Ruby on Railsをインストールしてみよう【Windows版】
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  • 2021.04.26

    Ruby on Railsをインストールしてみよう【Windows版】

    Ruby on Railsを学ぶならMacが良いとよく聞きますが、Windowsパソコンで使えないということではありません。Rubyが動作する環境を用意すれば、Windowsパソコンでも動かすことが可能です。

    Windowsパソコンならフリーのアプリが豊富で、Macに比べて安価に高性能な環境が作れるなど、メリットがたくさんあります。既に持っているWindowsパソコンでRuby on Railsを動かせたら、と思っている方もいるでしょう。

    今回はWindowsパソコンにRuby on Railsをインストールする手順を解説します。

    Windowsはプログラミング向き?

    プログラミング言語を学ぶならパソコンは必須ですが、必ずしもWindowsパソコンが向いているとはいえません。Ruby on Railsを仕事で使うならWindowsパソコンではなくMacがいい、という方が多いようです。

    しかしWindowsパソコンでもRubyが使えます。Ruby on Railsの開発ができない訳ではありません。とはいえ相性がいいとは言えません。まずはWindowsパソコンとRuby on Railsの相性について紹介します。

    Rubyはターミナルから使う

    Ruby on Railsを使うには、まずRubyを実行できる環境が必要です。しかし、Rubyというアプリケーションが起動し、グラフィックな環境で使用できる訳ではありません。

    Rubyは元々UNIXで作られたコマンドで、Linuxのターミナルなどから実行します。その点macOSはUNIXが基になったOSであり、Rubyを本番環境のLinuxと同じように利用することが可能です。

    WindowsパソコンでRubyを使うには、コマンドププロンプトから実行しなければなりません。Windowsパソコンでコマンドプロンプトを使うケースはほとんど無く、Linuxのターミナルと違い操作性もよくありません。さらにLinuxと同じように利用できない点も不便な点です。

    このため、Rubyを学ぶうえでWindowsは向いていないとされています。

    WindowsでもRubyは実行できる

    Ruby on RailsをMacで使うの利点のもう1つが、最初からRubyがインストールしてある点です。Ruby on Railsを利用するには、後から必要なソフトやライブラリをインストールしなければなりませんが、本番環境のLinuxと同じ操作で設定できます。

    Windowsは、RubyとRuby on Railsに必要なソフトやライブラリをインストールすれば、Webシステムの開発が可能です。ただし、本番環境となるLinuxと同じとはいきません。

    このような違いがあることを理解していればWindowsでもRuby on Railsを利用できます。

    Windowsを使うメリット

    Ruby on RailsによるWebシステムの開発では、Rubyだけ実行できれば十分、ということはありません。仕事でプログラムを作る場合、統合開発環境(IDE)を利用するのが一般的です。さらに、Webブラウザや表計算ソフトなどのいろいろなアプリケーションを使用します。

    そのようなアプリケーションを実行環境としては、Windowsパソコンの方が向いています。さらに、Windowsパソコンであればプログラミングに向いている高性能なパソコンを入手しやすい点も見逃せません。

    プロとしてRuby on RailsによるWebシステムの開発に参加したいのなら、ぜひ、Ruby on Raisの環境をWindowsパソコンに用意できるようになりましょう。

    WindowsにRubyをインストールする

    WindowsパソコンでRuby on Railsの環境を作るには、Windows版のRubyをインストールしなければなりません。しかしWindowsパソコンへのインストールは、本番環境となるLinuxへのインストールと全く違う手順が必要です。

    次からWindowsにRubyをインストールする手順を紹介します。

    RubyのWindows版をダウンロード

    Rubyはオープンソースのプログラムで、ソースリストが公開されており、それを使って誰でもrubyコマンドを作れます。もちろんWindowsパソコンにRubyのソースリストをコンパイルする環境が作れば、Windowsパソコン用のrubyコマンドを作ることが可能です。

    とはいえソースリストからコンパイルするのは面倒です。Windowsパソコン用のコンパイル済のrubyコマンドをインストールするプログラム「RubyInstaller」があるので、それを使ってください。

