【Ruby入門】文字列の基本と表示メソッド
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  • 2017.10.11

    【Ruby入門】文字列の基本と表示メソッド

    プログラミングの基本といえば、変数の型や数値、文字列、日付の扱いでしょう。現に、プログラミング言語の参考書は、大概これらが最初に出てきます。

    本記事では、それらの中でも特に重要な文字列について解説します。

    とても基本的なことなので、掲載されているソースコードを自分で何度も実行して、確実に理解してください。

    Rubyでの文字列の宣言

    文字列型変数の宣言

    では、プログラミング習得の王道に従い、さっそく文字列型の変数を宣言してみましょう。

    ・・・といいたいところですが、Rubyでは基本的に変数の型を宣言する必要はありません。最初に登場したときに代入する値の型に従います。つまり、こんな感じです。

    「変数 = 何らかの文字列」で文字列型の変数になります。

    初回登場時に文字列を代入するだけで、それが宣言+初期化となるわけです。

    文字列とは、Stringクラスのオブジェクト

    先ほどは文字列型の変数を宣言、と書きました。しかしこの表現は正確ではありません。

    Rubyでは、すべてがオブジェクトです。

    文字列も、文字列型の変数というより「Stringクラスのオブジェクト」という表現が正しいのです。さらにいうと、文字列型の変数というより文字列の作り方、といったほうが正しいです。

    他言語でおなじみのnewを使って、以下のようなこともできます。

    [実行結果]

    最初にStringクラスのオブジェクトを生成し、そこにaという文字列を入れました。このように書くと、Stringクラスのオブジェクトであることがよく分かります。

    本解説では、初心者のうちは文字列型と理解して問題ないので、あえて文字列型としました。これから学習を始める方は、ぜひその理解ができるまでがんばってくださいね!

    文字列を表示する各種方法

    文字列を表示する方法を順に解説していきます。

    ” と “” のちがい

    改行を特殊文字(制御文字ともいいます)で表すと\nです。文字列中にこの\nが入っていると、改行して表示されます。この\nを使って、”(シングルクウォーテーション2つ)と””(ダブルクウォーテーション2つ)のちがいを見てみましょう。

    [実行結果]

    ”で囲った方は、改行していません。一方、””で囲った方は、改行しました。つまり、”は特殊文字の制御を無効化してしまいます。“”では、その中の特殊文字の制御は有効です。

    Linuxコマンドの実行結果を表示

    UnixやLinux、Mac OSをお使いの方はぜひお試しください。

    バッククォート「`」(シングルクウォーテーション「’」とは逆向きなので注意)で囲うと、コマンド実行した結果を出力できます。

    Unix系OSで、カレントディレクトリのファイルリストを出力するコマンドは「ls -al」です。カレントディレクトリに4803.rbというファイルが1つだけある状態で、以下のコマンドを保存し、実行します。

    [実行結果]

    コマンドラインで「ls -al」を実行したときと同じ内容が表示されました。

    式展開

    例えば生徒名をstu_nameとして「こんにちは、◯◯さん」と表示させたいとします。文字列の連結を駆使してがんばるのもひとつですが、もっと簡単にできる方法を解説します。

    式展開という方法です。

    [実行結果]

    埋め込むイメージで文字列を生成できて、非常に便利です。

    文字列表示メソッド puts,p,printf

    文字列を表示させるためのメソッドをいくつか解説します。

    puts(プットエス)メソッド

    putsは、変数内の内容を表示します。

    [実行結果]

    いまひとつピンとこないですが、これが配列ならこうなります。

    [実行結果]

    要素を出力するたびに改行しました。

    結果を見て、文字列と数値のちがいが分からないことにお気づきでしょうか?また、単純に文字列を出力しつつ改行したのか、配列を出力したのかが分かりません。

    次に解説するpコマンドと比較すれば、putsの特徴はよくわかります。

    pメソッド

    同じことをpコマンドで実行しましょう。

    [実行結果]

    文字列なら””で囲われて、数値ならそのままで表示されています。つまり、pコマンドは型のちがいまで表示します。

    では配列ならどうでしょうか?

    [実行結果]

    配列でもやはり型まで表示されました。また、配列っぽく表示されたのが分かります。

    printfメソッド

    実行結果を指定した書式で表示したいときは、printfを使います。例えば文字列の長さにかかわらず固定の長さ(固定長)で表示したいなら、printfは便利です。

    [実行結果]

    defgという文字列を%10sの指定をすれば、固定長10桁で表示されます。桁数が足りないので、右側に余白が出力されました。ちなみに%10sを%-10sにして「printf(“abc%-10s\n”,str)」とすると左側に余白が入ります。

    まとめ

    本記事では、文字列の基本と表示を解説しました。

    今後、文字列の比較や置換、文字列の標準ライブラリなどなど、より複雑なことを解説していきます。今回は解説が多めですが、次回からもっと手を動かす内容になります。

    それまでに、本記事の内容をじっくり読んで理解しておいてくださいね!


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