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RubyWorld Conferenceは、プログラミング言語「Ruby」の国内最大のビジネスカンファレンスです。ただしビジネスマンが大勢集まるような堅苦しいイベントではありません。Rubyの良さを再認識できる、Rubyが好きな人々が集まるイベントです。

今回はRubyがいいな、と感じている方におすすめのイベント、RubyWorld Conferenceについて紹介します。

RubyWorld Conferenceとは

RubyWorld Conferenceは2009年から毎年島根県の松江市で開催されている、プログラミング言語「Ruby」の国内最大のビジネスカンファレンスです。Rubyを利用されている方なら、このイベントのことを聞いたことがある方が多いのではないでしょうか。

まずはRubyWorld Conferenceの概要について紹介します。

そもそもRubyとは

Rubyを利用されている方ならご存じかと思いますが、プログラミング言語「Ruby」は日本人のまつもとゆきひろ氏によって開発されたオブジェクト指向スクリプト言語です。そして、日本で開発されたプログラミング言語として初めて国際規格に認証されました。

主にWebシステム開発で使われるRuby on Railsのプログラミング言語として世界中で利用されており、短く読みやすいプログラムが書ける点が特徴です。また学習しやすいプログラム言語として知られており、複雑な処理を短いプログラムで書けることから、Rubyによるプログラムミングに魅了されたベテランのエンジニアも大勢います。

まつもとゆきひろ氏に会えるイベント

プログラミング言語「Ruby」を開発したまつもとゆきひろ氏は、1997年から島根県松江市に在住しており、現在、株式会社ネットワーク応用通信研究所フェローなど幾つもの役職を兼任されています。

またRubyの普及を目的として設立された一般財団法人「Rubyアソシエーション」の理事長も兼ねており、今回紹介しているRubyWorld ConferenceもRubyアソシエーションが開催しています。

そしてRubyWorld Conferenceは2009年から島根県松江市で開催されており、毎回、まつもとゆきひろ氏の講演を聞きに多くのRubyファンが集まるイベントです。

Rubyアソシエーションとは

RubyWorld Conferenceを開催しているRubyアソシエーションは、プログラミング言語Rubyの普及と発展のための非営利団体です。イベントの開催の他、Ruby技術者認定試験や事業者認定制度を運用しており、Rubyのコミュニティー支援にも力を入れています。
Rubyアソシエーション

RubyWorld Conferenceの雰囲気とは?

RubyWorld Conferenceは、ビジネスマンが集まって堅苦しい話をするイベントではありません。世界中から多くの方をRubyのホームタウンである松江市に招き、直接交流することで新しいつながりを作り、Rubyのコミュニティを通じてRubyを発展させることが目的の1つです。

そのためゲストスピーカーの講演も、プログラミング言語Rubyの技術的な話ではなく、Rubyが好きでそれをビジネスに使った経緯や、Rubyを利用したプログラミング教育の話など、Rubyが好きな方なら共感が持てる内容です。

RubyWorld Conferenceの特徴

プログラミング言語Rubyのイベントと言えばRubyKaigiが有名で、海外からも多くのエンジニアが参加します。では、RubyWorld Conferenceの違いは何でしょうか。次からRubyWorld Conferenceの特徴について紹介します。

Rubyの普及・発展とビジネス利用がテーマ

RubyWorld Conferenceの特徴を一言で言えば、Rubyの普及とビジネス利用がテーマのカンファレンスです。

Rubyを普及するためには、利用者を増やさなければなりません。そのため、Rubyを利用したプログラミング教育は重要なテーマです。RubyWorld Conferenceを主催するRubyアソシエーションでは、Rubyを利用している教育機関の認定も行っており、認定を受けた教育機関の実施例などの講演も聴けます。

またRubyは、Ruby on Railsを利用してWebシステムの開発によく使われるプログラム言語です。Rubyにほれ込み、Ruby on Railsで作ったWebシステムをビジネスに利用した経緯を紹介する講演もあります。

技術的な講演はRubyKaigiで

プログラミング言語Rubyのカンファレンスなら、最新バージョンの技術的な講演を聞きたい、という方も多いでしょう。しかし、このような講演は、RubyWorld Conferenceでは扱われません。Rubyの最新機能などの技術的な講演を聞きたい場合はRubyKaigiの講演を視聴してください。

なお、RubyWorld ConferenceとRubyKaigiのどちらも、多くのスポンサー企業やRubyのコミュニティーが参加しています。そして、どちらも企業の担当者やコミュニティーのメンバーと知り合うチャンスがあるイベントです。

