Webサイト制作コースのお申し込みはこちら Webサイト制作コースのお申し込みはこちら

JavaのDimensionとは

この記事では、JavaのDimensionクラスについて解説します!

Dimensionクラスとは、ボタンやチェックボックスなどのコンポーネントのサイズ(幅・高さ)を指定できるクラスです。

ポテパンダの一言メモ

コンポーネントとは、画面上に表示するグラフィカルな表現を持つオブジェクトのことを指します。

例えば、ボタンやラベル、チェックボックス、スクロールバーなどが当てはまります!

Dimensionのクラス定義は、次の通りです。

public class Dimension
extends Dimension2D
implements Serializable
java.lang.Object
    java.awt.geom.Dimension2D
        java.awt.Dimension

また、コンストラクタは次の通りです。

コンストラクタ 詳細
Dimension() 幅が0で、高さが0のDimensionのインスタンスを作成
Dimension(Dimension d) 指定された寸法と幅と高さが同じDimensionのインスタンスを作成
Dimension(int width, int height) Dimensionを構築し、それを指定された幅と指定された高さに初期化

よく使われるのが、3番目の「Dimension(int width, int height)」になります。

幅と高さが指定できるので、コンポーネントを自由に作成できます。

なお、コンストラクタについて詳しく知りたい場合は、以下の記事を参考にしてみてください!

【関連記事】

▶︎Javaコンストラクタとは?基礎からしっかり理解しよう!

では、次の章でさっそくDimensionの使い方を見ていきましょう。

Dimensionの使い方

ここでは、Dimensionの使い方を紹介します。

サンプルとして、次のコードを実行してみます。

JButtonクラスのオブジェクトに対して、Dimensionクラスのオブジェクトを使ってサイズを指定しました。

■記述例
import javax.swing.*;
import java.awt.BorderLayout;
import java.awt.Dimension;

public class DimensionWindow extends JFrame {
  public static void main(String[] args){
    DimensionWindow window = new DimensionWindow();

    window.setDefaultCloseOperation(JFrame.EXIT_ON_CLOSE);
    window.setBounds(10, 10, 500, 300);
    window.setTitle("Dimensionの確認です!");
    window.setVisible(true);
  }

  DimensionWindow(){
    JButton button1 = new JButton("Left");
    JButton button2 = new JButton("Right");

    button1.setPreferredSize(new Dimension(80, 80));
    button2.setPreferredSize(new Dimension(80, 80));

    JPanel panel = new JPanel();
    panel.add(button1);
    panel.add(button2);

    getContentPane().add(panel, BorderLayout.CENTER);
  }
}
import javax.swing.*;
import java.awt.BorderLayout;
import java.awt.Dimension;

上記の import でそれぞれのクラスを使えるようにします。

swing.*」で、GUIを使用したアプリケーション全般を使えるようにしています。

Swingを含めたGUIの実装については、以下の記事もぜひ参考にしてください!

【関連記事】

▶︎【Java】初めての方もすぐ理解できる!GUI開発に必要なフレームワークについて解説。

そして、「BorderLayout」でコンポーネントの配置を指定できます。

DimensionWindow window = new DimensionWindow();

window.setDefaultCloseOperation(JFrame.EXIT_ON_CLOSE);
window.setBounds(10, 10, 500, 300);
window.setTitle("Dimensionの確認です!");
window.setVisible(true);

ここでは詳しい説明は省きますが、上記の部分でコンポーネントを表示するためのウィンドウを設定しています。

DimensionWindow(){
    JButton button1 = new JButton("Left");
    JButton button2 = new JButton("Right");

    button1.setPreferredSize(new Dimension(80, 80));
    button2.setPreferredSize(new Dimension(80, 80));

    JPanel panel = new JPanel();
    panel.add(button1);
    panel.add(button2);

    getContentPane().add(panel, BorderLayout.CENTER);
}

上記で、ボタンを作成し、サイズをDimensionで指定しています。

ここでは、80×80のサイズで作成してみました。

最後に、JPanelクラスのオブジェクトにボタンを追加して表示できます。

実行結果は次の通りです。

■実行結果

JavaのDimensionを使った例

このように、指定した幅・高さでボタンが作成できました!

Dimensionの単位は?

Dimensionクラスはintで width / height を指定できます。

上記の例でも示したように、「setPreferredSizeメソッド」を使うことで、ピクセル単位でサイズを指定可能です。

まとめ

JavaのDimensionクラスについて解説しました。

Dimensionクラスは、ボタンやラベルなどのコンポーネントのサイズを指定できるクラスです。

GUIを使ったアプリケーションを作成する際に重宝します。

ぜひこの記事を参考に、使い方を覚えてください!

エンジニアになりたい人に選ばれるプログラミングスクール「ポテパンキャンプ 」

ポテパンキャンプは卒業生の多くがWebエンジニアとして活躍している実践型プログラミングスクールです。 1000名以上が受講しており、その多くが上場企業、ベンチャー企業のWebエンジニアとして活躍しています。

基礎的な学習だけで満足せず、実際にプログラミングを覚えて実践で使えるレベルまで学習したいという方に人気です。 プログラミングを学習し実践で使うには様々な要素が必要です。

それがマルっと詰まっているポテパンキャンプでプログラミングを学習してみませんか?

卒業生の多くがWebエンジニアとして活躍

卒業生の多くがWeb企業で活躍しております。
実践的なカリキュラムをこなしているからこそ現場でも戦力となっております。
活躍する卒業生のインタビューもございますので是非御覧ください。

経験豊富なエンジニア陣が直接指導

実践的なカリキュラムと経験豊富なエンジニアが直接指導にあたります。
有名企業のエンジニアも多数在籍し品質高いWebアプリケーションを作れるようサポートします。

満足度高くコスパの高いプログラミングスクール「ポテパンキャンプ」

運営する株式会社ポテパンは10,000人以上のエンジニアのキャリアサポートを行ってきております。
そのノウハウを活かして実践的なカリキュラムを随時アップデートしております。

代表の宮崎もプログラミングを覚えサイトを作りポテパンを創業しました。
本気でプログラミングを身につけたいという方にコスパ良く受講していただきたいと思っておりますので、気になる方はぜひスクール詳細をのぞいてくださいませ。