020

開発コミュニティーへの支援

まつもとゆきひろ氏の作ったプログラミング言語Rubyは現在オープンソースで開発が続けられており、有志の方がプログラムを追加したり、そのプログラムのチェックなどを担当しています。そのような有志の方は基本的にボランティアで作業を担当していますが、成果物を格納するサーバーや連絡に使う仕組みを運用するには費用がかかります。

Rubyアソシエーションでは、そのような開発コミュニティーが利用するサーバー費用などを負担しています。さらに開発助成制度があり、Ruby処理系やライブラリなどの開発を支援しており、優秀なエンジニアがお金をもらってRubyの開発に従事する仕組みを支えています。

活動支えるのは協賛会員

Rubyの普及や開発支援などの活動でRubyアソシエーションが支援しているお金は、企業や個人などの協賛会員からの会費が充てられています。

なお、協賛会員の制度のほかに、Rubyの高い技術を持ったシステムインテグレータや教育機関を認定する制度もあり、それを積極的に公表している企業もあります。

Rubyの高い技術を持つ企業への就職を目指す方は、認定システムインテグレータかどうかをチェックしてみてください。

Ruby技術者認定試験


Ruby技術者認定試験は、Ruby技術者としての技術力を認定する試験で、合格するとRubyアソシエーションより認定証書を受け取れます。次からRuby技術者認定試験について紹介します。

SilverとGoldがある

Ruby技術者認定試験には初級レベルのSilerと上級レベルのGoldの2つの試験が用意されています。なお、上級のGoldに認定されるには、初級のSilverに合格している必要があるので注意してください。

Ruby技術者認定試験は、Rubyを学ぶ方やこれからRubyのプログラミングの仕事を始めようとする方を対象としており、Rubyの文法の基本的な内容が出題されます。特に初級のSilverの問題は、Rubyの文法の基本を網羅しているので、Rubyを学んでいる方が自分の理解度をチェックするのにも最適です。

Ruby技術者認定試験の難易度は

Ruby技術者認定試験は、SilverとGoldのどちらもIT系の資格試験としてそれほど難しい訳ではありません。しっかり事前学習しておけば十分合格できるレベルです。

ただし、Rubyには同じ内容を複数の方法で書けることが多く、さらにオブジェクト指向のプログラミングを理解していないと使えない機能もあります。そのため、文法をしっかり理解していないと解けない問題も出題されます。

またRubyの文法を理解したと思っても、文章の問題からプログラムコードを考えられるようになるには訓練が必要です。問題集などを利用して、文章問題からプログラムを作る方法に慣れておきましょう。

受験料や試験のやり方

Ruby技術者認定試験の受講料は、1回の受験で16,500円(税込)です。なお、学生には学割が適用されるので半額の8,250円(税込)で試験を受けられます。そして申し込みはプロメトリックのホームページ上から随時可能で、提携している日本全国の試験会場で受けられます。

試験はパソコンに表示された問題を解いていく方式のため、試験終了時に合否の判定を確認できます。ただし、Ruby技術者認定試験の合格証は、Rubyアソシエーションから合格者に郵送されるので、受け取れるまで1週間ほどかかります。

ポテパンダの一言メモ

Ruby技術者認定試験に合格するには、Rubyの文法の学習の他に、過去の問題を解いて問題に慣れることも重要です。過去の問題を集めた問題集が販売されているので利用してください。

[改訂2版]Ruby技術者認定試験合格教本(Silver/Gold対応)
牧俊男,小川伸一郎 著,一般財団法人Rubyアソシエーション 前田修吾,CTCテクノロジー株式会社 監修
A5判/536ページ
定価3,960円
ISBN 978-4-7741-9194-2

まとめ

これまでRubyアソシエーションについて紹介してきましたが、Rubyの普及と開発を実際に推進しているのはコミュニティーに参加されているエンジニアのみなさんです。Rubyアソシエーションは、そのようなコミュニティー活動を支援している組織です。

もしRubyに興味を持ったなら、近くで活動しているRubyのコミュニティーを探してみてください。また、Rubyアソシエーションが開催しているイベントにも、多くのコミュニティーが参加しています。そうしてRubyに興味を持つ仲間を増やしていきいましょう。

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