    「RubyInstaller」のダウンロードサイトは、Rubyの公式サイトにもリンクがあります。

    RubyInstallersのダウンロードサイト

    Windows版Rubyのインストール

    先ほどダウンロードした「RubyInstaller」を実行するとWindowsのインストーラを起動し、ライブラリを含むRubyの実行環境をインストールします。実行中、ライセンス認証やインストールフォルダの指定の画面が出ますが、問題なければそのまま実行してください。

    またRubyコマンドのインストールと同時にコマンドプロンプト画面でRubyの実行環境であるMSYS2もインストールします。このインストールが完了したら、rubyコマンドが利用可能です。

    コマンドプロンプトを開いて、次のコマンドを実行して動作をチェックしてください。

    Rubyのバージョンを表示するコマンド

    ruby -v

    WindowsでRubyを実行する

    先ほど紹介したようにWindowsパソコンでは、コマンドプロンプトを使ってRubyを実行します。またRubyで実行するプログラムのソースリストはメモ帳などのテキストエディタで作成可能です。

    Rubyを学習するのであれば適当な作業フォルダを作成し、その中にテキストエディタでRubyのソースリストを作成して保存してください。続いてコマンドプロンプトを開き、作業フォルダに移動してください。フォルダの移動にCDコマンドが使えます。

    作業フォルダに移動したら、そこでrubyコマンドに作成した先ほど保存したソースリストを指定して実行します。

    作業例

    \workという作業フォルダを作成し、別途テキストエディタでwork.rbを作って保存した状態で、rubyコマンドを実行した例です。

    WindowsでRuby on Railsを設定する

    WindowsパソコンにRubyをインストールしたら、続いてRuby on Railsの環境もインストールしてください。次からWindowsパソコンにRuby on Railsを設定する手順について紹介します。

    SQLデータベースをインストール

    Ruby on Railsを利用してWebシステムを開発する場合、必ずSQLデータベースを使用します。WindowsパソコンでRuby on Railsを使うなら、Windows用のSQLデータベースをいっしょにインストールしてください。

    Webサーバーなどに使われるLinuxでは、MySQLやそれと互換性のあるmariadbを使用します。しかしWindowsパソコンでそれらを設定するのは面倒です。もしWindowsパソコンでRuby on Railsを学ぶのなら、簡単にインストールできるSQLite3の利用をおすすめします。

    SQLite3のインストール手順は公式サイトを参照してください。

    SQLite Home Page

    Ruby on Railsをインストール

    Ruby on RailsはRubygemsのライブラリとして公開されており、RubygemsのライブラリはRubyのインストールと同時に使えるgemコマンドでインストールできます。Rubyをインストールできたら、gemコマンドを使ってRuby on Rilasをインストールしてください。

    Ruby on Railsのインストールコマンド

    gemコマンドはコマンドラインから実行します。インストールが終了したら、次のコマンドで動作チェックしてください。

    Ruby on Railsを使う

    Ruby on Railsのようなフレームワークは、Webシステムに必要なフォルダやファイルをあらかじめ用意しておき、最低限必要なファイルを作成することでオリジナルなWebシステムを作成できます。

    次にRuby on Railsの使い方を簡単に紹介します。

    Railsアプリケーションを作成する

    Ruby on Railsを利用するには、Webシステムのひな型となるRailsアプリケーションの作成を作らなければなりません。次のコマンドで作成してください。

    Railsアプリケーションの作成コマンド

    rails new アプリケーション名

    Webシステムを作る

    Railsアプリケーションを作成すると、指定したアプリケーション名のフォルダの下に幾つものフォルダとファイルが作られます。Webシステムを作成するには、下記のフォルダにRuby on Railsに対応したソースコードを作成します。

    app/models
    app/views
    app/controllers

    この3つは、MVCモデルのModel、View、Controllerに対応しているので、それに対応したプログラムを作成してください。

    Ruby on RailsはWindowsでも使える

    これまで解説したようにWindowsでもRubyが使えるので、Ruby on Railsの学習にも利用できます。ただし、RubyやRuby用のライブラリを管理するgemの実行は、コマンドプロンプトを利用します。

    なおWindowsを利用しているプログラマーは、効率よくプログラムを開発できる統合開発環境(IDE)をよく利用しています。統合開発環境の多くはRubyにも対応しているので、統合開発環境を利用したRuby on Railsの開発環境の構築にもチャレンジしてみてください。



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