もしいっしょに学ぶ仲間を探しているなら、RubyWorld Conferenceに参加してみてください。

松江市の魅力に触れられる

RubyWorld Conferenceは、2019年のイベントまで毎年、島根県の松江市で開催されていました。松江市ではプログラミング言語Rubyを都市のブランドとしており、プログラミング教育や企業誘致などに利用しています。

さらに松江市には宍道湖や松江城などの観光スポットがあり、出雲大社などの山陰の観光スポットへのアクセスにも便利な都市です。RubyWorld Conferenceのついでに松江市、およびその周辺を観光されてはいかがでしょうか。

Ruby City MATSUE(ルビーシティマツエ)プロジェクト

松江市:事業者向け情報:Ruby City MATSUEプロジェクト
より引用
”OSSと「Ruby(ルビー)」をテーマとした、「Ruby(ルビー)の街」としての新たな地域ブランドの創生を目指しています”

RubyWorld Conferenceの魅力

Rubyは簡潔で読みやすいプログラムが書けるプログラム言語であり、そのプログラミングスタイルに魅了されたプログラマーが大勢います。RubyWorld Conferenceは、そのようなRubyの普及とビジネス利用をテーマにしたカンファレンスであり、特別な魅力のあるイベントです。

次に他のカンファレンスにはない、RubyWorld Conferenceの魅力の魅力について紹介します。

フランクなカンファレンス

ビジネス向けのカンファレンスと言えば、背広姿のサラリーマンが大勢集まる堅苦しい印象をもたれる方がいるでしょうが、RubyWorld Conferenceはかなりフランクな感じのカンファレンスです。

ビジネス向けカンファレンスでは、会場でも商談が参加している企業の目的ですが、RubyWorld Conferenceではそのような光景は見られません。スポンサーのブースでは和やかな雰囲気で参加者と談笑している光景が見られます。

さらに、Rubyの普及と教育もRubyWorld Conferenceのテーマとなっているので、学生も多く参加しています。これもフランクな雰囲気の1つです。

Rubyっていいなを実感できるイベント

IT系のカンファレンスは、最新バージョンの機能の解説や最新の応用例など、技術的な講演が特徴です。実際、RubyKaigiでは、そういったスペシャリストの講演が人気を集めます。しかし、RubyWorld Conferenceでは、そういった技術的な講演はありません。

自分がRubyと出会ってどう変わったか、また、Rubyを学んだりビジネスに利用したことで、こんな良い経験ができた、といった体験を聞けるのが特徴です。

RubyWorld Conferenceは、中心となるRubyアソシエーションの他、島根県や松江市といった自治体の方、スポンサーの企業の方がRubyが好きでイベントに取り組んでおり、参加者もRubyっていいなと感じられることでしょう。

参加者の声

RubyWorld Conference 2018に参加した感想
より引用
”Rubyをもっと盛り上げていこう!という熱気みたいなものを、主催者側からも参加者側からも感じることができて、またRubyで何か作りたいな…と密かに思いました。”

RubyWorld Conference 2020はオンライン開催


RubyWorld Conferenceは2009年に第1回を開催して以降、松江市の会場で開催されてきました。しかし、12回目となる2020年は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点からオンライン開催となりました。

近年、インターネットを介したライブ中継を伴うイベントが増えており、会場に行けなくてもリモートで参加できる環境ができています。RubyWorld Conference 2020も、会場に講演者のみ集まり、イベント参加はライブ中継で講演を聴くスタイルで実施しました。

オンラインの開催のため、RubyWorld Conferenceに興味はあるものの松江市には行けない方から、今回はオンラインで講演を視聴できてよかったという感想をブログに書いた方もいます。

参加者の声

【レポート】Ruby World Conference 2020にはじめて参加してきました
より引用
”私は現在、3歳の子供を育てているため、例年通りだったら参加はできませんでした。オンライン開催は非常にありがたかったです。”

まとめ

これまで紹介したように、Rubyの普及とビジネス利用をテーマにしたRubyWorld Conferenceは、Rubyはこんなに素敵なプログラム言語だと感じられるイベントです。

Rubyが好きな仲間と集まってRubyの良さを語り合いたい、という方はもちろん、Rubyを学んでいる方やこれから仕事に活かしていこうと考えている方にも、おすすめのイベントです。

2020年度はオンラインでの開催となってしまいましたが、会場となる松江市もいいところなので、ぜひ、RubyWorld Conferenceの会場でRubyの良さを実感してください。

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